ニャチャン寝台列車5つ星に体験レビュー

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2023年5月16日更新

ベトナムの中南部ビーチリゾートのニャチャン。近年は日本人旅行者もじわじわと増えてきて、東南アジアで注目のビーチエリアとなります。そのニャチャンは日本から直行便は出ていないので、最寄りのホーチミンで国内線に乗り換える必要があります。

そこで今回お届けしたいのが、『ホーチミン~ニャチャンの寝台列車の旅』。飛行機でひとっ飛びもいいですが、それではなんだか味気ないですね。異国の地の列車旅というのも、なかなか旅情緒があっていいものです。

観光客も満足!寝台列車ゴールデントレイン

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今回筆者が乗車したのは、かつてベトナム中で脚光を浴びた豪華5つ星寝台列車「ゴールデントレイン」。近年は老朽化して来て当時の面影を見るのは難しくなったころ、ようやくリニューアルしてくれました。2017年2月に運行再開始したばかりなので、まだまだ車内は清潔です。

時刻表

ホーチミン~ニャチャン間の寝台列車はSNT1.SNT2の2つの車両が走っています。

SNT1……19時10分ニャチャン駅発、翌3時30分サイゴン駅着

SNT2……20時30分サイゴン駅発、翌5時30分ニャチャン駅着

つまり、ホーチミンからニャチャンへ行く方はSNT2に乗ることになります。

乗車券の購入方法

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乗車券の購入方法は2つ。1つは市内の旅行会社およびツアーデスクで手配してもらう方法。2つ目は自身でサイゴン駅に向かい、窓口で購入する方法です。ちなみに、前者は代行してくれるときと不可のときがあります。そこはお国柄というか、時折駅窓口のスタッフが「自分で買いに来ないと売れない」と言ってくるそうです。

ただサイゴン駅も市内で比較的行きやすいところにあるので、それほど手間ではないはず。チケット料金はシーズンや部屋タイプによりますが、寝台は凡そ50~80万ドン/人。

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すべてが遅延する大らかなベトナムですが、列車の出発時刻は意外と正確。トラブルがない限り定刻で発車しますので、時間に余裕をもってサイゴン駅構内で待ちましょう。

サイゴン駅構内はミニマートにカフェ、ファーストフード店があるので、食事がてら待つことも可能。また、列車内は売店がありませんので、お菓子や飲み物もここで調達しておくといいでしょう。

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ちなみに、列車の乗車時刻になるまではプラットフォームに入ることはできません。また、チケットがない方もフォームには立ち入りできません。

フォーム内

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行き交う人を見ると、現地人だけではなく、外国人も多く行き交います。寝台列車というと何だか旅ロマンが掻き立てられるのは世界共通のようですね。s

まずはチケットに記載されている車両ナンバーを確認しましょう。「Toa8=8両目」という意味ですが。入口傍には駅員が立っていて、ここでチケットを見せることになります。

憧れの寝台列車に乗ろう!

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ゴールデントレインは寝台タイプ(写真上)と通常の座席タイプがあります。もちろん寝台の方が高いのですが、せいぜい1000円程度の差。ホーチミンからニャチャンまでは9時間ありますので、座席はかなりきついです。ただ、座席はリクライニングがありますし、回転式なので4人で向かい合うこともできます。途中駅で降りる乗車時間が短い人はこちらもいいかもしれませんね。

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寝台ルームは両サイドに2段ベッドがそれぞれ設置されていて、男女相乗り。照明は部屋全体と各ベッド脇にあります。他人と相部屋が嫌な方は、一部屋(4席)乗車券を買い上げて貸し切りにするしかありません。

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各車両に設置されているトイレ。清潔ですね。トイレ傍と入口傍には洗面台もありますので、化粧直しをすることもできます。トイレットペーパーはない場合もあるので、ポケットティッシュを持参しておくといいでしょう。

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もしトラブルや不明点があったら見回りしている乗務員を捕まえて訊ねましょう。ただ、英語ができない乗務員も多々いるので、その場合は他の乗客に訊ねるのも一つの手。こちらが外国人だと分かると親切に教えてくれることでしょう。

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朝5時車窓から見る景色。時期にニャチャン駅に到着するため、乗客も次々と起床して荷物の準備をしています。

ニャチャン駅に到着♪

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朝の5時30分。無事ニャチャン駅に到着しました。ベトナムらしく線路を歩いてフォーム出口に向かいます。ニャチャン駅を出ると、タクシーやバイクタクシーがたくさんとまって客待ちをしています。ニャチャンビーチまでは車で10分ほどかかるので、その周辺にホテルをとっている方はタクシーに乗って向かいましょう。

ベトナムらしい時間を満喫したい。東南アジアの旅ロマンに浸りたいという方は、片道は寝台列車を利用してみるのもいいかもしれません。「帰り(もしくは行き)は飛行機で」と予め決めていれば、比較的気軽に利用できるかと思います。

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