ホーチミンには観光客向けのベトナム料理レストランはたくさんありますが、今回は比較的新しいお店をご紹介します。レストランの名前は、Home Finest(ホームファイネスト)。
観光客だけでなく、ホーチミン在住者にも人気のレストランです。また駐在員の方は、日本からのお客様をご案内や接待するのにもおすすめできるベトナム料理レストランだと思います。
場所は在ホーチミン日本領事館の近く
日本人向けのお土産を多く扱うドンコイ通りから、タクシーで約10分/60,000ドン(約300円)でした。
お店は大きい道路に面しており、バイクや車がひっきりなしに行き交うような場所ではありますが、店構えはこじんまりしています。このお店に来るという目的を持って来なければ、見過ごしてしまうぐらいのひっそりとした佇まいです。
隣に焼肉レストランの牛角があるのでそちらの方の看板がすぐに目に入るかもしれません。
品のある落ち着いた空間
中に入ると、いい意味で予想を裏切られます。予約をしていなかったので、中に案内されるまでに敷地の中で少し待ったのでブラブラと時間をつぶしました。
こちらの建物の中央が中庭のようになっており、面白い造りになっていました。
中庭には、ちょっとした池と植物が生い茂っていました。
シックでおしゃれな内装に期待が高まる中、筆者たちは上の階に案内され、エレベーターで移動しました。
店内は落ち着いた雰囲気で、外の喧騒が嘘のようです。
店員の方は流暢な英語を話し、初めて来店した旨伝えると丁寧にメニューの説明をして下さいました。
洗練されたベトナム料理
まずは生春巻き。これなしにはベトナム料理を語ることは出来ないでしょう。
ベトナムには、微妙にちょっとずつ違う味付けの生春巻きのタレがあります。ここの生春巻きは粒々のナッツの食感と甘すぎず、しょっぱすぎない上品な味付けで、個人的にはもはやタレだけおかわりしたいくらいのハマりっぷりでした。
次は丁寧な店員さんに薦めていただいた、シーバス炒めのパッションフルーツソース添え。
肉厚なシーバスに、フルーティなパッションフルーツのソースがマッチしていました。
そしてメイン。これもまたオススメしていただいたので、カニ身たっぷりの春雨炒めをチョイスしました。
写真の通り、カニがどーんと乗っかっています。(身はちゃんとほぐしてあります)メインに春雨?と思われるかもしれませんが、結構量があるので3人ぐらいでシェアするとちょうど良いと思います。
デザートは、もち米と焼きバナナのココナッツソースがけ。
タイでも、もち米とマンゴーを一緒に食べるのがデザート感覚だったりしますが、バナナともち米も同様にとてもあう事をここで初めて知りました。
少し焦げ目の入ったもち米+バナナ+ココナッツソース=めちゃくちゃおいしい!
またこのレストランに来たら、絶対に頼んでしまうであろう一品でした。
メニューはベトナム料理の定番の品を一通りそろえていると思います。
筆者は正直なところ、外国人(観光客向け)のベトナム料理レストランは、どこも遜色なくほどほどに美味しいと思っています。ですが、ここのベトナム料理は全部オーソドックスではあるものの、どれも素直にシンプルに美味しい。そんな感想を持ちました。
予約がないと満席で入れないことも多いようなので、お店のホームページから予約された方が良いと思います。
ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
お店の情報
店舗名:Home Finest (ホーム ファイネスト)
住所:252 Dien Bien Phu St., Ward 7, Dist.3
電話:02838256666
営業時間:11:30 ~ 14:00 / 18:00 ~ 22:00
ホームページ:https://saigonfinest.homevietnameserestaurant.com/