新興住宅街7区フーミンフンを歩いてみました♪

2023年5月16日更新

新興住宅街7区フーミンフンを歩いてみました♪

ホーチミンの1区からタクシーで南下し、サイゴン川の支流を跨ぐオンラン橋を渡り、4区を通り越してさらに先へ進むと、7区が見えてきます。7区一帯は新興住宅街で、まだまだ開拓の余地が残されているのものの、中でも外国人や富裕層のベトナム人が暮らす高級マンションやヴィラが建ち並ぶエリアを「フーミンフン」と呼びます。

緑が多い住宅街

新興住宅街7区フーミンフンを歩いてみました♪

フーミンフンはプール付きの高級マンションやフレンチ様式のヴィラが並ぶエリア一帯を指します。住宅がの玄関口には24時間体制で警備員が常駐していますので、セキュリティも抜群。旅行者といえども、住宅のエリア内に入ることはできません。ヴィラの家賃は一か月2000~4000ドル。こんなところに住めるのは外国人といえども駐在員、もしくは会社経営者くらいのものです。経費で家賃が落とせないと厳しいですね(汗)

ここ10年でベトナムは不動産バブルが到来し、地価が十数倍に膨れ上がりました。現在も微増していて、ベトナムのインフレが続くまでは値上がりは続きそうです。不動産投資の声もよく見受けられます。

新興住宅街7区フーミンフンを歩いてみました♪

トンドゥックタン大学は地元では知らない人はいない有名な学校です。広いキャンパスが特徴で非常に人気の私立大学ですが、学費も相応に高いです。ただし、日本人からみるとなんてことはないキャンパスです。ベトナムの学校は敷地がない関係で、大学といえども縦長の建物一棟がキャンパスのすべて、といった学校が多くあります。国立でも5分も歩けば一周できてしまうような小さな大学がほとんど。

ちなみに、ホーチミン市内で最も有名な私立大学は「RIMIT UNIVERSITY」。学費は日本円に換算して年間150万円以上です。ベトナムの平均所得から考えるととんでもない金額です。

多国籍に富むレストラン

新興住宅街7区フーミンフンを歩いてみました♪

フーミンフンは別名「コリアンタウン」と呼ばれています。それほど韓国系のお店や看板が目立ちます。しかし、最近は日系やそのほか西洋料理レストランも頑張っている様子で、町を歩いていれば、多国籍料理のレストランに巡り合うことができます。

こんな高級感漂うレストランがあるのもフーミンフンの特徴。最近は「るるぶ」をはじめとして、ガイドブックにも紹介されるようになってから、徐々に観光客の姿も見かけるようになりました。

お洒落カフェで緑を感じる

新興住宅街7区フーミンフンを歩いてみました♪

フーミンフンの魅力は、なによりも「バイクの大群がない」ことです。バイクの排気ガスに嫌気がさしている方には特におすすめです。ホーチミンの喧騒を忘れて、オープンエアのカフェでゆっくりと時間を過ごしてください。

近代的なショッピングセンターで買い物♪

新興住宅街7区フーミンフンを歩いてみました♪

フーミンフンには「ビボシティ」、「パークソン」、「クレセントモール」といった近代的なショッピングセンターが点在しています。どれも外資資本なので非常にお洒落。大抵のショッピングセンターにはミニスーパー、アパレルショップ、レストラン、カフェ、フードコートが併設しているので、ここで半日ほど時間を潰すこともできます。

新興住宅街7区フーミンフンを歩いてみました♪

写真上はクレセントモール前の夜の遊歩道。ロマンティックなムードで、ベトナム人のデートスポットにもなっています。川に沿って先へ進むと、先ほど紹介した「チャムチャーム」というインドシナ風レストランが見えてきます。

時間に余裕がある方におすすめのフーミンフン

フーミンフンは旅行者にとってマストの観光エリアではありませんが、時間に余裕がある方には是非ともおすすめしたい場所でもあります。事前に行くお店をピックアップする必要もありませんので、とりあえずフーミンフンを歩いてみて、気になったお店に入ったり、カフェでお茶したりして自由気ままに過ごしてみてください。きっと普段の疲れを忘れる憩いのひと時を手に入れることができるかと思います。

ホーチミン観光情報ガイドが最近書いた記事

おすすめの記事