ホーチミンから行けるおすすめ郊外の日本語ガイド付き、現地オプショナル・ツアー
2023年5月16日更新
目次
ベトナムの南部ホーチミン。ベトナム最大の経済発展都市である一方、雄大な大地の恵みを享受したメコンデルタの大自然も旅行者にとっては魅力です。ホーチミンの市内観光だけで旅行を終えるのはいささかもったいないですね。そこで、今回はホーチミン発のおすすめ郊外ツアーを紹介したいと思います。
現地オプショナル・ツアーに参加する
ホーチミンに訪れる多くは個人旅行者です。最近は旅行会社のツアーを通しても滞在中はすべてフリープランといったコースも定番化してきましたね。
ホーチミンで現地オプショナル・ツアーに申し込む方法ですが、手っ取り早いのはツアーデスクもしくは旅行会社の窓口に行くことです。日系でもいいですし、デタム通りやファングーラオ通りを歩いていれば、たくさんのツアーデスクが並んでいます。また、ホテルのフロントでも受け付けている場合がありますので、一度確認してみるのがいいでしょう。
メコン川クルーズツアーの王道といえば「ジャングルクルーズ」
ビギナーのホーチミン旅行者がほぼ漏れなく申し込む王道中の王道ツアーが、こちらの「ジャングルクルーズ」です。メコンデルタ地方を流れるメコン河は、中国を源流にラオス、ベトナム、タイ、ミャンマーといった複数か国を跨ぐ代表的な国際河川。その支流を手漕ぎボートで下るツアーとなります。
場所は旅行会社によって若干ことなりますが、メコンデルタの玄関口と呼ばれるミトー、ベンチェー辺りとなるので、日帰りで気軽に楽しむことができます。「ベトナム=大自然」をイメージしている方は、こちらが鉄板です。
メコンデルタ唯一のナイトツアー「蛍鑑賞」
近年人気急上昇中のツアーがこちら。「蛍鑑賞」です。日本の旅番組でも度々こちらのツアーが紹介されている、旅行会社も一押しのナイトスポット。日がメコン河に沈み、夜の帳がメコンデルタに下りたころ、辺りやひんやりと静かに、野鳥や鈴虫の音が聞こえてきます。
静まり返った夜の雰囲気に高揚しながら小さなボートに乗りこみます。幾ばくかボートで波紋を作っていると、水面に突き出る水草と木々に複数の点となる明かりが見えます。その明かりはやがては無数に増え、まるで自然が織り成すクリスマスツリーのように幻想的な光景へと変わります。夜発なので腰が重い人もいるかもしれませんが、老若男女満足度5つ星のおすすめツアーです。
近年の流行はココ!「カイベーの水上市場」
カイベーはミトーを越えてさらにメコンデルタの奥へ進んだ小さな町。サイゴン時代は富裕層がカイベーの土地を買って、別荘を建てるのが一種のブームだったことから、現在でもコロニアル建築の洒落た邸宅が点在しています。その脇に流れるメコン河の支流をスピードボートに乗って、沖まで行きます。
正面に開けるは数多大小の商業船。ここは水上市場。毎朝早朝から昼まで船が行き交い、商品を売買しています。品は野菜、果物が主で、小さな船は日用雑貨や軽食を売っています。日本では見られない貴重な光景を眺めていれば、日ごろのストレスもどこかに吹っ飛ぶことでしょう。
半日観光の定番、現地オプショナル・ツアー「クチトンネル」
ベトナム戦争をリアル体験できると評判のクチトンネル。どこの旅行会社でも必ず取り扱っている定番どころの一つです。ベトナム戦争に興味がない人も、せっかくベトナム旅行に来たのだから、少しは学習してみてはいかがでしょうか。
かつてベトコンが掘った全長250kmにも及ぶとされるクチトンネルは、実際中に入って歩くこともできます。また、敷地内では実弾を込めた射撃場があり、こちらでライフルの試し撃ちをすることができます。ミリオタには堪らない観光スポットです。ちなみに、クチトンネルの日本語現地ツアーは、半日観光プランもありますし、先ほど紹介したジャングルクルーズとセットになった1日ツアーも催行しています。
ちょっと不気味?「カオダイ教総本山」
カオダイ教とは1926年に発足された宗教です。抗仏戦争時には軍隊も持っていて、現在でも教徒は総本山のあるタイニン省にとどまらず、ホーチミン市にも広く分布しています。カオダイ教は仏教、キリスト教、イスラム教といった数々の宗教の教えをミックスした奇抜な新興宗教。釈迦やイエス、ムハンマドなどを神様として崇めているようです。
タイニン省の人口の8割以上がカオダイ教徒という、とてつもない宗教ですが、その総本山はなぜか観光スポットにもなって、毎日数多くの外国人観光客が見学に訪れます。日本語現地ツアーに参加すれば、本堂内に足を踏み入れ、礼拝の様子を見学することができます。仏教の読経ともキリスト教のミサとも異なる異色の雰囲気は、その肌と目で確かめてほしいところです。こちらのツアーは単独ではなく、大抵はクチトンネルやジャングルクルーズの1日プランとして組まれています。
滞在日数が少ない日本人に日本語現地ツアーはおすすめ
多くの日本人旅行者は2泊から3泊程度の滞在かと思います。欧米人と比べると極端に少ないですね。滞在時間を無駄なく効率的に使いたいという方にとって、日本語現地ツアーはとても心強い味方です。マップを広げる必要もありませんし、タクシーと交渉する必要も、ぼったくられることもありません。是非、日本語現地ツアーを活用して、充実したベトナム旅行をお送りください。
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