カットバ島の3,900人の観光客、台風プラピルーンによる交通遮断で孤立

2024年7月24日更新

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    台風プラピルーンの影響により、旅客輸送船、フェリー、ケーブルカーが運休となり、ハイフォン市北部のカットハイ地区にあるカットバ島に約3,900人の観光客が取り残されました。その中には、430人の外国人観光客も含まれています。

    カットバ島の3,900人の観光客、台風プラピルーンによる交通遮断で孤立

    カットハイ地区人民委員会のブイ・トゥアン・マイン委員長は、市の指示に従い、カットバ島から本土への交通手段(高速船、ドンバイ – カイヴィエン フェリー、カットハイ – フーロン ケーブルカー)が運休となったと発表しました。地元当局は、観光客が台風を避けるために滞在する間、地元のホテルや宿泊施設を提供することを発表しました。

    マイン委員長は「すべてのホテルには、観光客にサービスを提供する際には料金を50%割引するよう要請しています」と述べました。この料金引き下げは、カットバ観光コミュニティの一体となった取り組みであり、観光客に最善の支援を提供することを目的としています。

    フーロンコミューン人民委員会は、フェリーの運行制限により本土に戻れなかったカイヴィエン地域の29人の乗客に対して、無料の宿泊と食事を提供しました。

    今回の台風の影響により、月曜日から火曜日にかけての大雨でハイフォン市の一部地域で局所的な洪水が発生しました。カットハイ地区では、150-200mmの降雨量が記録され、一部の低地で洪水が発生しました。市内の都市部では、連続的な降雨がありましたが、中程度の降雨であったため、以前から洪水が発生しやすい低地でも大きな洪水は発生しませんでした。

    しかし、強風により、ホンバン区のチャン・クアン・カイ通り沿いやトー・フー花園の新たに植えられた木々が倒れる事態が発生しました。

    台風後も大雨が予想されており、市は各地区に対して、洪水状況を継続的に監視し、洪水や土砂崩れの危険性がある地域を確認し、緊急事態に対処するよう指示を出しています。

    この台風はハノイにも大雨をもたらし、月曜日の夜から火曜日の一日中降り続きました。

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