ベトナムが舞台のアナログゲームを買おう!遊ぼう!

2023年5月16日更新

ベトナムが舞台のアナログゲームを買おう!遊ぼう!

新型コロナウイルスの感染拡大にともない、おうちで過ごすことが多いと思います。日本では、コロナの影響でボードゲームに興味をもつ人が増えているとか。

そんな中、今回の記事では、私が見つけたベトナムが舞台のボードゲーム&カードゲームをご紹介したいと思います。

可愛いデザインで、ベトナムらしさが溢れているボードゲームは、インテリアにもいいし、お土産にもいいし、もちろん遊んで楽しむこともできます! 

ホーチミンを舞台にしたモノポリー

初めにご紹介するのは、モノポリー。ハノイ版とホーチミン版があるのですが、今回はホーチミン版です。

モノポリーは、20世紀初頭にアメリカ合衆国で生まれたボードゲームで、いまや世界で最も有名なボードゲームのひとつです。

不動産取引、投資などがモチーフになっており、資産を増やして他のプレイヤーを破産させるのが目的のゲームです。

このモノポリー、いろんな街をテーマにしたバージョンが販売されているのですが、ホーチミンはこんな感じです。

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舞台になるのは、1880年代、フランスに統治され「東洋の真珠」と言われていたころのサイゴンです。

プロパティ、チェスト、チャンスカードなどの写真も当時のものを使われており、在住者にとっては「へえ、あの通り、昔はこんな感じだったんだ」と感慨深くもあります。植民されていた当時の、フレンチころにあるコロニアルな建築物の写真も盛りだくさん。こういった建築が好きだったり、歴史マニアの方にはぴったりのお土産になりそうです。ちなみに、モノポリー愛好家は世界中にいて、こういった都市ごとのバージョン違いを購入するために、わざわざ現地まで足を運ぶ人も多いそうです。

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お金は、フランス語が書かれています。当時はこんなお金が使われていたのでしょうか……。

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ポールは、ノンラー(ベトナムの笠帽子)を被っていて、とってもかわいいです!

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「ドンコイ」「ハイバーチュン」など、在住者なら今でもよく通るだろう中心街の通りの名前が使われています。ホーチミンを旅したことがある方も、旅行の思い出がよみがえると思います。

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現在は公園になっているグエンフエ通りは、昔は運河でした。

なお、付属の説明書は英語となります。(モノポリーは有名なゲームなので、日本語で検索したらルールを教えてくれるサイトはたくさんあるから問題ないと思います!)

ちなみに、ハノイ版は、1900年のハノイ版は、ココイス、ルージーン、ギンコなどでも売っているようです。私は、ホーチミン版を、チョコレート屋さんの「MAROU」で見かけました。チョコレートとセットで1,550,000VNDとのことです。

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2~6人で遊べて、プレイ時間はおよそ1時間半から2時間とのことです。とにかく盤が素敵なのでインテリアにも良いですし、おうちでがっつり遊ぶのにも適していると思います!

ホイアンを舞台にしたカードゲーム「HOI PHO(ホイフォ)」

続いてご紹介するのは、16~17世紀の交易港町ホイアンを舞台にしたカードゲーム「HOI PHO(ホイフォ)」です。ホイフォというのは、ホイアンの昔の名前だそうで、当時は世界中から商人が集まり、交易が繰り広げられていたそうです。

このゲームは、世界中の商人と協力してお金を稼ぎ、ダイベト王(ベトナムの王様)から契約を取り付けるのが目的です。人数は3~5人、プレイ時間は15~30分ぐらいなので、比較的気軽に遊べると思います!

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まず箱からしてとってもかわいいです。ホイアンのテーマカラーである黄色をベースに、ランタン、川、船が描かれ、ホイアンを旅行したことがある方なら旅行の思い出が浮かんでくると思います。

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右の巻物のようなものが契約書(これを3つ集めた人が勝者となります)。左はお金です。どちらもベトナムっぽくて雰囲気がありますね。

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商人カード。動物をモチーフにしてあり、各国のお国柄が、名前や服装に現れていて楽しいです(インドネシアの猿。フランスの猫、ベトナムの牛……などなど)。ちなみに日本は「リュウ・イトウ」という名前の龍です。

12人の商人カード+船カードをプレイヤーに配り、一枚ずつ同時に出し、強いカードを出した人がお金を勝ちとり……ということを続けていくゲームです。こちらのゲーム、説明書がベトナム語なのですが、日本語版を「ボードゲームギーク」というサイトから無料でダウンロードすることができます(サイトにログインする必要あり)。

https://boardgamegeek.com/filepage/191716/fai-fo-rules-jp-ver100

こちらのゲームは、3区の「OHQUAO(オーワオ)」というアートショップで取り扱われていました。

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また、1区のボードゲームカフェ「Board game station」でも、実際に遊んだり、購入したりすることができます。どちらのお店も、英語ができる店員さんがいるので、気になる人は足を運んでみてください!

OHQUAO(オーワオ)

住所:58/12 Pham Ngoc Thach St., Dist. 3, HCMC

営業時間:10:00~20:00(月休)

Board game station

住所:30 Cô Bắc, P.Cầu Ông Lãnh, Q.1

営業時間:9:00~22:30

https://www.facebook.com/bgs.cobac/

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