1億人の旅客収容能力をもつノイバイ空港の計画を検討
2024年8月29日更新
目次
2024年8月28日
ノイバイ空港の2021年から2030年までの計画案、および2050年までのビジョンでは、年間1億人の旅客収容能力が予定されており、2025年までに完成する見込みです。
交通運輸省はハノイ市の国会議員団に対し、ノイバイ国際空港の計画に関連する地上での境界標識の設置に関連する住民からの要望に回答するため、公文書を送付しました。住民は2008年の政府決定第590号に基づくノイバイ空港の計画調整が15年以上前に発表されたものの、これまでに境界標識が設置されておらず、住民の生活に大きな影響を与えていると指摘しています。住民は交通運輸省に対し、早急に境界標識を設置し、住民が安定した生活を送れるようにすることを求めています。
ハノイ市からの住民からの要望に対し、交通運輸省は航空業界の急速成長と2020年までの航空交通運輸発展計画、および2023年までの指針に基づき、フランス政府からの無償援助資金を通じて、ノイバイ国際空港からの2021年から2030年までの計画と2050年までのビジョンを策定したと回答しました。これに基づき、フランスのコンサルタント会社ADPiは、2019年6月から任務を開始しノイバイ空港の全体的な計画を見直し、年間約1億人の旅客収容能力をもつ空港の拡張・発展案を検討しました。これは世界の主要な国際空港と同等の規模です。
現在2021年から2030年の期間におけるノイバイ空港の計画案と2050年までのビジョンは基本的にフランスのコンサルタント会社ADPiによって完成されています。さらにベトナム航空局が国内のコンサルタントに最終調整を依頼しており、2025年までに完成する予定です。交通運輸省は「計画が承認された後、国連機関に指示して計画を公表し地方自治体と協力して境界標識を設置する」と文書で述べています。
政府の2008年の決定第590号に基づくノイバイ空港の計画によると、2020年までに空港の総旅客収容能力は年間2,000万から2,500万に達し、T1ターミナルは720万人から1,000万人、国際線用のT2ターミナルは1,000万人から1,500万を受け入れる予定でした。2020年以降の指針としてはT1およびT2ターミナルで年間2,500万人の旅客を受け入れることを目指し、T3およびT4ターミナルを新設して空港の総旅客収容能力を年間5,000万人に引き上げる計画です。
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