ホーチミンの路上ではあらゆるものが売られている

2020年1月16日更新

ホーチミンは道で何でも買える

ホーチミンに住み始めてびっくりしたことの一つに「道で何でも買える」ことがあります。ホーチミンといえばバイクの交通量の多さで知られていますが、バイクを乗り付けて道でさっと何かを買う姿がよく見受けられます。

そんなホーチミンに一年半住んだ私が今までに見てきた「路上で売っていているもの」を、今回ご紹介していきます!

初級編 ~とても便利~

まず、道で必要になるものは大体道で売っています。大変合理的です。たとえば、バイクに乗る際はかぶることを義務付けられているヘルメット。それから、日差しが強い国ならではのサングラス。

更に、近年空気汚染が問題になっているホーチミンでは、マスクもよく売られています。バイクを利用する際は喉が痛くなることもあるので、マスクを使うことをおすすめします。

それから、雨季にはカッパもよく売られています。雨季のホーチミンの天気は変わりやすく、突然20~30分程度のスコールが降り出すことがあるためです。余談ですが、私は、ホーチミン高島屋のメインエントランスを出たところでスコールに気付き、そこで雨宿りをしていたところ、物売りの人がやってきてカッパを購入したことがあります。欲しい時に欲しいタイミングでその人が現れたので、「ビジネスチャンス、つかんでるなあ」と感心したことがあります。

中級編 ~なぜここで~

道では、「え? どうしてここで?」と思うような意外なアイテムも売られています。

例えば、服とか食器とか、カーペットなどの日用雑貨……。

信号待ちでバイクがたまりがちになる場所のすぐ横の路上では、こうしたアイテムが売られていることが多いです。信号待ちの短い間に品定めしてお勘定まで済ませるのはなかなかハードルが高いと思うのですが……。しかし、多くの人の目に留まるという意味では、商売としてはかなり良い位置取りではあるのかもしれません。

余談ですが、ホーチミンの大きい交差点では、信号待ちの間にビラ配りが登場することがあります。日本では駅前などでティッシュが配られますが、同じような感じですね。

ちなみに、路上ではたまに、「何だろう、この部品?」と思うものも売られています。

上級編 ~誰が買うの~

はじめて見た時はびっくりして二度見したのですが、路上でカメが売られていることがあります。

カメって、路上で気軽に買うものなのでしょうか……。本当に謎です。

それから、1区にはいつも人形が売られている場所があり、ちょっと怖いです。

クリスマスなどのイベント時ならまだ分かるのですが、いつも同じ人形が並んでいるし、正直可愛くないし……誰が買うんでしょうか……。

期間限定編 ~季節で売るものが変わる~

このように本当に様々なものが売られている、ホーチミンの路上ですが、時期限定で大量に売られるようになるものもあります。

たとえば、花。

花は、クリスマスやバレンタインデー、女性の日などに大量に売られるようになります。バイクで花束を運んでいる人も多く見かけ、この日はなんとなく楽しい気分になります。

ちなみに、「女性の日」というのは、女性に感謝の気持ちをあらわす日だそうで、この日は男性が女性にちょっとしたプレゼントを贈ることが多く、花はその定番のようです。

女性の日はベトナムでは年2回あり、1つ目は3月8日の「国際婦人デー」、2つ目は10月20日の「ベトナム女性の日」です。私は日本語教師をしていますが、この日は学生からちょっとしたお菓子や花束をプレゼントしてもらうことが多いです。

更に、サッカーの試合の日には、ベトナム国旗やブブゼラが売り出されます。

ベトナムのサッカー熱はすさまじく、この日の試合中はあらゆるカフェやレストランでモニターが出され全員それをかじりつくように見る……という光景が見られます。さらに試合に勝つと皆がバイクで路上に躍り出て、ブブゼラを吹き鳴らしたり、旗を振り回したりしてお祭り状態になります。

だから試合が始まる前に、応援グッズが売り出されるんですね。

ほかにも、クリスマスにはサンタの衣装が売り出されたり、旧正月(テト)にはテトグッズ(お年玉袋)などが路上に並びます。秋の中秋の時期には月餅が大々的に売り出されます。

「今日は路上の雰囲気がいつもと違うな」と思ったら、イベントの日だった……ということもあり、一年以上住んでも新たな発見が多いです。

番外編 ~路上の床屋~

ベトナムには路上床屋があるのをご存知でしょうか。

このように、何でもない道に、椅子、鏡がつけられ、即席で髪をカットしてもらえるのです。値段の相場は5万VND(約250円)ぐらいと言われています。私は利用したことはありませんが、男性の方で、ささっと髪を切れるならとても便利なのかもしれません……。

なお、こちらの路上床屋は規制がすすみ、1区などの中心部ではあまり見られないかもしれません。5区、10区など、中心地からやや離れたところだとよく見かけます。

まとめ

以上、ホーチミンの路上文化のご紹介でした。他にも本当にいろいろなものが売られていて、いつまでたってもすべてを紹介きれないと思います。

日本には路上にこんなにいろんなものが売られていることがないので、ホーチミンに来た当初はとてもびっくりしました。しかし、必要なものが、路上で買えるというのは、すごくシンプルで合理的だと思い、今はとても気に入っている文化です。

観光客の方にとっては、路上で何かを買ってみるのはとてもハードルが高いと思いますが、水や軽食などなら買いやすいと思います。ホーチミン観光に来た際は、ぜひ街歩きをたくさんして、ホーチミンの路上を目にして、自分なりの発見をしてみてください!

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