気になるレンタルバイク!ホーチミンでの運転ルールとバイクの駐車方法
2023年5月15日更新
まだ地下鉄が開通していないホーチミン、困ってしまうのが交通手段です。そこで少し長いベトナム滞在を考えておられる方なら、とても自由が効くバイクのレンタルを考えるかもしれません。
この記事では、ホーチミンでのバイク利用や駐車の方法を中心にお伝えしたいと思います。この情報は、旅慣れた人への上級編です。ベトナムの中でもホーチミンの交通量は多く、旅慣れていない方はバイクの運転をおすすめしません。
ベトナムのバイク免許事情
ベトナムでは、50CC以上のバイクに乗るためには免許の取得が義務付けられています。つまり、50CC以下の日本で言う原動機付自転車であれば、18歳以上のあなたは運転免許証なしで乗ることができます。ですので、バイクレンタルの際は50CC以下のものをレンタルするようにしましょう。それ以上のサイズのバイクを乗った場合は、無免許運転で罰金の対象になります。
ちなみに、道路交通に関してベトナムはウィーン条約に加盟しています。日本が加盟するジュネーブ条約の締結国ではないので、日本で発行された国際免許証を使うことはできません。
もしも51CC以上のバイクに乗りたいなら、現地で一から取得するか日本の免許証を使ってベトナムの免許証へ書き換えする必要があり、手続きには最低一週間は必要です。また、短期滞在の旅行者は対象外のため、基本難しいと考えたほうが良いでしょう。
バイクレンタルの際の注意点
バイクのレンタル店は、バックパッカー街であるブイビエン通り、デタム通り、ファングーラオ通り付近に多く存在します。
借りる前に、ブレーキやタイヤの空気、鍵がかかるかどうかを必ず確認しましょう。保険はないので、もし盗難にあった場合はあなたが弁償せねばなりません。盗難防止のためにバイクを止めるときは、必ず鍵をかけましょう。
レンタル店によって、デポジットを予め支払うタイプとパスポートを預かるタイプがありますが、安全のためにできるだけデポジットを支払うようなお店を選ぶようにしましょう。
ベトナムの交通ルール
ベトナムは、日本と違い右側通行です。バイクは、基本的に一番右側の車線を走ります。車線の一番右側の分離線が点線ではなくひとつづきの直線である場合、その内側を走行せねばなりません。
日本は歩行者優先ですが、ベトナムの場合は大型車優先の流れがあります。
そしてお酒を飲んだ後の運転は、日本と同じく飲酒運転となり禁止されています。
ヘルメットをしていない場合も罰金対象になるので、もしもの時のためにも必ずヘルメットを着用してください。
バイクの駐車方法
ホーチミンで、適当にバイクを駐車していると高確率で盗難にあいます。鍵をかけたくらいなら、すぐに盗まれます。ハンドルロックも、プロなら数分で解除可能です。その為、バイクを駐車するときは警備員がいる駐車場に停めるようにしましょう。
駐車場に着いたら、警備員に引換券をもらいます。この券をなくさないようにしましょう。
マクドナルドやケンタッキーといったファストフード店、またハイランズコーヒーなどのカフェなら基本無料で駐車できます。スーパー、その他の駐車場に駐車する場合は、2,000〜10,000ドン(約10~50円)ほどの駐車料金を支払います。
この料金は殆どの場合、駐車場から退場するときに引換券とともに警備員に渡します。しかし時々、入場した後すぐに支払うよう求められることもあります。それは施設により異なるので、警備員さんとのアイコンタクトで確認してください。
最近では、引換券の代わりにICカードを貰うことがあります。入場する際に顔写真が登録される仕組みなので、サングラスやマスクを外して入場するようにしましょう。退場する際も、カードを渡す時にマスクなどを外しましょう。
いかがだったでしょうか?海外にもバイクにも乗りなれているあなたなら、ベトナム旅行中のレンタルバイクを考えられるかもしれませんね。ホーチミンでバイクを運転される際は、これらの情報を頭の片隅に置いて安全運転でホーチミン旅行を楽しんでくださいね。
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