初めてのベトナム旅行者は必読!お金にまつわる便利知識

2017年10月11日更新

海外旅行で何かと不安がつきまとうのが「お金にまつわる現地事情」です。その代表例がチップ。いつ、どのタイミングで、誰に、いくら渡せばいいのか、海外旅行初心者の方は毎度迷うものです。ベトナム旅行では、チップのほかにもお金にまつわる疑問はいくつかあります。中にはこれを知っておかないと、現地で不快な思いをすることもあります。ベトナム旅行を一層充実したものにするためにも、お金関連の現地事情はしっかりと把握しておきましょう。

1、チップは小額紙幣を混ぜない

飲食やスパマッサージ店、ホテルといったサービス業で働くベトナム人の給料は、基本給は低めに抑えられていて、あとはチップが主な収入源となります。そのことから古くからチップの習慣が根付いているのがホーチミンの特徴です。

旅行者の方もなにかとチップを渡す場面があることでしょうが、そこで注意点があります。ベトナムでは2015年より硬貨の流通がほぼなくなっています。最低小額紙幣は200ドンで、続いて500ドン、1000ドン、2000ドン、5000ドン、1万ドン……となります。チップは最低でも1万ドン~となるほか、例えば3万ドンをチップとして渡す際、200ドンから5000ドン札を組み合わせて3万ドンを作るのは、相手に失礼となります。1万ドン札以上で渡すようにしてください。

2、お金は財布に入れずに横のポケットに

日本人男性の多くは、財布はズボンの後ろのポケットにしまいがちですね。長財布であってもバックポケットにしまう方もいるかもしれませんが、ベトナムではご法度です。後ろのポケットではいつスリにあうか分かりません。気が付いたら財布を盗まれていた、なんてことにもなり兼ねませんね。ベトナムではお金は小分けにして持つことはもちろん、日本では少々はしたない行為かもしれませんが、お札をそのまま横のポケットに突っこんでおくのが実は効果的。横のポケットは小さく狭いので、さすがにスられることはありません。ベトナム人はみなさんそうしています。

3、欧米人のようにマネークリップを利用

小額紙幣はチップや支払い時ように、いつでもポケットに数枚入れておくのは、チップの習慣が根付いているアメリカや欧米の習慣。しかし、ベトナムでは紙幣は束になってしまうので、まとめておきたいところです。そこで活躍するのがマネークリップ。十数枚の紙幣を磁石で挟んでとめておくことができます。またマネークリップによっては、紙幣だけではなくカードも挟める良質なものもあります。

4、食堂やレストランでおしぼりとお茶は有料の場合がある

ローカル食堂やレストランのテーブル席に座ったら、まずは店員がおしぼりを持ってきてくれます。そして、飲み物を注文する際、日本では無料のおひやがありますが、ベトナムでは水ではなくお茶となります。

しかし、ここで注意が必要。食堂やレストランでは、基本おしぼりとお茶は有料です。いずれも2,000~5,000ドン程度伝票に含まれています。ただし、すべての店で有料というわけではなく、おしぼりは8割型、お茶は6割型有料と思っていてください。もし注文した料理以上にお金を請求されたら、お茶とおしぼり代を考えることができます。

5、商品によるマネーバランスがおかしく感じることがある

ベトナムのスーパーやショッピングセンター、デパート、家電量販店に一度足を運んで、それぞれの商品の値段を確かめてください。すると、日本人なら少し驚くようなことがあります。

例えばベトナム産のボールペンは一本3000ドン(約15円)、しかし、隣に置かれている日本産のボールペンは1本3万ドン(約150円)。日本人からすると、いずれも大した額ではありませんが、同じボールペンでもベトナム産と日本産だけで10倍価格が違うのです。

例えば、道端の路上カフェで一杯1万ドン(約50円)のコーヒーを飲んだあと、カフェのメニューに載っている一杯6万ドン(300円)のコーヒーを飲む気にはなかなかなれません。

2015年のベトナムの一人当たりのGDPは2000ドルとちょっと。つまり年収二十数万円です。しかし、ホーチミンの都心や近隣地区のベッドタウン、新興住宅街では、戸建てで2千万~5千万円の価格がつき、1000万~2千万円のマンションが売れます。

上記の例に対してベトナム人は当たり前と思っているようですが、日本人からすると、驚き、理不尽に感じることもあります。

6、500ドン以下のお釣りは飴になる場合がある

ベトナムのスーパー、コンビニ、ショッピングセンターなどで買い物をしたとき、お釣りが小額の場合は、代わりにキャンディーになることがあります。もう少し具体的にいうと、200ドンもしくは500ドン以下の釣り銭の場合は、切り上げて1000ドン札になるか、もしくは切り下げる代わりに飴玉をもらうことになります。日本人は1円単位で確実にお釣りを受け取るのが習慣なので、仮にお釣りが飴に変化したとしても目くじら立てないようにお願いします。ありがたくいただきましょう。

7、高級ナイトバーやビアクラブのチップは高い

せっかくのホーチミン旅行。物価が安いことをいいことに、普段行けないような高級レストランやバーでセレブ気分を味わうのもいいでしょう。なんだか自分がお金持ちになった気分になります。しかし、覚えておいてほしいのが1点。高級レストランやバー、ビアクラブでは、会計が終わったあとにウェイターにチップを渡すのが普通です。レストランではお釣りの端数(5万ドン程度かそれ以下)を受け取らないでテーブルに置いておくといいでしょう。

しかし、ビアクラブや高級バーでは、ウェイターが灰皿交換や煙草の火をつけてくれたり、おしぼりを用意してくれたり、店によってはフルーツの皮を剥いてくれるところまであります。そういった場所では、約10万ドン程度のチップが相場となります。例えば、そのような店では、ビールは6万~9万ドン、カクテルは10万~20万ドンが相場です。ビールを一杯飲んだだけだと、チップは会計以上となりますし、20万ドンのカクテルを一杯頼んだだけだと、チップは会計の50%。欧米では合計金額の10~20%がチップとなるのに対し、ベトナムは金額に関わらず、店の形態によって相場が決まっているのが納得いかないところです。

理解するよりも分かればいい

今回紹介したベトナムのお金事情の中には、どうしても納得いかないものもあるでしょう。しかし、ここはベトナム。郷に入れば郷に従わなければなりません。異文化というのは、すぐに慣れるものでも理解できるものでもありません。「なんで!?」と思うのではなく、「そういうものか」とわかることが、ベトナム旅行にストレスを感じないコツでもあります。

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