【体験記事】ホーチミンのナイトツアーで一番おすすめなのがコレ!
2023年5月16日更新
目次
ホーチミンのナイトライフはどのように過ごすか検討していますか?もしツアーに参加するなら、「水上人形劇」と「サイゴン川周遊ディナークルーズ」は押さえておきたいところ。滞在期間が短い弾丸旅行の方も、どちらかは参加してほしいです。
しかし、「どちらも絶対に楽しみたい!」と考えている方におすすめのツアーも登場したとのこと。旅行会社で一番人気と言われている「水上人形劇&サイゴン川ディナークルーズ」ツアーです。まさか一夜で両方を行くことができると、筆者もいささか驚き。
ということで、今回はこちらのツアーに参加してきたので、その模様をご紹介したいと思います。
ご予約時の注意点
※当ツアーはチケットの手配等諸手続きがあるため、2日前までにお申し込みください。
※代金は当日ツアーガイドにお支払いください。米ドル、日本円、ベトナムドン対応。
水上人形劇&サイゴン川ディナークルーズツアーの詳細
ツアー名 | [SGNPG03]水上人形劇&サイゴン川ディナークルーズ |
---|---|
催行会社 | サザンブリーズ |
料金 | 5,000円/人 ※料金は目安となります。当日の為替によって、若干変動がある場合がございます。 |
まずは水上人形劇
旅行会社のツアーガイドが宿泊先ホテルに迎えに来てくれたのは18時。ほぼ定刻だったので、参加者は遅れないようにしましょう。ツアーガイドに連れられて混載車に乗り込み、およそ10分ほどで水上人形劇に到着。
5~10分程度出入口傍で待っていました。その間に大きな水上人形と記念撮影♪
ほどなくしてツアーガイドがパンフレットを渡してくれて、いざ入場。
どうやら全席指定席の様子。ツアーガイドが席まで案内してくれました。劇場は映画館のような造り。ワクワク度アップです。
水上人形劇開幕!
垂れ幕が開き姿を現したのは、ガイドブックにも必ずといっていいほど紹介されているあの光景! 王宮を思わせる背後に中央の溜池。早速水上人形が登場し、溜池の中を縦横無尽に行き交います。
溜池の両側には写真上のような演者さんがいて、弦楽器や打楽器で音楽を奏でたり、水上人形のアテレコをしたりしています。もちろん声はすべてベトナム語なので、どんな会話をしているのかは分かりません。でもそれもベトナム旅行。日本語吹き替えがあったら逆にビビります(笑)
演目は全部で17個。タイトルはパンフレットに載っています。ちなみにご安心を。パンフレットは日本語訳が付いています。なので、演目タイトルとステージ上で繰り広げられている水上人形の様子を見比べれば、いま何番目の演目をしているかは想像がつきます。
タイトル『王の凱旋』。
ここで少し水上人形劇の歴史の説明を。水上人形劇はベトナム北部のとある農村が発祥の大衆娯楽だったようで、1000年以上の歴史があるそうです。その後、北ベトナム政府に認められて、一時は皇帝が鑑賞していたとも言われています。近代以降はベトナム政府が水上人形劇の観光資源に目をつけて、さらに発展及び全国に展開していきました。演目は不動ではなく、不定期的に変わっているようです。
タイトル『レロイ王とホアンキエム湖伝説』
水上人形たちが演じるのはベトナムの農村の習慣や生活風景だったり、伝統、伝説、神話などです。ベトナムも伝説神話共にたくさんあるんですよ。
劇が終了したら、ただちに埠頭に直行!
水上人形劇の上演時間は約45分程度。劇が終了したら出入り口付近にツアーガイドが待ってくれていて、筆者たち参加者を見つけるなり、混載車に即移動。そして次なる目的地である埠頭に向かいます。
道中車窓から眺めた風景。路上カフェの進化版でしょうか。かなり快適そう♪
ちなみに車が急ぐ理由はディナークルーズも出航時間が決まっているからだそうです。やはり結構かつかつなんでしょうね。
クルーズ船に到着!
埠頭には3つ4つの大小の客船が停泊していました。向こうの沖の方で見える船はすでに出航済のクルーズ船でしょうか、などと眺めているうちに、ツアーガイドが「筆者たちが乗る客船はあれだよ」と指さしてくれました。
今回乗船する船は「タウ・サイゴン号」。タウとは船という意味です。サイゴンは旧南ベトナムの首都。いまだにホーチミンをサイゴンと呼ぶ人は老若男女問わず多いです。ホーチミンというよりサイゴンの方が発音が短いので、実は筆者も多用しています。
サイゴン号の桟橋傍には女性クルーが立っていて、記念撮影にも応じてくれます。凛々しい表情に心ときめきます。
いざ、乗船!
埠頭に到着したころにはすでに乗船開始していたようで、待つことなくすぐに船に乗ることができました。やはり時間はそれほど猶予ないようですね。
船内はこんな様子。意外や意外、ベトナム人の姿も多く見受けられます。ツアーガイドに訊いたところ、「たぶん中部や北部からの観光客でしょう」とのこと。なるほど、国内旅行ですね。
料理やら出航やらの準備で慌ただしくしているクルーたちを横目に、筆者たちはテーブル席に案内されたのち、出航まで船内散策。ホーチミンの陸地ともしばしのお別れです。10分後くらいに船はボーッという汽笛とともに碇が引き揚げられて出航!ボンボヤージュ!
ディナークルーズを満喫
船が出航したらすぐにテーブル席に料理が運ばれてきます。料理はコースのようで、自分たちで決めるのはドリンクのみ。ドリンク代はツアー代金には含まれていないので、自分で最後に会計します。これはツアーの定番ですね。
テーブルに並んだ料理は6品。スープ、シーフード、揚げ春巻き、蒸しエビ、ローストチキン、そして鍋です。
料理の味は中の上といったところ。レストランにはかないませんが、夜景を眺めながら船内で食べるベトナム料理は、外国情緒があって2割増しです♪
船から見る夜景。ベトナム最大の商業都市というだけあって、この1区だけは日本にも引けを取らない近代化がなされています。高層ビルにタワー、大型ショッピングセンターなどが続々とライトアップ。
船内奥はステージのようになっていて、そこで催し物が始まります。毎日同じプログラムかどうかは分かりませんが、今夜はベトナムの伝統音楽の生演奏にフラメンコでした。フラメンコは麗しきベトナム人女性たちが躍動感ある情熱的な踊りを披露。船内も熱気に包まれたひとときでした。
ツアー終了
航海は約1時間ほど。そののち埠頭に戻ってきて、ツアーガイドに再び促されて混載車に乗り込み、一路ホテルへ。
感想・まとめ
終わってみて感じたことは、「大満足!」。
旅慣れた旅行者の中には「2つとも自分で行けるよ」と考えている方もいらっしゃるかと思いますが、それは少々危険ですね。水上人形劇からクルーズ船が停泊している埠頭まで迷わずにさらに渋滞を駆け抜けて疾走できるのであればいいのですが、タクシーにそんなこと言えませんし、バイクタクシーは埠頭の場所を知らない可能性もあります。
2つの人気ナイトライフを一夜で網羅できたのはツアーだからこそ、といっていいのかなと感じました。失敗したくないホーチミン旅行を考えている方は、是非こちらのツアーにご参加ください!
水上人形劇&サイゴン川ディナークルーズツアーの詳細
ツアー名 | [SGNPG03]水上人形劇&サイゴン川ディナークルーズ |
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催行会社 | サザンブリーズ |
料金 | 5,000円/人 ※料金は目安となります。当日の為替によって、若干変動がある場合がございます。 |
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