3月24日はバインミーの日!googleのロゴがベトナムのソウルフード「バインミー」に♪
2023年5月15日更新
3月24日はバインミーの日でもどうして?
インターネットを開くといつも見慣れたグーグルのロゴが「バインミー」になっていました。ベトナム好きの人にはちょっと嬉しい一日になったのではないでしょうか。googleのロゴが緑色になっていて真ん中はバインミーに。そしてこのアニメーションがまた可愛い。
さて、3月24日はバインミーの日という事ですが、でもどうして?と思いますよね。日本では、ポッキーの日や夫婦の日など語呂で〇〇の日というのはよくあります。が、語呂ではなさそう。気になったのでさっそく調べてみました。
ソース元
Celebrating Banh Mi! #GoogleDoodle
http://www.google.com/doodles/celebrating-banh-mi
3月24日はオックスフォード英語辞書に「バインミー」が登録された日
2011年のこの日、バインミーはオックスフォード英語辞書(Oxford English Dictionary)に登録されました。1950年代後半のサイゴンの賑やかな路地の屋台で、バインミーを売り始めたという説もありますが、公式の起源の話はまだ検証されていません。 バインミーの歴史について一般的に受け入れられているのは、バインミーはフランスの影響を受けたバゲッドと言われています。もともとフランス人のために作られたバインミーは、お皿の上に、チーズや卵、ハムなどにバインミーを添えて食べられていました。しかし、庶民には手に入りにくい食材が多かったため、ベトナムで手に入りやすい食材にかわったと言われています。また、お持ち帰りしやすいように、バゲッドに具材を挟んで食べられるようになり、ベトナムのストリートフード「バインミー」が誕生したと言われています。
オックスフォード辞書にはこう書かれています。
“a Vietnamese snack consisting of a baguette (traditionally baked with both rice and wheat flour) filled with a variety of ingredients, typically including meat, pickled vegetables, and chilli.”
伝統的なバインミーとは?
一般的に伝統的なバインミーとは、カリカリとした軽いパンで作られ、好みのお肉に(豚肉のパテ、ベトナムのハム、ミートボールなど)、食感の良い野菜とハーブ(大根、ニンジンの漬物、パクリーなど)に、マヨネーズまたはマーガリン、醤油などで味をつけ、最後にチリソースまたは唐辛子をトッピングしたものを言います。
ヨーロッパのバゲッドをベトナムの食材に置き換えることで、ストリートフードの代表「バインミー」の出来上がりです。スパイシーでちょっと塩辛いお持ち帰り用の食べ物の誕生です。
現在では、ニューヨークからソウルや日本など、世界中のマーケット、レストランでサイゴンのバインミーをアレンジしたものが楽しめます。韓国では、特製のブルゴギとキムチを詰めたバインミーがあります。アメリカでは、ブリオッシュパンを交換して、小型化バージョンのバインミースライダーを作成したそうです。
ホーチミンで美味しいバインミー店
ホーチミンでストリートフードを楽しみたいなら、ぜひ屋台に挑戦してみてください。日本では、パンは朝食に食べる方が多いと思いますが、ベトナムでは夕方から開くお店も。皆さんもベトナムのソウルフードバインミーを楽しんでくださいね。筆者のおすすめは「BANH MI HUYNH HOA(バインミー・フィンホア)」です。ぜひ。
参考記事
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