ベトナム旅行で必ず覚えておきたいマナー
2023年5月16日更新
日本で当たり前でのことも国によってマナーも変わります。ベトナム人と上手く付き合うため、ベトナムをもっと知るためにも最低限のマナーは知っておきましょう。
対人
小さな子供は可愛いですね。ただし、赤の他人があまり子供の頭を撫でるのは、あまりよしとされていません。またベトナムは儒教の国なのでお年寄りをとても敬います。バスに乗った場合などお年寄りには席を譲ってあげるのがマナーです。
服装
宗教的な戒律は厳しくはないですが、寺院観光の時だけは露出の高い服装は避けるようにしましょう。
食事
スープを飲む際、食器に口を付けて飲むのは下品とされています。飲むときはスプーンを使って飲みましょう。おしぼりは有料のほか、お茶は無料の場合と有料の場合がありますので注意しましょう。また、日本ではおひやとして出される水は、こちらではミネラルウォーターとなるので、一部を除いて有料です。支払いはテーブルで行いますので支払いが終わる前に席を立つのはやめましょう。
トイレ
インフラ設備がまだ整っていないベトナムのトイレは、トイレットペーパーを流すと詰まることがあります。流さずに近くのカゴに入れましょう。
喫煙
喫煙については厳しくないですが、儒教が発展しているため、女性がタバコを吸うのは良くないとベトナムでは思われています。タバコを吸われる女性はくれぐれも歩きタバコはしないように注意です。
チップ
基本的にはチップは不要ですが、エステや高級レストランでの食事や4つ星以上のホテルに滞在した場合のサービスなどチップを必要とする場面が増えてきています。
レシートに「++」と書いてあればサービス料が含まれています。チップが含まれいない場合は5~10万ドンが相場です。タクシーはチップ不要ですが、チャーターバスを手配した場合や現地ガイドには、チップを渡しましょう。ガイド10万VND、ドライバー5-VND が相場です。ホテルのベットメイキングには2万ドン程度置いておくと、気持ちよくサービスをうけれるでしょう。
交渉
ベトナムの市場では日常的に値引き交渉が行われていますが、あからさまなプライスダウンは歓迎されないので注意して下さい。
写真
美術館や博物館では写真撮影可能な場所も多くあるので、確認して問題なければ写真を撮って大丈夫です。ただし、政府、軍事施設や警官、軍事関係者などにはカメラを向けないようにして下さい。最悪の場合スパイ容疑で逮捕されます。
「郷に入っては郷に従え」とあるように旅行で来てるから分からないではなく、ベトナム人と同じように過ごすことで現地の人とも上手く付き合いができ、旅も楽しくなります。最低限のマナーを守りながらホーチミン旅行を楽しんで下さいね。
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