ベトナム旅行で危険回避のための1箇条

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2023年5月15日更新

ベトナム旅行で危険回避のための1箇条

テロや事件など世界のあちこちで危険な地域が増えてしまって、旅行好きにはちょっと残念な昨今ですね。そんな中でもベトナムは比較的治安がよく、女性でも旅行に行きやすい国として人は衰えていません。そんな安全なベトナムですが、ここはあくまでも異国の地。せっかくの海外旅行もトラブルに見舞われてしまったら元も子もありません。しっかりと危機管理をしておきたいところです。

ホーチミン旅行の心得

危険の対象としていちばん大切なのは命と健康ですね。ベトナムの人は優しげで、実際にやさしく親切な人懐っこい人が多いのですが、日本国内でさえ犯罪があるように、全員が善人という国はありません。それに、ベトナムにいるのはベトナム人だけではありません。ビジネスや旅行、もしかすると犯罪目当ての入国者でさえいることもありますね。道を歩いているときの日本とは違う乱暴な運転の車やバイク、ちょっと怪しい風体の人たち、きちんと観察してよけて通るくらいは必要です。また、不用意にけがなどしないよう、細菌に感染しないよう、動作や飲食にも注意が必要です。

お金の管理に注意しよう

次に大切なのがお金などの財産です。道やレストランなどで話しかけられて、気づいたらバッグがなくなっていた、などという窃盗に日本人はよく被害にあいます。日本人が泊るようなホテルは高級なことも多く、服装も高品質で清潔ですから日本人であることは海外では一目瞭然。犯罪者に狙われていることを忘れてはいけません。ハンドバッグはもちろん体にななめがけにします。

レストランの座席では日本のように背もたれや腰の後ろにかけておいてはいけません。椅子に置いておくにしても、バッグの肩ひもを自分の腕にまきつけて、誰かが触ったらすぐ気づくようにします。そして、デイバッグやリュックサックなど背中にかけるタイプのバッグは、ナイフでさっと切られてお財布をとられてしまうことも。お金はきちんと目に入る場所に持ちましょう。

リゾートファッションに潜む恐怖

そして、男性犯罪者から女性特有の危険を回避するのは、日本での方法と同じはずです。しかし、違うのはあなたの気持ちです。南国、異国情緒、露出の多いリゾートファッションに身を包んだ軽やかな気分、バケーション、このような印象がいつもより開放的に、そして大胆になる原因です。

お金を多く巻き上げられる程度ならベトナム旅行での高い勉強料と思えば済みますが、心身の傷が残ることのないように気をつけましょう。優しそうな人は、ぶっきらぼうな人より目的がある場合があるものです。そして、困ったり、誰かにいやなことをされた後に、偶然近くにいて助けてくれた人。もしかすると、先にあった嫌なことは仲間が仕組んでいたかもしれないのです。これにはかなりの確率でひっかかります。

人を疑う心を持つ

ベトナム旅行での危険回避の方法は、どんな種類の危険についても、実はひとつ、一個条しかないのです。それは日本を一歩出た時からの緊張感と覚悟をもった、日本ではあまりいらない、「人を疑う心」です。それを心にきちんと保持してベトナムを楽しみましょう。

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