ホーチミン在住者の【超リアル】生活費レポート

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2023年5月15日更新

海外旅行をして、気に入った土地があると、「この街に住んだらどんな生活を送るんだろう……?」と妄想してみることがあると思います。

そんな妄想の一助になるかどうか分かりませんが、今回は私の超リアルな家計簿をお見せしようと思います!

私のスペックは、32歳独身女性、日本語教師&ライター、ホーチミン在住8か月です。

ホーチミン生活費その1・固定費

まずは固定費。

家賃(Wi-Fi代込み):35,000円

電気代:1,500円

水道代:500円

洗濯、乾燥機代:1,000円(1回200円×月5回)

携帯代:500円

計:38,500円です!

家賃

ホーチミン在住者の【超リアル】生活費レポート

こんな家に住んでいます!

計算したら専有面積は18平方メートルぐらいでした。

都心からの距離的に「高円寺か中野ぐらいに住んでいる」感覚なのですが、もし東京ならこの物件70,000円ぐらいしそうだな……という感覚。

ちなみに家具付き、キッチン無し、バスタブ無し。南向き、角部屋、三方向窓あり。

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築0年、私が最初の入居者です。

そう言えば、「慣れた在住者は『新築』には住まない」「細かな欠陥を最初の居住者が一通り指摘し、直しつくされた後に住む方が得」と聞いたことがあります。

確かに、この8か月でも、カーテンは落ちるわ、シャワーは落ちるわ、ルーターは落ちるわ、色々ありました…。

家賃以外の固定費

電気代に関しては、毎日10~16時ぐらいはクーラーをかけているし、在宅率が高い割には安いと思います! 水道代も激安。

洗濯は、部屋に洗濯機が無いのですが、一階に常駐している守衛さんに頼むと洗濯&乾燥してくれます。日本で自分で洗濯機を回していた時より楽だし、安い!

それから特筆すべきは携帯代。

安すぎて割り出せないのですが、高くても月500円のはず……。

プリペイド式なので、はじめに数百円のSIMカードを買い、ストックがなくなるとコンビニや、それぞれのキャリアのサイトを利用してお金をチャージして使うという仕組みです。

ホーチミン生活費その2・食費

食事

食事代は、約20,000円です!

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屋台のローカル飯を食べれば一食75~150円なので、単純計算で一日100円×3食×30日=9,000円で済むはずなのですが、私はベトナム料理に飽きないように、定期的に洋食・和食を食べに行っているので、高くなります…。

ちなみに家にキッチンがついていないので、オール外食です。すごく楽です。日本だったら、食事をオール外食にしたら、食費がとんでもないことになると思います。

おやつ

食事とは別に、おやつ代が約6,000円です!

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私は、家計簿に「おやつ」という項目がたつほどの甘党です笑。

毎日屋台でフレッシュジュースを飲む(約25~100円)のと、週2でおしゃれカフェのタピオカミルクティーやフラペチーノ(約200~300円)を飲んでしまうためです…。

というわけで食費の合計は約26,000円ですね。

ホーチミン生活費その3・日用品

日用品の支出は、約10,000円です。

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ベトナムならではの出費は、

・虫よけスプレー、ベープ

・飲料水(私は東京では水道水を飲んでいたのですが、こちらでは現地人も飲みません)

などです。

生理用品、トイレットペーパー、ティッシュ、タオル、コピー用紙などの値段は日本と変わりません。

ベトナムは食べ物は安いですが、工業製品は日本と同じぐらいします。私はまだ在住歴が浅いため、コピー機(10,000円)、扇風機(2,000円)、机(3,000円)などを買いそろえていますが、ショッピングモールで買うと日本と完全に同じ値段です。

(慣れれば、市場や路上でもっと安く買えるのかもしれませんが……)

ホーチミン生活費その4・交通費

約6,000円です!

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交通は、私の場合は100%バイクタクシーです。「Grab」「Go-Viet」等のアプリでバイクを呼ぶと、1~2分で直近のGrabバイクが駆けつけてくれます。アプリで事前に目的地をいれておけるし、金額も自動的に算出されるので、言葉が出来なくても使えます。めちゃめちゃ便利です。

市街地に行く時に片道5km程度乗っています。往復で300円ぐらい。

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電車や地下鉄のないホーチミン。タクシーやバイクタクシー(セオム)もあるけど言葉は通じないし、遠回りされたりボラれるの嫌だな…...

ホーチミン生活費その5・娯楽費

娯楽費は、約10,000円です!

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内訳のメインは

・マッサージ

・日本の本をAmazonで買い、ホーチミンに旅行に来る友人宅に送り付け、持ってきてもらう

・有料メルマガ、note、オンラインサロンなど

・ローカルなジム(月1,250円)

これは特殊過ぎてあまり参考にならないかもしれませんが……。

とりあえず娯楽の選択肢が狭まるので、私の場合は本やネットなど、「文章」への支出が増えました。

ホーチミン生活費その6・交際費

交際費は約5,000円です。全然交際しないので……笑。

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この出費は、

・日本にいる友達にAmazonやLINEギフトでプレゼントを贈る

・日本から友人が遊びに来た時に、一緒に観光する

などです。

ちなみに飲み会に関しては、ローカルの居酒屋でガンガン飲んでも一人1,000円未満で済みますが、外国人向けの店に行くと3,000円ぐらいするようです。私は飲まないのであまり分かりませんが……。

ホーチミン生活費その7・美容費

美容費は、約8,000円です!

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・美容院(日系サロンでカット):2,500円

・まつエク(日系サロン):3,000円

・他、化粧品、服など

です。

ローカルのサロンを使えば激安になるとは分かっているのですが…。「言葉が通じないからとんでもない髪型になったらどうしよう」「ベトナムのシャンプーは爪を立てて洗うから痛いらしい」「ベトナム人とは髪質が違うから日本人にまかせたい」「目まわりは日系が安心」などの理由で、いまだにローカルサロンには踏み込めず…。

ホーチミンのいいところとして、常夏なので服代が安く済むところがあります!衣替えが無いのも超楽!

その他

海外在住者向けの保険(約5,000円)に入っています。観光客向けの保険だと、バイク事故への補償がなかったりするのですが、これに入ることで安心してバイクに乗れます…。

生活費合計

固定費:38,500円

食費(食事+おやつ):26,000円

日用品:10,000円

交通費:6,000円

娯楽費:10,000円

交際費:5,000円

美容費:8,000円

保険料:5,000円

合計:約108,500円となります。

今のところ、切り詰めているという感覚は全くないので、本気出せばもっと節約できると思います!

とりあえず、在住中に一回ぐらいはローカルサロンにチャレンジしてみたいなと思います!!

ホーチミン暮らしの良いところ・悪いところ

東京とホーチミンの生活費を比べて、ホーチミンのよいところ、悪いところを考えてみました。

●いいところ

・固定費が安い(特にインターネット代)

・住居の敷金・礼金が無い(デポジットは大体ある)

・携帯電話の料金に、複雑な料金プランが無い

・外食が安い

・暑いため、衣替えが無く、服代がかからない

・「Grab」「Go-Viet」等のバイク配車アプリが便利かつ安い

・現地の人~外国人駐在員で生活費の開きが日本以上に大きいため、ローカルのものを上手に使えばかなり節約できる

●悪いところ

・工業製品は日本と大体同じ値段

・当然だが、無理やり日本のものをそろえようとすると高くつく

・現地の人~外国人駐在員で生活費の開きが日本以上に大きいため、駐在員の友達が出来るととんでもなく出費が増えたりする

私としては、今のホーチミン暮らしに大変満足しています。下手に東京に帰ったら固定費に殺されそうで怖いです……。

まとめ ~ホーチミン暮らしはおすすめ?

誰にもおすすめできるものではありませんが、私のように

・ネットが出来れば大体の娯楽はまかなえる

・日本の煩雑さが性に合わない。単純明快で手っ取り早いものが好き

という人にはおすすめです! 安くて快適なホーチミン生活が送れること間違いなし。更に興味を持った方は下記の記事もどうぞ↓↓

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