ホーチミン旅行の1日を締めくくるナイトツアーはどれにするかもうお決まりですか。日中観光に精を出して、夜のスケジュールを全く立てていないという方もいるかもしれません。地理感覚がないホーチミンの町でノープランで町を出歩くのは時間の浪費です。
誰であっても、夜の散策は気分が高揚してテンションが上がるもの。残念な旅にならないためにも、満足度を保証してくれるツアーに参加することをおすすめします。
今回は、ホーチミン発のおすすめナイトツアーをご紹介します!
自然派ナイトツアーなら「蛍鑑賞」
メコンデルタ方面にもナイトツアーはあります。雄大な大自然が織りなすメコン川をボートで下降し、水草が生い茂る木々の緑葉にぽつんぽつんと明かりが灯ります。その光景はまるで時期違いのクリスマスツリーのようで幻想的。
誰もが感嘆の息をつくことでしょう。夜の大自然とサンセットだけでも見る価値があります。日本ではすでに希少種として扱われている蛍。その無数の蛍を鑑賞する一大エコ・ツアーに参加してみてはいかがでしょうか。
夜の航海で異国の気分「サイゴン川クルージング」
クルージングツアーは、ホーチミン市内中心から毎日定期運航しています。クルーズ船は複数社あり、どの船に乗るかは旅行会社によって異なります。いずれも自分で手配するのは難しいので、旅行会社を通して予約するのが無難となっています。
クルーズ船では、主に甲板に出て大都会ホーチミンのネオンを愛でたり、食事をとりながらベトナムの伝統舞踊や民謡を鑑賞することができます。食事はビュッフェとコース、アラカルトがあり、ツアーのコースによって種類が異なります。乗船から終了までおよそ2時間程度の船旅なので、下船後にさらにバーなどに繰り出して夜の観光を再開することもできます。
1000年の歴史を持つ「水上人形劇」
ベトナムの北部農村地帯で雨乞いや庶民の娯楽として生まれたと言われている水上人形劇。その後表舞台で活躍し、一時は国王が鑑賞する娯楽にまで発展し、その後政府が観光資源として発展・保護をした形となります。
コミカルな人形たちはすべてマリオネットのように後ろで糸を引く演者によって操作されます。複数の演目に分かれていて、それぞれがベトナムに古くから伝わる伝説や習慣、伝統など。解説はベトナム語なので分かりませんが、日本語のパンフレットがあります。
ホーチミンにどっぷりと浸る。「夜の市内散策」
「ホーチミンは夜も眠らない」。現地に住むベトナム人の若者はそう言います。外国人が行き交うドンコイ通り周辺や、ナイトマーケットが開催されるベンタイン市場周辺、夜のライトアップが美しい中央郵便局とその横にひっそりと佇む聖母マリア教会。欧米人がビールを片手に路上で盛り上がるバックパッカー街ファングーラオ。
どこへ連れて行ってくれるかは旅行会社次第。ガイドブックには載っていない穴場のエリアやお店に連れて行ってくれるかもしれません。
ナイトツアーの醍醐味
夜催行のツアーは、市内観光が主となるので、時間があまりかかりません。ツアー終了後はホテルに戻って就寝するのもいいですし、そのままお土産探しやバーなどに繰り出すのもいいでしょう。
ホーチミンの夜にどんな体験を求めているかはその人次第。是非自分のイメージするナイトプランを組み立ててください。

