【コラム】ベトナム女性の美の秘訣
2023年5月16日更新
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路上カフェでコーヒーを啜りながら通りを行き交うベトナム人を眺めていると、ボディラインを強調した“ちょい派手セクシー”な洋服を着こなす女性を多くみかけます。日本人女性がからすると、「その格好はちょっと恥ずかしいかな」、「ちょっとはしたない気がする」といったイメージの服装もよく見るのは、社会主義という閉鎖的な国であるベトナムからはちょっと想像に難しいところ。彼女たちの彼女たちなりの『美』にこだわる姿勢を少しだけ垣間見れた気がします。
「アオザイを美しく着こなすために、女性はスレンダーであるべき」と言われたのは一昔前のことですが、やはり見渡す限り細身でスタイルのいい女性を多く見かけるのは、気のせいではないと思います。
彼女たちは日ごろから野菜を中心としたヘルシー料理の摂取を心がけていますし、エステで自分を磨くことを忘れてはいません。路地先の住宅地には決まって個人経営のサロンがあり、近隣に住む女性は、そこでフェイシャルやマッサージを受けるのが日課。フェイシャルは顔と髪を隅々まで洗ってくれる上、キュウリの保湿パックもついて料金は1万5000ドン(約75円)程度。
「私だったら毎日行くわ」という声も聞こえてきそう。
ただし、そんな美にこだわり続ける彼女たちにも当然難敵が。ベトナムコーヒーと言われるコンデンスミルクたっぷりのカフェスアダーや、台湾発のバブルミルクティーなど、多量の砂糖を使った飲み物が若者の間で流行っています。そのせいで、見た目はスレンダーだけど、実はお腹がぽっこり膨らんでいる、なんて女性は少なくありません。
ベトナム人女性の「美VS流行りの料理」。その激しい攻防は、現時点ではやや後者が有利か……。
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