ベトナムの中秋節はみんなで月餅を
2023年5月16日更新
中秋節という行事はご存知ですか?中国由来のイベントですが、日本でも古くから習慣として残っています。この言葉でピンとこない方は、「月見」ではいかがでしょうか。「それなら知ってる」、「じいちゃんが月見団子を毎年楽しみにしている」といった声も聞こえてきそうです。
これは中秋節と呼ばれる行事で、日本では月見として知られているほか、お世話になった人に贈る「お中元」としても認知されています。今回はベトナムの中秋節を日本と比較して紹介したいと思います。
2015年の中秋節は9月27日
日本では中秋節を毎月旧暦の7月15日、もしくは8月15日で祝います。お中元に関してはなぜか新暦ですが。ベトナムでは中国文化に倣って、毎年旧暦の8月15日を中秋節と定め、今年2015年は9月27日にあたります。日本人にとっては月見のイメージが強く、最近の若者にとっては存在感がない行事の一つですが、ベトナムでは非常に重要な位置づけとされています。
中秋節は子供がメインの行事
ベトナムの中秋節の歴史について
ベトナムの中秋節について、ランタンの伝統を広げているNguyễn Thị Kim Thuỷさんに伺ってきました。ベトナムの中秋節の歴史や月餅を食べる風習についてもっと知りたい方はこちらもご覧ください。
ベトナムでも月餅はマストアイテム
ベトナムの中秋節の歴史について
ベトナムの中秋節について、ランタンの伝統を広げているNguyễn Thị Kim Thuỷさんに伺ってきました。ベトナムの中秋節の歴史や月餅を食べる風習についてもっと知りたい方はこちらもご覧ください。
Nguyễn Thị Kim Thuỷ さんのプロフィール。
ホーチミン市の建築大学でインテリアデザインを学んだ後、 30歳で息子の母親になった今、子供たちが自分たちの伝統を学ぶ最も簡単な方法はおもちゃだと思います。そんな思いで、中秋節という子供のお祭り用の提灯を作り始めました。