突然腹痛に見舞われたときは、まずはどうする!?
2023年5月16日更新
待ちに待ったホーチミン旅行!行きたいとこも食べたい物もたくさんあると思います。ただ慣れない海外での生活で体調を崩してしまう方も中にはいます。旅行者で1番かかりやすい病気が下痢です。ベトナムを含む東南アジア、アフリカ、中東、南アメリカ、中国など一部の国や地域では衛生管理が行き届いておらず、食あたりに見舞われることも少なくありません。今回はもしもの時に備えて突然腹痛になった時の対処法を見ていきましょう。
ホテルで安静にしておく
症状にもよりますが、ホテルで安静にしておくことが一番です。旅行に来ている場合は丸一日日程が潰れるので勿体無いとも思われますが、無理して動くと悪化させてしまいます。ツアーで来ている場合は特に自由に行動が出来ないので、好きな時間にトイレ休憩を確保する事は難しくなります。体力も消耗するので休んでいた方が治りが早いです。
対処方法
ウィルス性の下痢の場合は止めると長引くので下痢止めは使わず、抗生物質(khang sinh)を使った方が早く治るでしょう。ベトナムの薬局では処方箋がなくても抗生物質が購入できます。ホテルによっては常備しているところもあるので聞いてみても良いでしょう。脱水症状を起こさない為にも小まめに水分補給はして下さい。
『お腹が痛い』と伝える場合
ベトナム語 ;Toi bi dau bung (トイ ビィッ ダウ ボン)
英語;I have a stomach ache ( アイ ハヴ ア ストマック エイク)
2、3日経っても改善が見られなかったり、嘔吐を伴う下痢など症状がひどい場合は病院に行くことを勧めます。海外保険に加入していればキャッシュレスで見て貰え、安く済むので加入をしておいた方がいいでしょう。無保険の場合だと1日入院で5万円から10万円程度かかります。
予防
お腹を壊す原因の1番に挙げられるのが水や食べ物が合わないことです。ベトナムの水は硬水なので水道水は日本人の体質には合わないのでミネラルウォーターを飲むようにして下さい。露店の氷も水道水から作っていたりするので避けましょう。加えて露店や屋台などで食事する際は衛生面も気をつけて見て、汚いお店では食事をしない方が無難です。手洗いや消毒もマメに行いましょう。貝などの魚介類から食あたりを起こす人も多いので、生食は避け加熱された物を取るようにして下さい。
毎年、熱帯地方に旅行に行った人の3割〜5割の人が下痢などの腹痛のトラブルに見舞われています。慣れない海外でのストレスもありますが、食べ物や衛生面に気をつけていればかなり防ぐことができます。腹痛を起こさないことが1番ですが、もし腹痛に見舞われても無理せず休み、小まめな水分補給を忘れず早く治して下さいね。
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