ホーチミンで、ラーメン……?
と思うかもしれませんが、実はホーチミンはラーメン激戦区と言われています。在住日本人の多さ、ベトナム人の日本食好きなどさまざまな要因があると思いますが、とにかく在住日本人にとっては、ラーメンの選択肢がたくさんあるのは嬉しいことです。
私は在住10ヶ月にして突然「ラーメン食べたい!」という思いが発作のごとく現れたので、グーグルマップで検索して、行ってみることにしました。
「麵屋武一」って?
東京新橋を本店とし、日本展開だけでなく、ドイツ・シンガポール・タイ・中国・ベトナム・カンボジア・マレーシアに店舗がある有名店。鶏白湯が名物のようです。私はグーグルマップで調べて一番近いラーメン屋に行っただけなのですが、2016年からホーチミンに開店し、ラーメン戦争を生き残っている、人気店のようです。
「麵屋武一」のアクセス
お店の場所は、若者向けの服屋さんが立ち並ぶグエンチャイ通り。「ベトナム!」なところに、いきなり「日本!」なお店があらわれるので結構びっくりします。よくある、日本人がいない日本料理屋ではなく、完全に「日本!」です。
「麵屋武一」の内装
内装も、完全に「日本!」。店員さんたちが「いらっしゃいませ~」と、初々しい日本語で迎えてくれます。
カウンター席と、テーブル席があります。このお店は、ラーメンのみならず、焼き鳥などの居酒屋メニューも出しているそうで、飲み会でも使えるようです。
「麵屋武一」のメニュー
ラーメンは100,000VND(約500円)程度からあります。他のホーチミンのラーメン店より若干安いかな?という感じです。
ラーメン以外の居酒屋メニューも充実しています。
今回は、「鶏白湯スパイシー」の「あっさり」(119,000VND、約600円)に、スペシャルトッピング60,000VND(約300円)を足してみました。
肉だらけになってしまい、びっくりしました。スープは半透明で、まろやかな中に唐辛子系のストレートな辛さがあります。「あっさり」といえども、私にとっては相当濃厚に感じられました。トッピングの鶏もも揚げ、味玉子もかなり味が濃いめでした。一番おいしかったのは鶏チャーシュー。揚げ物がかなりヘビーだったので、次はトッピングは鶏チャーシューだけでいいかもなと思いました!
ちなみに、結構味が濃かったので白米が欲しくなり、スモールライス(20,000VND、約100円)も頼みました。ちょっと期待していたのですが、こちらは日本のおいしいお米!というわけではなく、普通のお米でした。まあラーメンを食べに来たので問題ないです。
色々頼んだら結果、お会計が約200,000VND(約1,000円)に……。ホーチミンでラーメンを食べる場合は、レベルも日本並みな分、お値段も日本と大して変わらないかもしれません!
「麵屋武一」お店の情報
以上が「麵屋武一」のご紹介でした。メニューにベトナム語が書き足されていたり、
卓上調味料にベトナム人必須アイテムがあったりと、
ベトナム人にも愛されているお店だなという印象がありました(お客さんも、私が行った際は半分くらいベトナム人でした!)。
「わざわざ外国に来て、日系のお店に行く?」と思われるかもしれませんが、日本のお店がローカライズされているのに触れたり、日本語を話すベトナム人の方に接客してもらうのも、なかなか楽しいものです。
ホーチミンでラーメンを食べたくなったら、ぜひ足を運んでみてください!
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お店の名前:MENYA TAKEICHI Vietnam(麺屋 武一)
住所:106 Nguyen Trai, District 1, HCMC
電話番号:083 9253 539
