ホーチミンのガイドブックに必ず載っている「チョロン」。ホーチミン中心地の観光も沢山したいし、時間が足りない！そんなあなたに移動時間と昼食の時間も含めて3時間で最低限押さえておきたい観光スポットを回るコースをご紹介いたします。
短時間で回るのがお勧めの理由
ホーチミン中心地とはまた違った雰囲気を持つ、中国人街チョロン。日本の中華街のような食べ物屋さんやお土産屋さんが密集した観光地ではなく、あくまでも商売（市場）のエリアです。ホーチミン中心地以上にごちゃごちゃとした街中の様子を楽しみながらゆっくり歩きたいところではありますが、短時間におさめた方が良い理由が２つほどあります。1つ目はホーチミン中心地以上に空気が悪いこと。2つ目は衛生面の観点から、お手洗いに立ち寄る場所に不便が生じることです。
日本からのホーチミン旅行は比較的短めの滞在の方も多く、なかなかチョロン巡りに時間を充てられない方も多いのではないでしょうか。そこで考えたのがフォトジェニックな観光スポットに絞り、移動と昼食含めて3時間で回るプランです。
ビンタイ市場は全面改装中、現在は仮設営業中
ちなみにガイドブックに必ず載っている「ビンタイ市場」は2016年11月より全面改修のため閉鎖中で、現在はタップムオイ通りで仮設営業をしています。現在のところ2018年9月に改修が完了する予定とされています。
おすすめの回り方
朝の10時にホーチミン中心地を出発。最初に天后宮（ティエンハウ寺）を訪問し、布問屋街の風景を楽しみながら移動。チャタム教会を見学した後大娘水餃で昼食というプランで回り、13時にホーチミン中心地へと戻ります。
10:20～10:40 天后寺(ティエンハウ寺)
住所さえ告げればその場所の目の前で停めてくれるため目的地まで迷わず確実に着くのがタクシーの良いところ。実はチョロンには観光客にとって見た目の区別がつきにくい寺院が沢山あり、勘違いして別の寺院に迷い込んでしまうケースも多いです。治安の心配なチョロン地区、スマホの地図を見ながら歩くとひったくりの危険性も高まるためここは効率よくタクシーを使ってしまうのが賢明です。ちなみにベンタイン市場からのバスだと40分程度かかります。
お寺の入口の写真です。
有名な螺旋線香は20,000ドン(約100円)払うと線香を購入でき、1週間ほど吊るしてもらうことができます。
ベトナムで注目してもらいたいのが床のタイル。天后寺でもこんなおしゃれなタイルが貼られています。
10:40～11:05 布問屋街を散策しながら移動
天后寺を出てチャンフンダオ(Tran Hung Dao)通りを歩くと布問屋街の街並みが広がってきます。色鮮やかな布たちが軒を連ねます。
11:05～11:25 チャタム教会
チョロンのランドマーク的な建物、チャタム教会です。
こちらの写真は教会の中側から撮った写真になりますが、一見キリスト教の教会とは思えないくらいアジアンな入口なので通り過ぎないようにご注意を。
中はステンドグラスによって装飾され、外観とはまた違った洗練された印象を受けます。
11:45～12:40 大娘水餃で昼食
大娘水餃（Sui Cao Dai Nuong）
住 所：125 Chau Van Liem , District5 , HCMC
T E L ：0122-877-4168
こちらは人気店のため、12時前にすぐ席が埋まってしまいます。是非12時前に席を確保しましょう。お店も清潔で冷房も効いています。
紙のメニュー表に数を書き込んでいくのですが、おすすめは写真の３つで水餃子、焼き餃子、焼きそば(炒面)などです。大人2人だとこの3つでお腹いっぱいです。
大娘水餃からすぐそばの大通り、ホンバン(Hong Bang)通りでタクシーを拾い、13:00にホーチミン市街地へ到着です。
いかがでしたでしょうか。他にもチョロンの面白さは沢山あるのですが、限られた時間の中で効率よく代表的かつ写真映えする観光スポットを巡り、昼食も楽しむルートでご紹介いたしました。もっとチョロンの魅力を知りたい方は下記の記事も是非ご覧くださいね。
