ホーチミンで異国を味わえるカフェレストラン//ランキングTOP5
2023年5月15日更新
目次
フランス統治時代の名残を受けて、ホーチミンではオープンカフェが文化の1つとして根付いています。特にホーチミンの1区中心、ドンコイ通り周辺からバックパッカー街ファングーラオ周辺にかけてはお洒落かつユニークなカフェが数多く点在しています。
「お洒落なカフェ巡り」を合言葉にホーチミンへ訪れた女性も多いのでは。そんな女性たちの期待を裏切らないカフェがホーチミンには点在しています。
今回は観光客や現地人に人気なカフェから穴場カフェまでをランキング付してお届けしたいと思います。どこもホーチミン中心に位置しているので、滞在ホテルからも徒歩圏内です。
第1位 アラビア風カフェ。噂の水煙草も
聖母マリア教会斜め向かいにある人知れぬ路地の奥に、このカフェはひっそりと佇んでいます。古めかしい階段を恐る恐る上がると、薄暗い店内が顔を出します。青と白を基調にしたモロッコやアラビアを彷彿させる装いで、アラビア語の装飾もうかがえます。メニューはアラビア料理がメイン。おすすめは黄色い米のクスクス。食事以外にもひんやりとした空気の中でシントーやフレッシュジュースを飲むのもおすすめです。
またこのカフェでは東南アジアでは珍しい「水煙草」もあります。スイカやマンゴーのすっとした甘い味わいなので非喫煙者の方でも楽しめます。
値段は少々高いものの、穴場性、ひっそりとした静かな雰囲気が他のカフェと差別化を図り、文句なしの第1位です。「無用な観光客や日本人に会いたくない!」、「恋人とホーチミンの地で愛を囁きたい」という方には是非おすすめのカフェです。
第2位 バックパッカー街で欧米風の時間を
ベンタイン市場から徒歩10分にあるのがバックパッカー街ファングーラオ。今回ランクインしたのはブイビエン通りにある通称「ボビー」。インドシナ横断を夢見る欧米人バックパッカーが集うカフェで、オーナーはオーストラリア人。ベトナム人スタッフは皆英語が堪能なので会話も弾みます。
このカフェの特徴は何と言っても「映画を鑑賞しながらくつろぐこと」です。3Fのシアタールームには週替わりで1日数本の映画が上映されています。ドリンクなり料理を1つでも注文すれば誰でも無料で鑑賞することができます。
フロア内は室内とテラス席を完備。冷房が利いた部屋でゆっくり涼みたいのであれば室内で。しかしガイドのおすすめは2Fのテラス席です。テラスから外を見下ろせば、行き交う欧米人バックパッカーの雑踏、カフェやレストラン、ゲストハウスが建ち並ぶカオスのようなブイビエン通りの町並みを一望することができます。ホーチミンでもこのエリアは異色の雰囲気を漂わせています。星は5つ。1位と同位ですが、ホーチミンに訪れた観光目的によってはバックパッカー街に興味がない方もいるので2位に甘んじました。
第3位 西洋漂うカフェを目指すならココ
ガイドブックにも毎年掲載されている西洋風のカフェ。それもそのはず。オーナーはフランス人。背の高い建物は3階建てで、おすすめは外のテラス席。ただしテーブルは2つしかないので早い者勝ちです。お一人様ならば1Fのカウンター席も。
評価のポイントとして最も高いのは「立地」。右手には聖母マリア教会、左手には統一会堂という観光スポットに挟まれ、さらにカフェの向かいは緑豊かな公園。ホーチミンの若者やカップルがベンチに寄り添っていたり、お弁当を広げている光景を見ることができます。
しっかりとした昼食も楽しめるカフェですが、「インフレか?」とつい思う値段なので、楽しむのであればコーヒーやドリンクがおすすめ。午後の柔らかい日差しが入るカフェで小説を読みながらコーヒーブレイクをとるのもホーチミン旅行の醍醐味です。また時間問わずいつも混み合っているのが星の減点対象となりました。
第4位 ノスタルジー香るオープンカフェ
このカフェは統一会堂の前を走るナムキーゴイキア通りをさらに北に向かった先にあります。道沿いに面しているのではなく、路地奥に入るので住所をタクシーの運転手に見せましょう。
このカフェのおすすめポイントは「日本人なら懐かしい感じがふとする」という点です。大正昭和の古き良き時代を思い出す木造古屋で、天井にはランタンが淡い光を落しています。カフェスペースはすべてオープンテラスです。テーブル席は屋根の有無があるので、天候と気温で選びましょう。
観光客にとっては穴場的なカフェで、人気があるのは現地人のみ。ただしホーチミン観光で「カフェ巡り」を目的としているのであれば、是非おすすめしたいところ。
雰囲気は良く、値段も良心的ですが、唯一残念なのが徒歩圏外というところ。ルートの汲み方としては、さらに北に観光スポットの「永厳寺」があるので、そこと併せて訪れるのがおすすめです。
第5位 ホーチミンでアメリカンを求めるならココ
ブラックキャットはホーチミン1区中心のドンコイ通りから歩いてほど近い場所に位置している黒看板が目印のカフェです。店内は2F建てで、常に欧米人が入り浸っています。おすすめポイントはアメリカンサイズのハンバーガーと若づくりしたちょっと痛いオーナー(笑)
2Fはバーカウンターになっていて、夜になると青白いライトが店内を色づけるアメリカン・バーとなります。この手のバーは観光客が手の届く範囲ではファングーラオ周辺に数件ある程度なので、ドンコイ通り近くにあるのは非常に貴重です。
近年ホーチミンは深夜営業の許可の有無に関して騒がれていて、その中で夜23時まで営業しているバーはドンコイエリアではおそらくここだけ。
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