ベトナムの文化と伝統をアクロバティックに「アオショー」
2023年5月16日更新
今回紹介するホーチミンのナイトスポットは、「アオショー(Ao Show)」! 夜の帳が下りたころ、ライトアップされた市民劇場には多くの外国人観光客が集まってきます。
ガイドブックではアクロバティックショーと紹介されていますが、彼らは単なるサーカス集団ではありません。迫力あるパフォーマンスと同時にベトナム人の昔と今の生活習慣を音と光、竹細工などを駆使して旅行客に教えてくれます。
チケットの購入方法は3つ!
アオショーのチケット売り場は開催場所となる市民劇場(オペラハウス)です。チケットは開演30分前まで販売していますので、当日購入も可能です。ただし、週末は多くの旅行者で混雑しますので、いい席をとりたければ事前に予約しておくのがベター。全席指定席です。
また、旅行会社を通すか、公式ホームページ(http://www.luneproduction.com/)からでも購入は可能です。ただし、市民劇場は観光の中心なので、自分で足を運ぶのも容易。語学に自信があり座席を選びたい方は、自分で買いに行くのもいいかもしれません。
料金は3タイプ!
料金は63万ドン、105万ドン、147万ドンの3種類。日本のライブやオーケストラとほぼ同額なので、やはり外国人旅行者向けのナイトスポットと言えるでしょう。1フロア前方から中央までは105万ドン、サイドと後方、3階席は63万ドン、2階席が最高値で147万ドンとなります。ショーはステージ全体で繰り広げられるので、ワイドに見渡せる2階席が特等席となるようです。
開催場所・開催日
開催場所は市民劇場(オペラハウス)。観光の中心であり、雑貨街ドンコイ通り沿いに建ちます。周辺はホーチミン最古のコンチネンタルホテル、5つ星のカラベルホテルが建つプチパリの光景。公演は1日1回、18時と20時。公演時間は約1時間となります。開催日は公式ホームページ上からでも確認できますが、週2回~4回と多いので、多くの方は滞在中一度は開催日に当たるでしょう。
市民劇場内部に潜入!
入場開始は開演30分前から。市民劇場は普段は閉館していて中に入ることはできません。中に入れるのはオーケストラや今回のアオショーといったイベントが開催されるときだけ。市民劇場の内部を見学できるだけでも実は貴重な体験で、ほとんどの現地のベトナム人は未体験の領域となります。是非プチパリの雰囲気に浸ってください。
また、市民劇場ロビーではアオショーのグッズ販売も行っております。アオショーのロゴやイラストが入ったマグカップやタオル、Tシャツなどはお土産にも最適。もちろん雑貨店や市場では売っていませんので、ここでしか買えない限定土産となります。また、ベトナム茶も無料で提供中。
これがベトナムの夜のエンタメ!「アオショー」
ホーチミン旅行のナイトスポットといえば、ディナークルージングや水上人形劇などが思い浮かびますが、こちらの方が正直各上のような気がします。サーカス団出身のベトナム人が疲労するパフォーマンスはどれも圧巻。息を呑むアクロバティックを鑑賞することができます。
ショーは複数のストーリーから構成されていて、ベトナムの「今と昔」をパフォーマンスに加えて「光と音」で再現してくれます。民謡にのって南部農村の衣装を来た女性が竹籠を持ってパフォーマンスをしたり、伝統衣装である純白のアオザイを着た女性が登場したかと思えば、舞台は現代に戻りけたたましいバイクの喧騒が巻き起こったりと、すべてにベトナムの生活習慣が盛り込まれています。
また、竹細工を使ったパフォーマンスも注目どころです。パフォーマンスに使う道具はすべて竹細工。大小の竹籠や竹ザルをさまざまに表現。時にはトランポリン、時にはフリスビー、時には動物……一つのストーリーが終わったときには惜しみない拍手をおくってください。
こちらも竹細工を使った幻想的なパフォーマンス
動物のあるものを表現。いったいなにを……?
公演終了後は記念撮影も
公演が終了したあとは、パフォーマーはロビーでお客を待っていてくれています。彼らと一緒に記念撮影も可能ですので、これも貴重な思い出になりますね。
単なるサーカスならば、特にベトナムで見る必要もないかもしれません。しかし、アオショーはベトナムだけでしか見られないショー。ベトナムの伝統と日常生活を知ることができる、旅行者向けのナイトスポットとなりますので、夜の過ごし方をまだ検討している方は、是非アオショーに足を運んでみてください。
チケットの手配はこちら
ホーチミン旅行者必見のナイトスポット
ホーチミン観光情報ガイドが最近書いた記事
ホーチミン市、カンゾーに新たな国際旅客ターミナル建設を発表
ホーチミン市は、カンゾー沿岸都市区域、ムイデンドー、ベンゲ港に3つの国際旅客ターミナルを建設する計画を発表しました...
一人旅にぴったり!安全でお得なベトナムの魅力スポット
旅行ガイドブックで有名なLonely Planetは、東南アジアで一人旅に最適な7つの人気観光地として、ベトナムの...
カットバ島の3,900人の観光客、台風プラピルーンによる交通遮断で孤立
台風プラピルーンの影響により、旅客輸送船、フェリー、ケーブルカーが運休となり、ハイフォン市北部のカットハイ地区にあ...
安くて美味しい!食べなきゃもったいない!ベトナムのフルーツ
こんにちは!ホーチミンってずっと暑いんでしょ?はい!毎日暑くて日にちが経つのを忘れそうですが、毎年楽しみにしている...
ダラット駅、観光名所として公式認定
ラムドン省人民委員会は、ダラット駅を正式に観光地として認定しました。これにより、ベトナム鉄道総公社は観光地としての...
おすすめのアイテム
![ArrowlRight](/assets/arrow-right-48d49e06a783fa34cc05a1ee736ee5fbe52d106690471ceb4d5dd3291c61ef85.webp)
おすすめの記事
楽器好き必見!ホーチミンの楽器屋通り
ホーチミンの街を歩いていると、たまにギターを背負ってバイクに乗っている人を見かけます。 この人たちは、どこで楽器...
子供から大人まで楽しめる、室内遊び場!トランポリン施設〜JUMP ARENA(ジャンプアリーナ)〜
1年中暑いホーチミンでは、日差しも強いので日中に外で遊んだり運動したりすることはなかなかできません。 なので、ホ...
初心者でも釣れる!娯楽の定番「エビ釣り」を楽しもう
エビ釣りとは ホーチミン市内での観光は食事や買い物は大変充実していますが、実は以外と少ないのが...
注目度バツグン!スイティエン公園
日本でも珍しいテーマパークとして知られているスイティエン公園。ホーチミンの中心地からバスで約40分ほどのところに位...
ホーチミン市から30分で行ける乗馬クラブ「Saigon Pony Club」に行ってみた
サイゴンポニークラブ(Saigon Pony Club) サイゴンポニークラブに行ってみた! ...