路上で見かける「ベトナム将棋」をやってみよう!

2021年2月22日更新

「ベトナム将棋」って?

路上で見かける「ベトナム将棋」をやってみよう!

在住者なら一度は見たことがある、路上でおじさんがよくやっている、将棋のような盤を使うゲーム。あれがベトナム将棋「co tuong」です。(中国語では象棋(シャンチー)と言われています。また英語では「chinese chess」と呼ばれています)。

最近の私は、ベトナム人の知人に習い、このゲームを初めてみることにしました。やってみると、思ったより簡単だし、パズルみたいで面白いです! また、兵士、王様、象や馬を模したコマがあったり、川を挟んで相対するなど、昔の戦いを思わせる物語を感じることができて味わい深いです。

今回のこの記事では、ベトナム将棋の概要、日本の将棋との違い、ルール、ホーチミンで遊ぶ方法などについてご紹介していきます。

「ベトナム将棋」の概要、日本の将棋との違い

赤と黒の、各7種類16個のコマがあります。コマは日本の将棋とはちがい、マスの中ではなく線が交差したところに置きます。

「帥」または「将」と書かれたコマが王様で、王手なども仕組みも日本の将棋と同じです。

日本の将棋と、コマの取り方は同じです。ただし、取ったコマを自分のものとして使うことはできません。

このように、日本の将棋より、コマの数も少ないし、とったコマを使うこともできない分、要素が少なくてとっつきやすいことが分かると思います。

プレイ時間は、局によりますが大体30分ぐらいです。ちょっとしたミスが致命的な展開となりあっというまに勝負がつくことも多いです。

「ベトナム将棋」の詳しいルール

コマの初期配置はこうです。

路上で見かける「ベトナム将棋」をやってみよう!路上で見かける「ベトナム将棋」をやってみよう!

赤と黒で違う漢字が使われていることが分かると思います(「師」と「将」、「象」と「相」など)。動き方は同じなのであまり気にしなくて大丈夫です。

各コマの動き方はこうです。

・「兵」「卒」:「歩」とだいたい同じ。前に1マスだけ動ける。ただし、川(盤の中央)を超えたら、ヨコに1マス動けるようになる。後ろへは、常に動けない。

・「帥」「将」:「王将」と同じ。前後左右に1マス動ける。また、九宮(×が書かれている2×2のマス)の外には出られない。

・「仕」「士」:王を守る士官。斜めに1マス動ける。また、九宮(×が書かれている2×2のマス)の外には出られない。

・「相」「象」:斜めに2マスだけ動ける(1マスのみはだめ)。川を超えることはできない。

・「車」「俥」:「飛車」と同じ。縦横に何マスでも動ける。

・「馬」「傌」:ナイトと同じで1×2マス先、前後左右合計8か所へ行ける。

・「砲」「炮」:縦横に何マスでも動ける。ほかのコマをとる時は、間に他のコマを一つ挟まないといけない。

どのコマも、他のコマを飛び越えることはできません(砲が敵のコマをとる時を除く)。

以下、その他のルールです。

・「帥」と「将」が、同じ線上に並ぶような手は打てない。ただし、間に他のコマが一つでもある場合はOK。王同士が直接相対することができないという面白いルールです。

「ベトナム将棋」をやってみよう!

それではさっそくベトナム将棋をやってみましょう!

路上で見かける「ベトナム将棋」をやってみよう!

大きな本屋さんには文房具コーナーがあり、そこではベトナム将棋セットが売られています。私は、グエンフエ通りの本屋さん、FAHASA BOOKSTOREで50,000VNDで購入しました。

また、コンビニで売られていることもあります。私はレタントンのファミリーマートで買ったこともあります。

更に、アプリでやってみることもできます。おすすめはこのアプリ。(chinese chessで検索すると出てきます)。

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英語での表記なので、ベトナム語が分からなくてもやってみることができます。また、「パズル」というモードがあり、詰め将棋をすることもできます! いきなり対戦するのがハードルが高い方は、このパズルで練習してみるといいと思います。

更に、私が日本人、日本語話者の方向けに「ベトナム将棋をやってみる会」を開催しています。開催は不定期ですが、平日の夜のことが多いです。どなたもこの会で初めてやってみた方ばかりですし、チェスや日本の将棋を知らなくてもすぐにやってみることができます(私自身チェスも将棋もやったことがありませんが、問題ありませんでした)。

参加してみたい方はhttps://twitter.com/RayShibusawa/ か、 info@rayshibusawa.her.jpまでご連絡ください。

まとめ

以上が、ベトナム将棋のご紹介でした。ホーチミンに住んでいるうちにこのゲームを覚えると、路上で見かける勝負を見る目も変わります。ゲームは言葉が通じなくてもできるので、ベトナム人と仲良くなるツールとしても良いと思います。興味があればぜひやってみてください!

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