ベトナムでローカルバスに乗ろう!
2023年5月15日更新
ベトナムのローカルバスはハードルが高い
ベトナムのローカルバスでは、英語が一切通じないため、ベトナム語ができない人にとってはハードルはかなり高めです。バスは番号によって行き先とルートが決められていますが、自分が行きたい目的地が何番のバスなのかを調べるのも、外国人にはなかなか判断することができません。
バスの乗り方
ホーチミンの旅行客にとって利用しやすいバスターミナルは、ベンタイン市場のロータリーを挟んだ向かい側です。頭上にバスが停車する番号と行き先が表記されているので、旅行者でも分かりやすいです。基本バスは10分~20分おきに来ますが、時刻表はないので、ベンチに座って待つしかないのは少しネックですね。
例えば写真上の表記だと、この場所にはタンソンニャット空港行き152番バスが停まる解釈することができます。
写真上のようなバス停もあります。こちらを利用する際は、バス停に記載されている路線マップを確認する必要があります。バス停によってはマップがなく、停まるバスの番号と、そのバスの行き先(途中停留含む)が書かれているだけのところもあります。どちらにせよ、自分が乗るべき番号を知らなければ、利用するのは困難です。
マップはおろか、行き先すらない非常に大雑把なバス停もある
バス車内
バスに乗ったら、乗務員が運賃を回収しに来ます。この際、「どこまで行くんだ?」と訊かれますので、ガイドブックを見せるなりして、相手に伝えましょう。そして、運賃と引き換えにチケットをもらいます。
チケットは降りるまで捨てないでください。時々乗務員が「あなたお金払った?」と訊いてくることがあるので、そのときはチケットをレシート代わりに提示する必要があります。ちなみに、運賃は距離によって異なりますが、ホーチミン市内の循環バスの場合は4000ドン、高くても5000ドンとなります。日本円に換算して25円程度。非常に安いですね。
ベトナムは儒教が発達した国です。お年寄りが立って、若者が座っていることなどまず有り得ません。お年寄りの方が乗車すると、ベトナム人の若者は率先して席を譲ります。これは日本人も見習わなければならないところかなとも思うほどです。また、バスによってはサスペンションが壊れていたり、冷房が壊れているため窓を開け放していたりしているので、居心地がいいとはいえません。
バスを降りるとき
バスを降車する際は、バスの出入口そばに立っていれば、それを見た乗務員が運転手に向かって「次の駅で停まって」と伝えてくれます。なお、バスは完全に停車はしてくれないので、足元に気をつけつつ、転ばないように注意してください。ベトナム人も時折転んでいますので……。
ベトナムのローカルバスに乗って、異国情緒漂う旅を実現……、東南アジア独特のスパイシーな空気を体感したい方は、是非一度ご乗車ください。
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