結婚式の前撮りにも人気！ホーチミンの絶景フォトスポット15選｜観光・街歩きで巡れる映え旅ガイド
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2025年6月27日更新
目次
ホーチミンのフォトスポットが人気の理由
ベトナムの前撮り文化とは？
ベトナムでは結婚式前にロケーション撮影（前撮り）を行う文化が一般的で、カップルたちはドレスやアオザイ姿で市内のあちこちを回りながら、思い出の1枚を残しています。ホーチミンはその舞台として特に人気があり、フランス風の建築、伝統的な寺院、サイゴン川沿いの自然まで、背景のバリエーションが豊富なのが特徴です。
そして注目すべきは、撮影ルールがとても緩やかなこと。日本では考えられないような場所――例えば大通りの真ん中、教会の階段、市民劇場の前など――でも、ごく自然にカップルが撮影している光景が当たり前のように見られます。
まるで街全体が“屋外スタジオ”のように開かれていて、現地の人々もそれを温かく見守っているのがベトナムらしいところ。カメラマンにポーズを指示されながら、車道沿いで堂々と撮影している様子は、旅行者から見ても驚きと憧れが入り混じる光景です。
最近では、アオザイやウェディングドレスに加えて、韓国風カジュアルやレトロスタイルの撮影も人気。ベトナム人カップルはもちろん、海外から訪れる旅行者にもフォト撮影は人気のアクティビティになっています。
日本人旅行者にもおすすめの理由
ホーチミンのフォトスポットは、ただの「観光名所」ではありません。実際にベトナム人が“人生の記念”に選ぶ場所であり、写真に残すだけでその文化に触れられる体験型スポットでもあるのです。
とくにおすすめしたいのはこんな人たち：
- カップル旅行で記念写真を残したい人
- 友達とアオザイで映え旅を楽しみたい人
- 「映えるだけじゃない」文化やローカル感も大事にしたい人
さらに、ホーチミンは
前撮りカップルに人気！映えが詰まった定番観光スポット
ホーチミンで「ここだけは外せない！」と言われる定番観光スポットの多くは、実は前撮りカップルにも大人気のロケーション。歴史的建築やヨーロッパ調の街並みは、アオザイやウェディングドレスが映える最高の背景になります。
タンディン教会（ピンク教会）
“ホーチミンの映えスポット”としてSNSで話題になった、かわいすぎるピンクの教会。ベトナムの伝統衣装アオザイと合わせれば、可憐で優しい雰囲気に。
教会の外壁だけでなく、白い柵やバラの植え込みといった小道具的な要素も写真に映えるため、カジュアルな前撮りにもぴったり。旅行者からも「一度は行ってみたい」と人気のスポットです。女子旅にもおすすめの場所です。
ホーチミン市美術館
フランス統治時代に建てられたコロニアル様式の建物が美しい「ホーチミン市美術館」。黄色い外壁とクラシカルな窓枠が印象的で、アオザイとの相性も抜群。
館内には光が差し込むアーチ型の廊下や、アートな階段、ベトナムらしいタイル床など、どこを切り取っても“映える”背景ばかり。屋内なので天気を気にせず撮影できるのも嬉しいポイントです。
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ホーチミン博物館
サイゴン統一会堂の近くに位置する「ホーチミン博物館」は、白亜の宮殿のような外観が特徴。建物前の広場や、石造りの階段、コロニアルな外壁は、まるで映画のワンシーンのよう。
館内は歴史展示が中心ですが、外観を活かしたフォト撮影が目的で結婚式撮影に訪れる人も多く、特にクラシックで荘厳な雰囲気の写真が撮りたい方におすすめ。午前中は柔らかい光で撮影しやすく、空いていて狙い目です。
ノートルダム大聖堂（サイゴン大教会）
ホーチミンのランドマークともいえる赤レンガ造りの大聖堂。19世紀に建てられたフランス統治時代の建築で、クラシカルかつ荘厳な雰囲気が特徴です。
※サイゴン大教会の中は、ミサの時間帯には入れません。メラマンの撮影できません。
カップルたちは教会前の広場で、まるで映画のワンシーンのような一枚を撮影。朝の光がレンガに反射する時間帯が特におすすめです。（※現在工事中）
サイゴン中央郵便局
ノートルダム大聖堂のすぐ隣にある、フレンチコロニアル様式が美しい歴史建築。アーチ状の天井、世界時計、クラシカルな電話ボックスなど、建物内に“映え”が詰まったスポットとして知られています。
館内には旅行者も自由に出入りでき、雨の日でも撮影しやすい屋内ロケーションとして重宝されています。ただし、カメラマンの入場は制限されているため、自撮りや同行者による撮影が基本となります。
とくに人気なのが、奥にある「世界の時間」を表すクラシックな大時計。国際カップルにとっては、二人の出身国の時刻を背景にした記念写真が撮れる、ちょっとした“縁起スポット”としてもおすすめです。
外観も荘厳でフォトジェニックなので、建物前での撮影も忘れずに。ヨーロッパ風のロマンチックな雰囲気が、旅の特別な一枚になること間違いなしです。
サイゴンオペラハウス（ホーチミン市歌劇場）
ベトナムの芸術と西洋文化が融合した白亜の劇場建築。外観の曲線美や階段、コリント式の柱など、フォトウェディング向きの優美な要素が満載です。
前撮りではドレスやタキシードでポーズを取るカップルが多く、まるでヨーロッパにいるかのような写真が撮れます。夜にライトアップされた姿も美しく、ナイトフォトにもおすすめ。
街歩き感覚で楽しめる！文化体験×撮影スポット
ホーチミンでは、歴史ある寺院や公園を歩きながら撮影できるスポットが充実しています。ただの“写真映え”だけでなく、ちょっとした文化体験ができるのも魅力。旅の思い出としても、前撮りとしても、一石二鳥のロケーションです。
ティエンハウ寺院
中華街チョロン地区にある、航海の女神を祀る華僑系の寺院。装飾が細かく、美しい龍の彫刻やお香の煙が写真映えします。
動画撮影が許可されることもあるなど、ルールは比較的緩め。寺院の外には、「鳥を放つと金運が上がる」と言われる放鳥サービスがあり、5,000〜100,000VND程度で希望の数の鳥を放つことができます。企業の開運祈願にも使われている人気アクティビティで、一種のエンタメ体験としておすすめです。
スリ・タンディユッタパニ寺院（Chùa Bà Ấn）
ホーチミン唯一の南インド様式寺院で、ヒンドゥー教の女神マリアマンを祀る由緒ある場所。カラフルな外観や神像の装飾がとてもユニークです。
注意点として、デジタル一眼レフなどのカメラでの撮影はNGですが、スマートフォンでの撮影は許可されている場合が多いです。参拝する際は、お線香を購入してお供えしたり、寄付としてチップを入れるのがマナー。信仰の場であることを忘れず、静かに周囲の邪魔にならないように心がけましょう。
ドンコイ通り（クラシック建築 × アフタヌーンティー）
ホーチミン市内観光で外せない名所のひとつが「ドンコイ通り」。フランス植民地時代の趣を残すクラシックな建築が連なり、洗練されたブティックやカフェが立ち並ぶ、おしゃれな街歩きスポットです。街中を散策しながら、気軽に前撮りができるロケーションとしても人気を集めています。
なかでもおすすめなのが、アフタヌーンティーと撮影を同時に楽しむ贅沢プラン。格式ある「パークハイアット サイゴン」や、タオディエン地区の隠れ家ブティックホテル「ミア・サイゴン」では、天井が高く自然光が差し込む明るい空間で、アオザイやウェディングドレスとの相性も抜群です。
フォーマルなアオザイやベトナムの伝統衣装に身を包み、アフタヌーンティーを楽しみながら“なりきりフォト”を撮影するのも◎。冷房が効いた室内なので、暑さが気になる季節でも快適に撮影できるのもポイントです。
また、事前に撮影の相談をしておけば、ホテルスタッフが写真撮影に協力してくれるケースもあり、ウェルカムな雰囲気がうれしいところ。観光も優雅な体験もどちらも叶う、まさに“大人のホーチミンフォト旅”を満喫できるスポットです。
タオダン公園（鳥カフェ＋縁起スポット）
市内中心にある広大な公園で、地元の人々の憩いの場。朝には鳥かごを持ち寄る「鳥カフェ」が開かれ、鳥のさえずりに包まれたゆったりした時間が流れています。
ベトナムでは「鳥はお金を呼ぶ」と言われており、ここで前撮りをすると将来安泰というジンクスも。リラックスした雰囲気の中で自然体の写真が撮れるため、ナチュラル派カップルにおすすめのスポットです。
サイゴン川観光クルーズでサンセット写真を狙おう
ホーチミン市内でクルーズ体験ができると話題の「WaterGo（ウォーターゴー）」。観光にもぴったりなサイゴン川クルーズです。
市内中心部（グエンフエバクダン公園）から気軽にアクセスできる立地でありながら、川沿いには高層ビル群とローカルな風景が共存していて、ホーチミンらしいダイナミックな景色が広がります。特に、夕暮れ時のゴールデンタイムは、空と水面がオレンジ色に染まり、まるで映画のワンシーンのようなロマンチックな一枚が撮れるチャンス。
「WaterGo」はアオザイやドレスでの乗船も歓迎されており、揺れの少ない安定した船体、冷房完備の客室、展望デッキなど、前撮り撮影に最適な設備が整っているのも人気の理由。
郊外にも注目！メコン川・ブーロン寺・ビンクイの絶景フォト旅
ホーチミン市内の喧騒を離れて、郊外でゆったりとした“フォトジェニックな時間”を過ごしたい方にはこちらのスポットがおすすめ。自然や歴史、ベトナム文化が感じられる絶景ロケーションがそろっています。
メコン川リバークルーズ（自然派カップルにおすすめ）
ホーチミン市内から少し足を延ばすと、大自然に包まれたメコン川クルーズが待っています。日中の青空も美しいですが、夕暮れ時のリバーサイドは特に絶景。空がオレンジ色に染まり、水面がキラキラと輝く幻想的な時間帯は、前撮りにもぴったりです。
夜のナイトクルーズでは、蛍が舞うロマンチックな風景も楽しめ、幻想的なムード満点。アオザイを着て、伝統と自然を感じる写真を撮ってみませんか？
さらに、かつて皇太子殿下も訪れた「メコンレストストップ」では、蓮の花が咲く美しい庭園や、池のあるローカルレストランでのランチやディナーが可能。蓮の花の前や水辺での撮影スポットも充実しています。
このエリアには、100年以上前に建てられた伝統的なベトナム建築も残っており、特別な1枚を残すには最高のロケーション。
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ブーロン寺（Chùa Bửu Long）
まるでタイの寺院のような金色の仏塔が特徴。「アジアで最も美しい寺院20選」にも選ばれた実績があり、壮麗な景観はまさに映画のワンシーンのよう。アオザイにもウェディングドレスにも映える背景です。
ビンクイ観光村（Bình Quới）
竹や水田、小舟の浮かぶ池など、昔ながらのベトナム農村風景が再現されたローカルテーマパーク。アジアンリゾートのような写真が撮れる穴場として人気で、ゆったりとした撮影にぴったりです。
雨でも安心！おすすめフォトスタジオもチェック
ホーチミンでは、雨季（5月〜10月）も楽しみたいという声に応えて、インドア型のフォトスタジオも人気です。天候を気にせず、ドレスやアオザイのまま撮影できるのが魅力。暑さが気になる方にもぴったりの選択肢です。
Long Island Castle｜お城のような大豪邸でヨーロピアン撮影
ホーチミン郊外にある、まるでヨーロッパの宮殿のような大邸宅スタジオ。その荘厳な建築美は「ベトナムのヴェルサイユ宮殿」とも称され、大理石の大階段、シャンデリア、噴水のある中庭など、非日常感たっぷりの空間で撮影できます。
雨の日でも安心の屋内セットも完備しており、韓国風のシンプル撮影からゴージャスなプリンセス風ショットまで対応可能。
📸 予算目安：10万円〜（衣装・撮影・送迎付き）
竹の家屋、花市場、古民家風のセットなど、ベトナム文化をポップに表現したテーマ別スタジオ。日本人観光客からも「かわいい！」と人気を集める撮影スポットです。
アオザイとの相性も抜群で、色鮮やかな背景に映える前撮り写真が撮れます。すべて屋内のため、雨や日差しの心配も不要です。ベンツなどの高級車オプションもあり、贅沢な世界観を演出できます。
📸 予算目安：10万円〜（衣装・撮影・ヘアメイク込）
SOSHAKANスタジオ｜和洋中が融合するアーティスティック空間
「創写館（Soshakan）」は、日系のスタジオ。伝統的なベトナム建築を背景に、和風・洋風・モダンアート風のセットが融合した空間が魅力。
静かな空間で集中して撮影できるため、カップルだけでなくおひとり様やファミリーにも人気です。撮影小物や照明も本格的！
📸 予算目安：2.5万円〜（撮影＋アオザイ衣装レンタル付＋メイク付）
その他のインドアスタジオの魅力
ホーチミン市内にはほかにも、ライトや背景紙を完備した本格撮影スタジオが多数あります。ホーチミンん観光情報ガイドでは、フォトグラファー込みで予約できるプランもあり、旅行者でも気軽にプロの撮影体験が可能。
まとめ｜旅×撮影で、ホーチミンをもっと特別な思い出に
歴史ある街並みと活気あるローカル文化が共存するホーチミンは、ただの観光では終わらせたくない人にぴったりの“フォト旅”の舞台。ベトナムならではの衣装や、異国情緒あふれる背景が、旅の思い出を“作品”に変えてくれます。
アオザイで撮る文化体験もおすすめ
せっかくのホーチミン旅行、ベトナムの民族衣装「アオザイ」や、ベトナム伝統衣装の「アオニャットビエン」を着て撮影してみませんか？レンタルも充実しており、旅先でも気軽にチャレンジできます。現地の風景と合わせることで、より本格的で文化的な体験に。
メコン川クルーズや街歩きと組み合わせて1日モデルコースにも
前撮りやフォトツアーは、観光と組み合わせた“1日コース”にするのがおすすめ。
たとえば「朝はタオダン公園で鳥カフェ → 昼はドンコイ通りでアフタヌーンティー撮影 → 夕方はメコン川クルーズで夕日ショット」など、時間ごとの光の変化も楽しめる1日プランが叶います。
衣装の選び方は？アオザイとアオニャットビエンの魅力
アオザイはエレガントでフォーマルな印象、アオニャットビエンは動きやすくナチュラルな雰囲気が魅力。シーンや場所に合わせて衣装を選ぶのも、フォト旅の楽しみのひとつです。
フォトグラファーと行く！撮影観光という新しい旅のかたち
ホーチミンでは、現地のフォトグラファーによる撮影ツアーも充実しています。言葉が不安な方も、日本語サポート付きのサービスなら安心。
「写真を撮られるのはちょっと恥ずかしい…」という方でも、プロのカメラマンと一緒ならリラックスして楽しめる、特別な旅の体験になりますよ。
この記事を書いた人
ホーチミン観光情報ガイド
ベトナム国内を取材して回っています。
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