AOショーに行ってみた&普段は見られないオペラハウスの内部を覗いてみた

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2023年5月15日更新

AOショーに行ってみた&普段は見られないオペラハウスの内部を覗いてみた

アー・オー・ショー(À Ố Show)は、ホーチミンの市民劇場(オペラハウス)で定期的に上演されるパフォーマンス。

2013年2月より始まり、当初は期間限定だったものの好評を博し定番化したそうです。

監督が元シルク・ド・ソレイユの方だそうで、ベトナムのみならず世界のメディアで話題となっています。

言葉を使わず、音楽や演者の動きで魅せるパフォーマンスなので、国籍や年齢を問わず楽しめるアー・オー・ショー。

在住3年めにして初めて観るチャンスがあったので、レポートしていきます!

「AOショー」の基礎知識

AOショーに行ってみた&普段は見られないオペラハウスの内部を覗いてみた

アー・オー・ショー(À Ố Show)は、サーカスのような、ミュージカルのようなショー。

「À Ố」はLÀNG(村)、PHỐ(街)という言葉の母音から来ているそうです。ベトナム南部の変わらない農村風景(村)と変わっていく都市(街)の様々なシーンを繋いでいく形で構成されています。また、名前に関しては「Aah!Ooh!」と驚いてもらえるようなショーにしたいという思いも込められているそうです。

ショーは、おおまかに前半が村、後半が街という流れで構成されています。

前半では、民謡にのって南部農村の衣装を来た女性が竹籠を持ってパフォーマンスをしたり、伝統衣装であるアオザイを着た女性が登場したりします。後半はバイクの喧騒や住居の様子など、現代的なモチーフが描写されます。

竹細工を使ったパフォーマンスも見どころです。大小の竹籠や竹ザル、トランポリン、フリスビー、空中ブランコなど、サーカスのような曲芸が行われることも。

また、音楽も魅力です。ベトナムの伝統的な楽器から、ギターやバイオリンといった楽器まで17種類の楽器を5人の演者が使い分けて演奏されます。

オペラハウスの基礎知識

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アー・オー・ショーの会場となっている市民劇場(サイゴンオペラハウス)は、1898年にフランス人建築家によって建てられた、歴史ある建物です。1998年にサイゴン300周年記念として修復され、2012年には国会遺跡に指定されました。今もホーチミンのランドマークとして親しまれています。

このオペラハウス、ホーチミンの観光スポットとしてもとても有名なのですが、残念ながら一般開放は行っておらず、通常は中に入ることはできません。ただ、アー・オー・ショーの来場者は、中を自由に見学することができます。

「AOショー」チケットの購入方法と席種

https://www.luneproduction.com/

こちらのサイトから購入できます。

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チケットは、安い方からaah! Ooo! Wow!席の3種類があり、それぞれ700,000VND、1,150,000VND、1,600,000VNDです。

1階の端と3階席が一番安く、1階中央が中間、2階席が一番高くなっています。

今回私の席は中間の値段でしたが、1番前の中央の席だったので、かなり見ごたえがありました。

「AOショー」に行ってみた

今回は3月25日(木)の20時からの会に行ってきました。チケットには1時間前に来るようにと書いてありましたが、30分前ぐらいに到着しても特に問題はありませんでした。

AOショーに行ってみた&普段は見られないオペラハウスの内部を覗いてみた

チケットを切ってもらって中に入ります。

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ベージュ、濃赤を貴重としたクラシックな雰囲気。装飾が施された大きい階段で写真撮影している人もたくさんいました。マジェスティックやコンチネンタルなど、ホーチミンのコロニアルホテルが好きな方はきっと気にいると思います!

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2階席、3階席はこんな感じ。いかにもオペラハウスという雰囲気で期待が高まります。ただ3階席は結構遠いので、同じ値段なら1階の端の席の方が良いかも。

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1階から見た様子です。3階までぬける吹き抜け、そして天井の装飾が見渡せます。

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イスもこんな感じで可愛いです。

開演まで時間があるなら、ロビーで無料のウエルカムドリンクが楽しめます。ベトナムの伝統的なお茶が用意され、またwow! [W]席用のブースではお酒も無料で飲めるようでした。ベトナムのケーキも一つ20,000VDNで販売されていました。

AOショーに行ってみた&普段は見られないオペラハウスの内部を覗いてみた

ちょっと早めにオペラハウスのテラスでドンコイ通りを眺めながらのんびりと開演を待つことができます。

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開演前からグッズ販売もされています。ショーのロゴやイラストが入ったマグカップやタオル、Tシャツなどなど。

ショー中は写真撮影が禁止なので写真はありませんでしたが、70分程度のショーを最後まで飽きずに楽しむことができました。

一番感動したのは音楽。おそらくベトナムの国宝級の演者が揃えられているのでは、と思います。音楽だけでも元を取ったなという気持ちになりました。

ショーは、アクロバティックな芸あり、笑えるシーンあり、ボイスパーカッションもあり、観客のコールアンドレスポンスを求めるようなシーンもありました。

ただ、なんというか、シュールというか、どこが拍手どころか分からなかったり、笑いのツボがずれてて置いてかれる感じは多少ありました。あと、ベトナムあるあるですが、いろいろ盛り込みすぎてよくわからなくなっている気もしました。その分展開が早いので、お子様なども飽きずに楽しめるという面はあると思います!

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公演が終了したあとは、パフォーマーはロビーでお客を待っていてくれています。彼らと一緒に記念撮影も可能です。日本のように一列に並んで礼儀正しくおじぎするのではなく、階段に座って歌を歌っています。みなさんすごい笑顔で、ベトナム人らしさを感じました。

まとめ

以上が「AOショー」のご紹介でした。観光客向けのショーで、在住者は意外と行ったことがない人が多いと思いますが、コロナで観光客がいないうちに一度行ってみるのもアリだと思います。ベトナム人が思うベトナム人らしさ、ベトナム人が外国人に見せたいベトナム像などを知ることができました。

AOショー

公演場所:07 Đồng Khởi, Bến Nghé, Quận 1

公演日時(2021年5,6月):

2021年5月1,2,3日 20:00~

2021年6月8,9,10日 20:00~

https://www.luneproduction.com/

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