現在日本ではエスニック料理の人気が高まっています。都内のエスニック料理店は、予約必須だったり、週末は満席で賑わっているところが多くみられます。今回はそんな日本で大人気のベトナム料理を日本で食べたらどんな感じなのか!?ベトナム在住でローカルフードを食べ慣れた筆者の視点からご紹介したいと思います。
食べログ評価高!住みたい街ランキング上位の駅にあるベトナム料理店
今回は、住みたい街ランキングでも毎回上位にランクインする東京都内の人気スポット、吉祥寺にあるベトナム料理店に訪問しました。昼は麺料理がメイン、夜は様々な種類のベトナム料理を食べることができます。客単価はランチタイムが1,000円〜2,000円、ディナータイムは2,000〜3,000円と日本の物価で考えると比較的リーズナブル。今回はランチタイムに訪問しました。早速レポートしたいと思います。
今回紹介するお店の名前は「ベトナム屋台食堂・チョップスティックス吉祥寺店」です。
看板はこちら。
ベトナムが前面に押し出されています。
そして、お店の外観の壁には、ベトナムでも見慣れた住所を示す表札まで貼ってありました。
凝ってますよね。ベトナムに住んでいなかったら、この芸の細かさには気づかなかったかもしれません。
店内には、ベトナムのビールが並び、ランタンがぶら下がっています。
調味料入れなどの食器ももちろんベトナム製。
ベトナム在住者としてはテンションが上がります!
ランチメニューの紹介
ランチメニューは、全部で13種類。
麺料理が10種類と、ご飯系が3種類となります。
単品注文もできますし、コムガー(鶏肉が乗ったご飯)や生春巻きと、ドリンクをつけることができます。ドリンクは蓮花茶と烏龍茶を選択することができます。
私がオーダーしたのは、「牛スジのフォー」と生春巻きのセットです。
日本米から作られた生麺のフォーは、モチモチでコシがありました。
トマトが入っていて適度な酸味もあり、甘みは少なめのスープでした。セットの生春巻きはこちら!
やはり日本で食べる生春巻きには清潔感と安心感がありました。そして連れが頼んだのは、ハイフォン名物の「ブンリュウクア」。
カニの旨味がきいた辛めのスープの麺料理。そしてこちらのコムガーは、生姜風味のご飯に蒸し鶏が乗っていて、非常に美味しかったです。
どれもだいたい、ベトナムで食べる2〜3倍の値段なのが在住者としては衝撃的でしたが、日本の物価を考えたら普通ですね。
ビールも飲み比べ!ベトナムビールと日本のビール
ランチにお茶がついていたのですが、ついつい気になってビールを注文して見ました。ホーチミンでおなじみの「Saigon special(サイゴンスペシャル)」。
ホーチミンで頼めば、お店にもよりますが高くても300円くらいでしょうか。そのビールがなんと780円!高ーい!と思いましたが、ホーチミンに住んでいるとその場で日本のビールと飲み比べはできないので、注文してみました。日本のビールは「モルツ」の生ビールを注文。
こちらは380円でした。日本のビールの方が濃厚で、しっかりした味を感じました。ベトナムビールは薄くて飲みやすいイメージでしたが、実際比べると本当に薄かったです。でも、暑いホーチミンでは薄いビールをゴクゴク飲みたくなってしまうんですよね。
これからベトナムに旅行に行くかたも、ベトナムに旅行に行って帰ってきた方も、ぜひ日本でもベトナム料理を食べて、比較してみてくださいね!
