チルタウンだけじゃない!ホーチミンの○○街風居酒屋をご紹介
2023年2月4日更新
目次
みなさんは、「チルタウン」をご存知でしょうか。


「チルタウン(Chill Town)」は、東京のネオン街を模した看板が並ぶ居酒屋で、2019年末に、ホーチミン・トゥードゥック区にオープンしました。
2020年6月中旬、このお店の様子を私のTwitter(https://twitter.com/RayShibusawa/)でツイートしたところ、なんと、約8万いいね、3.2リツイートの大バズとなり、数々のネットニュースや日本のテレビで紹介されるほどの話題となりました。
ホーチミン郊外に突如現れたフェイクな居酒屋「チルタウン」行ってきました。
— 渋澤怜 🇻🇳🦐ベトナムなう (@RayShibusawa) June 16, 2020
いろんな意味で間違いまくってるど…これ、わざとなのか? 偶然なら奇跡だぞ。
歌舞伎町や渋谷センター街を模してるっぽいけど、本気で模してはいなくて、すっごい雑でテキトー。その面白さは日本人しか味わえないはず… pic.twitter.com/UxbLZ8Seyo
こちらのバズを受けて、私達「ホーチミン観光情報ガイド」では、「チルタウン」のオーナー、クオック・カインさんに取材し、このお店を作った経緯やこだわりのポイントについて伺ったりもしました。
さて、そんな国内外で大人気のチルタウンですが、ホーチミンには他にも似たようなお店がいくつかあります。すなわち「外国の街を模した、半オープンな造りの居酒屋」ですね。
そんなお店を今回は2軒ご紹介したいと思います。
ホーチミンの街風居酒屋1・ロストインホンコン(Lost in Hong Kong)
はじめにご紹介するのは、ホーチミン1区の中心部バックパッカー街にある「ロストインホンコン(Lost in Hong Kong)」というお店。

こちらのお店は、バックパッカー街であるブイビエン通りから一本入ったファングーラオ通りというところにあり、去年の夏ごろから営業しています。
お店は1960年~1970年代の香港をイメージしているとのことで、漢字の看板などが散りばめられています。


こちらのお店は地元の若者に人気で、私が訪れたのは平日11時ごろでしたが、ほとんどのお客さんがベトナム人の20代の人たちのようでした。
こちらのお店は、チルタウンのオーナーが、チルタウン構想の際に参考にしたお店。スケール、看板の作り込み具合などは、郊外にあってスケールが大きいチルタウンの方が上ですが、元ネタとなるこちらのお店も雰囲気は負けてはいません。


また、小二階があり、そこから自撮りをすると、まるで香港の街で撮ったような写真が撮れます。こちらはチルタウンもがっつり真似しているところですね。
ここで撮った写真をFacebookにアップするのが若者の間で流行っており、私もよくベトナム人の友人の写真を見たことがあります。
食べ物は、一応香港ぽいものもあるものの……という感じでした(このあたりもチルタウンと共通)。飲茶を注文したら、タデの葉とベトナムのソースがついてくる、ベトナム路上屋台風のものがでてきました。

こちらも、ベトナムのチェーのお店などで出てくるスナックですね。

まあ、食べ物というよりお店の内装を味わうお店という感じです。
以上「ロストインホンコン(Lost in Hong Kong)」のご紹介でした。行きやすい場所にあるので、ちょっと面白いお店に行ってみたいとか、変わった写真を撮りたい時におすすめです。
ロストインホンコン(Lost in Hong Kong)
住所:175/19 Pham Ngu Lao, quan 1
電話番号:093 213 47 49
営業時間:午後4時から翌朝4時まで。
https://www.facebook.com/hembiasaigon
ホーチミンの街風居酒屋2・ヘムチル-ソウルストリート(Hem Chill - Seoul Street)
二つ目にご紹介するのが、「ヘムチル-ソウルストリート(Hem Chill - Seoul Street)」というホーチミン二区タオディエンにあるお店です。こちらはその名の通り、韓国のソウルをイメージした街風居酒屋です。



「ヘム」というのは、ベトナム語で「路地」という意味。「チル」は英語で、「リラックスする」のような意味ですね。チルタウンをモロに意識した名前ですね……。
場所は、二区のタオディエン地区の西側、ランドマーク81が見えるような川沿いです。
こちらはロストインホンコンより広々しています。お客さんは、二区という場所柄か、欧米系の人が多かったです。

食べものは、洋食も韓国料理もそろっています。二次会で行ったのでおつまみだけ頼んだのですが、意外とおいしかったです! オニオンリングと、モッツァレラチーズのフライと、エビのフライを注文しました。



チルタウンの内装はほとんどハリボテだったのですが、こちらは実際の壺が使われていたりと、割と凝っています。ただ、看板は同じものの使いまわしなどが多くて、そこまで作りこまれた感じはないかも。


ロストインホンコン、チルタウンと比べて、大きな違いは二階がちゃんとあること。

二階は電車のモチーフが使われていました。

あと、橋&池があって、鯉が泳いでいました。二階席から韓国の街並みを見下ろしながらご飯を食べるのも楽しいかもしれません。卓のつくりからして、鍋もできるようで、料理に関してはこのお店が一番力を入れているように感じました。

以上が「ヘムチル-ソウルストリート(Hem Chill - Seoul Street)」のご紹介でした。二区が近い方は是非行ってみてください。
ヘムチル-ソウルストリート(Hem Chill - Seoul Street)
住所:8/13 Duong So 49B, Thao Dien, Quan 2
電話番号:028 3620 2919
営業時間:15~24時
https://www.facebook.com/hemchill.d2
まとめ
以上、ホーチミンに最近増え始めている、外国の街をモチーフにした居酒屋をご紹介しました。ベトナムが面白いのは、何かが流行すると、それを真似したものがものすごいスピードで乱立するところですね……。あきらかなパクリと思われるものも横行するのですが、そのスピード感と、割り切った様子には、なんだか逞しさを感じます。
これからも面白いお店があれば随時レポートしていこうと思います!
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