ホーチミン旅行で絶対食べるべき屋台料理 10選
2025年3月3日更新
ベトナム旅行では屋台料理にも挑戦したいところです。旅行者の中には「お腹壊さないかな」と心配になる人もいるでしょうが、せっかくの東南アジア旅行です。「お腹を壊すときは5つ星ホテルのレストランであってもお腹を壊す」、と腹をくくって屋台のB級グルメを食べ歩いてみてはいかがでしょうか。
今回はホーチミンに訪れたら、確実に押さえておきたい屋台料理ベスト10をご紹介します。
スイーツ系
まずはスイーツ。ベトナムスイーツの代表から、あまり見かけないちょいレアスイーツを紹介。女子旅観光中で見つけたら、マストで試食してみましょう。
チェー(Che)
ベトナムスイーツといえばチェー。日本ではぜんざいとして紹介されていますが、ベトナムでも女子学生を中心に人気があります。学校の授業が終わる放課後には、決まって正門前に並ぶチェーの屋台に学生が集まります。
チェーといっても具の種類はまさに無限。屋台では砂糖水やココナッツミルクといった数種類のベースからトップング(具)を複数チョイスします。
チューイヌン(Chuoi Nuong)
バナナを炭火でこんがりと焼いて、その上からココナッツミルクをたっぷりとかけた屋台グルメの王道。特に子供が大好き。1区都心ではあまりこの屋台は見かけないかもしれません。
郊外の学校近くなどではよく見ることができますので、観光中心部で見つけたらラッキーと思って買ってみてください。
ヌックミア(Nuoc Mia)
こちらはサトウキビのジュース。一杯5000~1万ドンと安く、またホーチミンの1区であってもどこでも見かけることができます。1万ドン以上なら確実にぼったくられているので要交渉。
サトウキビを専用の機械ですりつぶし、ライム汁を混ぜて完成のシンプルジュース。喉が渇いたときの水分補給にどうぞ!
軽食系
ホーチミン市内を観光散策もしくはショッピング中、「ちょっと小腹が空いたな」と感じたときに食べたい屋台料理を紹介します。人が集まるところに屋台あり。なかなか見つからないでいる方は、公園に向かってみてはいかがでしょうか。
バインミー(Banh Mi)
ガイドブックにも必ず紹介される屋台グルメの王道中の王道であり、フランス植民地時代にもたらされたフランス料理。バインミーはベトナムサンドウィッチです。
パテを塗って豚肉や香草、トマト、レタス、ハムなどを挟んで、ヌクマムで味付けをして完了。唐辛子は味にアクセントがついておすすめですが、辛いのが苦手な方は断ってもかまいません。
バンチャンチョンBanh Trang Tron
バンチャンチョンはここ15年~20年の間で生まれた最近の屋台料理。ライスペーパーをラーメンのように細長く刻んで、複数の調味料を加えて香味付けしたもの。タレがしみ込むとライスペーパーも柔らかくなり美味。3時のおやつに食べたくなるお手軽料理です。一つ1万ドン程度で売っています。
箸で食べます。最近はベトナム全国で見かけるようになりました。いまではすっかり定着して、ブームの域を越えました。
バンチャンヌン(Banh Trang Nuong)
バンチャンヌンはライスペーパーを下地に網で焼き、マーガリンを塗ってその上に刻み葱やうずらの卵、干しエビに刻んだソーセージ、ひき肉などを載せてこんがりと焼き上げた屋台料理。
この料理が生まれたとされる中南部高原ダラットは、具が大量に載りボリューム満点。
ソイ(Xoi)
こちらは日本でいう「おこわ」です。もち米を使っているので日本人にも親しみやすい一品。ハーブなどで色付けされているものもあれば、「ソイガー(Xoi ga)」と呼ばれる鶏肉が具に添えられているものもあり、いずれも違った味が楽しめます。
腹持ちがいいので、二つほど食べるとこれでお腹いっぱいにもなりますが、ソイだけでお腹を満たしてしまうのではいささかもったいないので、一つ買ってみんなでシェアするのがいいでしょう。
がっつり系
ここでがっつりと食べてしまう、というメイン志向の方におすすめの屋台料理を紹介します。ここでお腹を膨らましてもいいですし、上記で紹介した別の屋台料理をはしごするのもいいでしょう。
ブンリウクア(Bun Rieu Cua)
ベトナム人の国民食である「ブン」はフォーと同じく米粉麺。その麺を素材に使う料理は幾種類とありますが、こと屋台で食べられるブン料理に関しては、こちらをおすすめしたいです。ブンリウクアは泥カニとトマトをベースにスープを作った麺料理で、カニのすり身のほか、刻み葱や揚げ豆腐、ハムなどが具に入っています。
多少酸味がある味付けは食べていると病みつきになるおいしさがあります。なお、マントムと呼ばれる灰色の発酵タレをつけて味にアクセントをつけるのも
バインセオ(Banh Xeo)
ベトナム風お好み焼きと称されるバインセオは南部の名物。しかし、味も調理法もお好み焼きとは似ても似つきません。生地は溶いた米粉とココナッツミルクでつくり、ターメリックで着色、具は野菜から肉、魚介までさまざま。レストランで食べると大きな生地一枚が出てきますが、屋台では手のひらサイズの小ぶりの丸い生地となります。一人5枚くらいはペロッと食べることができます。一枚5千ドン程度です。
ガーヌン(Ga Nuong)
「Ga=鶏」、「Nuong=焼く」、つまりは「焼き鳥」ですね。もも肉、手羽先、ぼんじりなどが定番メニューです。人気の屋台は毎夜歩道が人で埋め尽くされるほど。
タクシーの運転手に「おいしいガーヌンの屋台に連れていけ」といえば、快諾してくれることでしょう。
屋台に行く前に
とはいうものの、どうしてもお腹を壊さないか心配という方もいらっしゃいます。そういった旅行者は、屋台へ行く前に整腸剤を飲んでおくといいでしょう。また、蚊に刺されやすい方は、虫よけスプレー、ムヒも持参するといいでしょう。
ホーチミン旅行では満足するまで屋台料理を楽しんでいってください。
関連記事
ホーチミン観光情報ガイドが最近書いた記事
ホーチミンで見つける“お茶”のお土産。旅の余韻を味わえるおすすめ5選
はじめに ベトナム旅行の楽しみの一つが、現地ならではのお土産探し。中でも「お茶」は、かさ...
【徹底解説】2025年4月30日|ホーチミン市・統一50周年記念イベント完全タイムライン
はじめに 2025年4月30日(水)、ホーチミン市では「南部解放・国家統一50周年」を...
ホーチミンで泊まりたい高級ホテル5選|安心・快適な滞在を求める日本人旅行者へ
はじめに ホーチミン市で高級ホテルをお探しの旅行者の皆様へ、快適で安心な滞在を提供...
旅の始まりを安心に:タンソンニャット国際空港バス情報と防犯対策まとめ
タンソンニャット国際空港の交通アクセスの詳細について説明していきます タンソンニャット国際空港のシャトル...
ホーチミン観光】4月30日・5月1日はホテル満室続出!記念イベントに向けて人員増強中
4月30日(南部解放記念日)と5月1日(メーデー)に向け、ホーチミン市内のホテルでは宿泊予約が急増。特に1区の中心...