ベトナム旅行で持っていきたい常備薬は?
2023年5月16日更新
ベトナム旅行に持っていきたい常備薬は、あなたが日本で常備していてよく使うお薬そのまま、と考えてよいでしょう。それにプラスして虫よけと虫刺され用の薬、消毒薬と絆創膏があれば、おおかたの場合はなんとかなるでしょう。
もちろんベトナムにだって薬は売っています。しかし、外国の薬は日本人には効きすぎることが往々にしてあるものです。それに効能や副作用はもちろん、どんな時にどのくらい服用するのか、日本人スタッフが売ってくれて日本語で書いてある、ということは期待できませんから、持っていくのが安心です。
風邪薬はマストアイテム
まずは風邪薬。できれば二種類あると便利です。ひとつは風邪のひきはじめに効くタイプ。ちょっと喉に違和感があって節々が痛い、という程度のときのため葛根湯などがおすすめです。もうひとつは総合感冒薬です。咳や熱、痛みなどの症状を抑える薬です。完全に風邪をひいてしまったな、というときにはこちらが威力を発揮します。
いざというときの鎮痛剤
そして鎮痛剤。一般的には頭痛薬として服用することが多いですが、頭痛のときだけでなく、肩こりや腰痛、生理痛など痛いときに飲めば効力があります。これこそ外国製は強すぎる場合が多いのでお忘れなく。
胃薬はベトナムで心強い味方
胃薬も大事。いつも日本でとっている食事と違って、強い香辛料や、慣れない食材、旅のたのしさでいつも以上に食べ過ぎ、など胃もたれをすることもあります。また、ベトナム料理が口にあわなくて食欲がない、ということや、食べ物に関係なく緊張や心配で痛くもなるのが胃。胃薬はそんなときに強い味方。液体状の胃薬もあって、よく効きますが、旅行には軽い錠剤か粉末がよいでしょう。
下痢止めは切り札として持っておきたい
忘れていけないのは、下痢止めです。もちろん悪いものを飲食して重い下痢になったら、そのときは病院に行くべきです。しかし、日本でもお腹が冷えた時に経験するようなちょっとした下痢なら、下痢止めが十分役にたってくれます。水がなくても、かみ砕いて飲めるタイプの下痢止めなども便利です。
外国の薬を服用する場合
もし、持っていった常備薬で間に合わず、ベトナムで薬を買う場合には、よく注意して服用しましょう。英語ができなくても、薬の効能書きに書いてあることは日本語のものと同じです。効能、飲み方、副作用が書いてあります。副作用は読めなくても飲み方は一日何回、とか食後、とか簡単な英語ですのできちんと読みましょう。スマホで翻訳するのも手です。
どの薬を選ぶかは、あなたの「人間力」。言葉が通じなくても、空咳をして見せたり、のどや頭を抑えて顔をしかめればそこが痛いとわかってもらえます。体調の悪いときには面倒ですが、こんなトラブルも後で思い返すと旅のよき思い出、実は大変な思い出の方が懐かしかったりするものです。
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