ホーチミン市の治安

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2023年5月16日更新

海外旅行の準備段階として、必ず確認してほしい情報の一つが「治安」です。日本は世界でも稀にみる平和の国。その日本に住んでいたら、どうしても危機管理意識が薄れてしまいます。みなさんがこれから訪れる国は東南アジアであり、ベトナムであるということを、今一度認識してください。

ホーチミン市の治安の基準

旅行先の国の治安の良し悪しを考えたとき、一つの基準となるのが、「銃の発砲件数」と、「女性の夜歩きの可否」です。

まず前者ですが、ベトナムにおける銃の発砲件数は日本とほぼ同じ。ベトナムではスリやひったくりといった軽犯罪は蔓延しているものの、殺人などの銃犯罪は少ないようです。

続いて女性の夜歩きですが、これはケースバイケース。大抵の場所は女性が一人で歩いても問題ありませんが、場所によってはリスクがあります。

ホーチミン市1区で最も治安が悪いエリア

ホーチミン市1区は、ドンコイ通りやベンタイン市場、聖母マリア教会に統一会堂といった、主要観光名所が揃っている中心区です。旅行者のほとんどは1区をメインに観光し、このエリアのホテルに宿泊することとなります。

1区は若者の町であり、外国人旅行者の町であるため、治安は良好です。しかしながら、注意しなければならないエリアもあることを覚えておきましょう。それが「ファングーラオ」です。通りの名前にもなっているファングーラオエリアは、ファングーラオ通り、ブイビエン通り、デタム通りなどで構成されている、一大バックパッカー街。

多国籍の人々が集まる場所というのは、往々に治安は悪くなります。これは世界共通ですね。

ファングーラオでは、「売春」、「マリファナ」、「賭博」と、外国人が旅行先ではまる三大違法行為すべてが揃っています。自転車に乗って近づき、「葉っぱあるよ」、「オンナ」といってきたら用心してください。とにかく無視して、危険な香りがするようであれば、近くのお店に入ってやりすごしましょう。

1区の南、「7区」も一部は危険地帯

7区は1区の南側に位置して、ホーチミン博物館も7区となります。もともと低所得者層が住むエリアでしたが、現在では富裕層と外国人が住む高級マンションやヴィラが建ち並ぶようになり、「フーミンフン」と呼ばれるエリアが広がっています。

しかし、まだ低所得者層が居住するエリアもあり、この界隈ではスリやひったくり、強盗などが多発しています。特にテト正月など、ベトナム人が家を長期不在にする期間は、決まってこの界隈で空き巣事件が発生します。

中華街「チョロン」は夜の危険度NO.1

ホーチミン市1区からタクシーで20分ほど西へ走ったところに広がる「チョロン」は、ベトナム全土の華僑、華人の60~80%が居住していると言われている一大中華街です。日本の横浜中華街のような煌びやかな様子は一切なく、本場中国の下町のような雰囲気が漂っています。そんな中華街も、治安は決していいとは言えません。

ただし、旅行客が訪れるような観光地は、比較的治安は良好。注意を払いたいのは、夜の人気がなくなる路地や住宅街です。5区もしくは6区のホテルに滞在している、ちょっと変わり者の旅行者の方は、夜歩きに注意してください。

上記で紹介したエリアは、治安が特に危惧される場所。昼間は事件性のトラブルに巻き込まれる可能性はそれほど高くはありませんが、旅行者は危機管理意識を持って歩くようにしましょう。

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