ベトナムのスーパーの種類や野菜の値段
2023年5月16日更新
ベトナムのスーパーに行ってみよう
ベトナムに住んで1年半が経った私ですが、最近スーパーで食材を買い、自炊をはじめるようになってきました。いろいろなスーパーを回り、ベトナムらしい野菜や、日本とちょっと違うスーパーの様子を観察するのが楽しいです。
今回の記事では、ベトナムのスーパーの野菜の値段や、ベトナムのスーパーの種類などについてご紹介していきたいと思います。ベトナムに旅行に来る方はもちろん、移住を検討している方にとっても、ベトナムに住むイメージが具体的になればうれしいです。
スーパーの野菜の値段
ホーチミンには多くのスーパーがあります。
在住者だけでなく、観光客がお土産を購入するのに利用されるスーパーや、日本の商品が揃うスーパー、オーガニックなものを取りそろえた外国人や富裕層向け高級スーパーなど、様々です。
今回は、ホーチミンの中でも現地の人によく使われるスーパー「co.opマート」や「satraマート」での野菜の値段をご紹介していきます(後述しますが、日系スーパーや外国人向け高級スーパーだと、1.5~2倍したりもします)。
まずは、
なす約5000ドンVND(約25円)。日本のより大きくて安いです。買うたびにびっくりする安さです……。
もやし3000ドンVND(約15円)。これまた安いですが、日本でももやしは安いので、あまりびっくりはしません。もやしはフォーのトッピングで大量に盛られてくることが多いですが、やはり安いんですね。
キャベツ約14,000VND(約70円)。日本よりやや小ぶりですが、安いです。
パプリカ&ピーマン2個で約20,000VND(約100円)。値段は日本の約半分ぐらいでしょうか。ベトナムのピーマンは日本のより大きくて食べ応えがあります。パプリカはだいたい日本で買うのと同じです。
ライム2個で約5,000VND(約25円)。これまた激安です。こちらも、フォーなどの麺料理を屋台で食べる際、使い放題で置かれていますね。
ズッキーニ約8,000VND(約40円)。日本だとかなり高いイメージがあるズッキーニですが、ベトナムならいくらでも食べられます。栄養価が高く食べごたえもあり、何より安いので自炊の際重宝します。
大根約8,000VND(約40円)。日本のものより小さめで、そこまで安くないです。
ブロッコリー約19,000VND(約100円)。これもほぼ日本と変わらない値段ですね……。
生姜約4,000VND(約20円)。日本だと一塊で100円ぐらいしますが、ベトナムではとても買いやすいです。
だいたいこんな感じです。感触としては、日本で冬に食べる野菜は、高めだなという印象です。あと、ベトナム料理に頻繁に使われている野菜は、やはり安いですね……当たり前ですが……。
ベトナム南部はいつも日本の夏のような気温なので、年中野菜が収穫できる(二毛作〜三毛作)そうです。私は半年ぐらいスーパーに通っていますが、あまり季節感を感じず、いつでも同じ野菜が手に入るなという印象です。そもそも物価が安いですし、日本でたびたび感じる「野菜高いなあ……」という気持ちになったことがなく、スーパーの買い物も楽しいです。
おまけ1・ベトナムスーパーあるある
ベトナムのスーパーは、日本とは少し違うところがあります。
まず、リュックサックやバックなどの大きめの荷物を持って入店する際は、お店の前にいる警備員の方に結束バンドでカバンの口を閉めてもらうか、ロッカーにお店を預けなくてはならないことが多いです。これは万引き対策のためです。
この際、貴重品(財布や携帯電話)をカバンから出して、手で持つことを忘れないでください。財布を預けたままレジに行ってしまうと、ロッカーに戻らないといけなくなり、ちょっと面倒です……。
もう一つの注意点は、野菜売り場で野菜を計量してもらい、値段シールを貼ってもらうことです。ベトナムのスーパーの野菜は大体量り売りであることが多く、値札がついていません(値段は一キロあたりで表示されています)。なので、買いたい野菜を選んで、計量&値札貼りをしてもらう必要があるのです。これを忘れてレジに行くと、また計量コーナーに戻る必要があり、面倒です……。
おまけ2・スーパーの種類
ホーチミンには多くのスーパーがあり、よほどの郊外に住まない限りは徒歩圏に必ずすスーパーが見つかると思います(私は中心地からバイクで20分ほどの場所に住んでいますが、徒歩15分以内にスーパーが4つあります)。
ベトナム系スーパーの「コープマート」は、最も店舗数が多いスーパーの一つで、ベトナム系だけあってベトナム人の食文化に触れることができます。タイ系の「ビッグシー」は、店舗数がやや限られますが、日用品、服、家電、お土産まで売っている店舗もあり、大変便利です。韓国系の「ロッテマート」は、ベトナムにも5店舗あり、最近増えているベトナム在住韓国人や、ベトナム人、私達日本人などが利用しています。韓国海苔やキムチ、インスタントヌードルなどの韓国食材が豊富です。ちなみに私はここでよく韓国の味噌を買います(日系スーパーで日本の味噌を買うと非常に高いため)。
「アンナムグルメマーケット」は、中心街に多く立地している輸入食品店です。高島屋の地下にも入っています。オーガニック食材や、ベトナムで手に入りにくい食材や調味料もありますが、値段は他のスーパーの1.5~2倍することもあります。
その他日系のスーパー「akuruhi」などが、日本人街であるレタントン通りに多く存在しており、白だし、柚子胡椒などの日本独自の調味料も買えます。ただし日本の倍ぐらいすることもあります。
おまけ3・ベトナムで野菜を買う時に注意すること
聞いてびっくりしたのですが、ベトナム人は野菜を野菜用洗剤で洗う人もいるそうです。スーパーには野菜用洗剤というものが売られています。ちなみに私は水洗いだけですが、特に問題を感じたことはありません……。
スーパーで野菜選びをする際も、鮮度が落ちていたり、ラップが切れているものを見かけることは、日本より多い気がします。買う際には日本より注意深くチェックするようにしています。
まとめ
以上、ベトナムのスーパーの野菜について、ご紹介しました。観光客の方にはローカルスーパーはちょっと敷居が高いかもしれませんが、見かけない野菜や南国フルーツを見つけたり、ベトナム人の方の日常的な生活風景を目にするのはとても新鮮だと思います。
ホーチミンに来た際は、スーパーに寄って、ぜひ売り場をチェックしてみてください!
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