ベトナム生まれの高級チョコ「マルゥ」の直営カフェに潜入!

2017年10月11日更新

マルゥ (マロウ)

マルゥ (マロウ)MAROU Faiseurs de Chocolat

2人のフランス人が生んだベトナム産高級チョコレートはお土産に大人気!

ベトナムに暮らしている外国人全員が感じていること、それは「ベトナム産チョコレートはおいしくない」というもの。

東南アジアという気候柄、収穫できるカカオは本来良質であり、世界の主要生産地である南米にもひけをとりません。そこで、良質なカカオを持つ農園をベトナム全国隈なく探し回り、最高級の申し分ない味わいに仕上げたのが、今回紹介する「マルゥ・チョコレート」です。

マルゥ直営のカフェがオープン

2016年春に、マルゥ・チョコレートの直営カフェがオープンしました。場所は南部ホーチミン市の中心であり、ベンタイン市場からわずか徒歩10分~15分程度。

ベンタイン市場前バスターミナルを越えた先に、奥に向かって走るカルメッテ(Calmette)通りに堂々と構えています。

落ち着いた雰囲気のカフェ店内

カフェ店内はシンプルながらもモダンな雰囲気。入口正面にはカカオ豆を煎る大型の機械があり、豊かなカカオの香りを漂わせています。

さらにレジカウンター向かいにはお土産コーナー。ベトナム人、外国人、旅行客と多くの客が帰り際に買っていきます。もちろんのことながら、ここには全種類ありますので、全種のまとめ買いもお得です。

マルゥ・チョコレートの秘密

ブランド名の「マルゥ(Marou)」とは、最初に立ち上げた二人の創立者の名前を由来にしています。サミュエル氏とヴィンセント氏は、ともにスイーツの国フランス人ですが、出会ったのはここホーチミン市。

ベトナムスイーツを熱く語り合い、自分たちでいっそのこと作れないかと思い立ったのがきっかけ。ベトナム全国には良質なカカオ豆が育つ農園がいくつもありながら、なぜかおいしいチョコレートがありませんでした。

マルゥ・チョコレートのおいしさの秘密は3つ。

1 異なる産地でカカオを収穫

マルゥ・チョコレートは全9種類(普通6種、プレミア3種)あり、いずれもベトナムの異なる産地・農園でカカオを収穫しています。産地が異なれば気候も変わります。特にベトナムは南北に長く気候も多様性に富んでいます。

さらに沿岸地域、離島、高原地帯、山岳地帯といびつな地形を持っているので、農園が異なれば、そこで育つカカオの風味は当然変わり、さらに栽培方法も変わることによって、チョコレート独特の苦味と旨味に違いが生まれます。

2 世界に認められるダークチョコレート

マルゥ・チョコレートはすべてカカオ70%以上の、いわゆるダークチョコレート。苦味が立ち、大人向けの味となっています。

特にカカオ85%の「ハート・オブ・ダークネス(Heart of Darkness)」は、世界チョコレート・アワード、高カカオダークチョコレート部門でトップに輝いた実績があります。現在では世界から注目されるまでに至り、このカフェがオープンした当初から、日本を含む世界各国のマスコミが取材に訪れています。

3 化学品不使用

カカオからチョコレートの加工まで一貫してマルゥの工房で行います。乳化剤、添加物、バニラすら不使用で、チョコレートを作るに必要な素材は、カカオとサトウキビを原料とした砂糖のみ。100%天然素材だからこそ、カカオのフルーティーな香りをそのままチョコレートに引き継がせることが可能です。

マルゥ・チョコレートの工房を見学

テーブル席傍には、実際チョコレートを作っている工房をガラス越しに見学することができます。今回は特別に許可をもらって中を見学させてもらうことができました。

近年グローバルスタンダードになりつつある「Bean to Bar」は、生産から製造まで一貫して自社で行う方式。

日本では明治などの大手以外では、一部のチョコレート専門店でしか行われていない方法ですが、世界ではアメリカを発端に、欧米各国でも主流となってきました。

チョコレートに甘さを加えるのは最後の工程であり、中間過程のチョコレートを試食させてもらいましたが、非常にビターです。砂糖はベトナム特産のサトウキビを使用。適度な甘さを加えてダークチョコレートの味を調整します。

こちらのカフェでは、板チョコだけではなく、クッキーやパンといったスイーツにも変身。すべてにマロゥ・チョコレートがふんだんに加えられています。

チョコレート尽くしのブレイクタイム

こちらのカフェでは、まさにチョコレート尽くしの午後のひとときを楽しむことができます。コーヒーはエスプレッソやアメリカン、カプチーノなどが揃っていますが、おすすめはやはりマルゥ・チョコレートを素材にしたチョコレートドリンク。

一押しは当カフェの看板メニューである「シグネチャー・マロウ(signature Marou)/9万ドン」。

スイーツは「エクレア/7万ドン」、「チョコレート・パン/6万ドン」、「マカロン/9万ドン」などなど、計9種類を堪能することができます。

旅行者であれば、数品注文して分け合って試食してみるのがいいですね。

お土産にマルゥ・チョコレートを

日本ではオンラインショップ通販で購入できるほか、実店舗では東京に4店舗、千葉に1店舗(2016年6月時点)で買うことができます。

ただし、いずれも価格は2倍程度と高いので、気に入った旅行者はここでまとめ買いするのがおすすめです。

チョコレート以外にもマルゥブランドの食器やトートバッグなども販売中。旅の思い出にこちらも見ておきましょう。

一度は体験してほしい高級チョコの味

マルゥの創立者の一人であるサミュエル氏は、日系フランス人のため日本語も堪能。ですので、今後は日本にも積極的に展開していくことでしょう。

マルゥ・チョコレートは、日本で販売されている通常のチョコレートの3倍ほど高値がつけられていますが、それもBean to Barにこだわった結果。

普通の市販されているチョコレートとは確かに異なるフレーバーと味わいがあります。高級チョコレートとしての位置づけなので、自分用、大切な人用に買ってみてはいかがでしょうか。

マルゥマロウマルウチョコレート

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