ホーチミン観光の合間に立ち寄れる『ブックストリート』

2023年5月15日更新

ホーチミンの定番観光スポットとして人気の『サイゴン大教会(聖母マリア教会)』と『サイゴン中央郵便局』。

この2つの観光スポットのすぐ近くにある、本屋さんが立ち並ぶ『ブックストリート』に行ってきましたのでご紹介します!

『ブックストリート』とは?

『ブックストリート』は、ホーチミン1区のグエンバンビン(Nguyen Van Binh)通りに2016年1月にオープン。

ベトナム人の年間読書数が平均で1冊にも満たないため、読書数を向上させようと政府が打ち出した政策により作られました。

ベトナム読書の日

ベトナムでは2014年に、毎年4月21日を『ベトナム読書の日』とすることが決まり、ブックストリートでも毎年4月21日に記念のイベントを行なっているそうです。

郵便局と教会のすぐ近く

ブックストリートは、サイゴン中央郵便局を正面に見て左側のグエンバンビン(Nguyen Van Binh)通りにあります。

郵便局から歩いて30秒も掛からないほどの近さです。

ちなみに営業時間は、8:00~22:00です。ベトナムの朝は早い。

入口には不思議な体勢で本を読んでいるオブジェがあります。

ホーチミン観光の合間に立ち寄れる『ブックストリート』

近くには、可愛らしい大きさのお土産屋さんがあり、マグカップやマグネットなどが販売されています。

ホーチミン観光の合間に立ち寄れる『ブックストリート』

本屋さんとカフェ

ブックストリートには、10軒ほどの本屋さんと3軒ほどのカフェが並んでいます。

先ほどの不思議な体勢のオブジェから見て、通りの左側に本屋さん、右側にカフェと分かれています。

ホーチミン観光の合間に立ち寄れる『ブックストリート』ホーチミン観光の合間に立ち寄れる『ブックストリート』

日が暮れてくると、店先のランタンが灯されます。

ホーチミン観光の合間に立ち寄れる『ブックストリート』

本屋さんの中へ

気になった数件の本屋さんに入ってみました。

もちろんベトナム語で書かれている本ばかりなのですが、日本の本屋さんでも見かける本のベトナム語版が置いてあると思わず手に取りたくなります。

『星の王子さま』のベトナム語版を見つけました。

ホーチミン観光の合間に立ち寄れる『ブックストリート』

いくつか種類があるようで、パラパラと中を見てみたら薄いものは文字が少なく、子供向けの絵本のようでした。

そして面白いなぁと思った本がこちらです。

ホーチミン観光の合間に立ち寄れる『ブックストリート』

こちらのシリーズ、1月から12月まであり(筆者が訪れたときは1月の本が売り切れ)、1日1話ずつ載っていて365日分のお話を読むというもの。

日本にもこのようなシリーズの本はありますが、ベトナムでも販売されていることを初めて知りました。

他には、日本でも人気の『大人の塗り絵』もありました。

ホーチミン観光の合間に立ち寄れる『ブックストリート』

絵本を多く取り扱っているお店もあり、ベトナム語がわからなくても可愛らしいイラストを眺めているだけで楽しめました。

ホーチミン観光の合間に立ち寄れる『ブックストリート』

お土産物も

ブックストリートの本屋さんでは本以外に、トートバッグや刺繍が施された巾着、ポストカードなどのお土産物も販売されていました。

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ポストカードは1枚6,000VND(約30円)でした。

ゆっくりできるカフェ

カフェでは、本を読んでいる人やパソコンを広げて仕事をしている人を見かけました。

ブックストリート内は他の通りとは異なり比較的静かなので、開放的なオープンエアのカフェですが、ゆっくり落ち着いて休憩が出来ます。

ホーチミン観光の合間に立ち寄れる『ブックストリート』



ホーチミンの定番観光スポットである『サイゴン大教会(聖母マリア教会)』と『サイゴン中央郵便局』のすぐそばにある『ブックストリート』。

本が好きな方には特に楽しんでいただけるのではないでしょうか。

立地的にも訪れやすく、それほど大きくはない通りですので、観光の合間に覗いてみてはいかがでしょうか。

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