期待に胸を膨らませた海外旅行では、極力失敗は避けたいところ。イレギュラーな問題やトラブル一つで、せっかくのベトナム旅行も台無しになってしまいますね。そこで、みなさんがリスク回避として選ぶのがツアーです。安心、安全、正確をモットーに、ホーチミン市内においても旅行会社はいくつもあります。
ホーチミン市内だけを見ても、「レフォンツーリズム」、「スケッチトラベル」、「TNK&APTトラベルJAPAN」、「HIS」、「近畿日本ツーリスト」が実店舗でデスクを構えています。日本人、もしくは日本語堪能のベトナム人スタッフが対応してくれるので、英語が苦手な旅行者でも安心して申し込むことができます。
旅行会社の選び方
「旅行会社はどこがおすすめなの?」、「なにを基準に旅行会社を選べばいいの?」といったご質問がよく見受けられます。旅行会社には、それぞれ差別化を図る特色がありますので、まずはそれを理解し、自分にマッチした旅行会社を選ぶようにしましょう。
オリジナルツアー催行の有無
ホーチミン発のツアーも、近年は量は充実しているものの、内容はどこも似たり寄ったりで、旅行会社による差別化がなくなってきている印象を受けます。しかし、そこで妥協せずに、常にオリジナルのツアーを考えて催行している旅行会社も一部あり、そういった企業努力は非常に好感を持てるものがあります。
例えば「TNK&APTトラベルJAPAN」ではメコンデルタツアーの道中に料理教室を開催し、ベトナムの伝統料理はツアー客が作って、みんなで食べる時間が設けられています。一番うまくできた参加者には素敵なプレゼントもあり、みなさんテンション上がっている様子です。
また、「レフォンツーリズム(サザンブリーズ社)」の催行する「タンディン協会&プチフランス巡り」では、他の旅行会社にはないプチパリを感じられるツアーを組んでいます。定番ツアーを押さえるのもいいですが、旅行会社おすすめのツアーというのは、往々にして現地に精通している在住者が考えているので、きっと旅行者の欲望を満たしてくれるツアーになっているはずです。
ツアーの客層で選ぶ
旅行会社によって、ツアーの客層が異なるのも一つの選択する基準となります。例えば、近畿日本ツーリストは誰もが知る大手旅行会社であり、がっちりとスケジューリングされていることから、どちらかというとビギナー旅行者かつ参加者の年齢層は比較的上。若者にとっては、いささか物足りなさがあるかもしれません。一方現地の旅行会社は、大手と比べるとツアー料金は安いものの、ガイドの質が悪いと言われています。ですので、申し込み客も、あまりこだわりがない若年層が多く、学生団体がメインとなります。
おすすめなのは、数カ国に現地法人を構えている旅行会社。海外ツアーに対して十分なノウハウがあり、なおかつターゲットとなる年齢層も学生から中高年まで幅広く対応しています。
窓口スタッフとよく吟味しよう
ツアーを選ぶさいは、窓口となるスタッフに相談しながら検討してください。プチフランスを体験したいのか、ベトナムの大自然を体感したいのか、など旅行者がベトナムに抱くイメージはそれぞれです。自分の理想のツアーを、うまくスタッフに伝えることが肝要です。
