日本となにが違う?ベトナム・ホーチミンのリアルな生活

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2025年3月19日更新

はじめに

 海外に移住すると、文化や環境、教育など様々な違いから生活が変化します。ベトナムのホーチミンに住むと、日本の生活とはどのような違いがあるのか、主に食生活と運動についてベトナム在住の日本人女性お2人(Aさん、Bさん)にインタビューしてきました!

 ベトナムに住むことをお考えの方はぜひ参考にしてみてください。(Aさん:ベトナム在住歴5年、夫・娘2人。Bさん:ベトナム在住歴5年、夫・息子1人)

ベトナム移住前 不安だったことと、実際は?

 Aさんは、きれいな水が手に入るのか不安だったそうですが、引っ越すときに洗浄機を取り入れたため、問題なく水を使用できているようです。また、ベトナムには都会的なイメージがなかったため、安全で食べ慣れた野菜が手に入るのか不安でしたが、デリバリーなども充実しているため、よく利用していると話してくれました。

日本となにが違う?ベトナム・ホーチミンのリアルな生活

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水道水が飲める国はアジア圏では日本しかなく、日本で当たり前だった分、不便に思う方もいるでしょう。しかし、Aさんのように蛇口に取り付けるタイプの洗浄機を購入したり、ウオーターサーバーを購入したりすることで飲用水は手に入ります。

 Bさんは、子どもの運動不足が不安でしたが、ベトナム人も運動不足解消のために習い事をしている子どもたちは多いため、意識して運動を取り入れられているとのことでした。

野菜不足を感じたタイと、揚げ物料理の多いインドネシアに住んでいた経験もあり、不安がありましたが、ベトナムは葉物野菜やセロリなどもよく入っているため、野菜不足はそこまで気にならないと教えてくれました。

 ベトナムではバイク移動が主流で、大通りで徒歩や自転車に乗った人を見かけることは少ないため、意識的な運動が必要といえるでしょう。

現在の生活について教えてください

食生活

 Aさんはほとんど自炊で、子どものお昼ごはんが弁当であるため、それに入れやすいハンバーグや唐揚げなど、汁気の少ない物を作られていました。マンションにデリバリーサービスがあるようで、調理が簡単な冷凍フライなども活用しているそうです。魚は週に1,2回程度で、サバや鮭、ほっけなどを食べていると教えてくれました。また、日本人が運営している「ますだ」という肉屋が安全で、使いやすいため利用しているそうです。

公式ホームページ:https://cowsmasuda.com/

 Bさんは、日系スーパーで買い物をしていて、魚は信頼できるお店の鮭と白身魚に限定して買っていると話してくれました。Aさん同様、魚は週1,2回食べるそうです。

デリバリーサービスがかなり充実しているようで、種類も多く、さらにお弁当に使えるとなると便利だと感じました。一方で、衛生管理が整った日本で生まれ育った日本人としては「これは大丈夫なのか…。」と不安になるような肉や魚の売られ方がされていることもあります。信頼できるお店や品物を見つけたり、ご近所さんと情報共有してみたりすると良いかもしれません。

運動

 Aさんは子どもの運動不足を感じており、実際にホーチミンの子どもの肥満率が高いこともご存じでした。電車が発達していないので、バイクや車移動になってしまいますが、ここの店までは歩こうと決めて意識的に歩いたり、お子さんには習い事をさせたりしているとおっしゃっていました。また、マンションにあるプールではコーチがきてレッスンもしてくれているそうです。

 Bさんも運動不足を感じるため、家の中で小さな動きを増やしてみたり、息子さんと階段を使うようにしたりしているようでした。旦那さんもジムに通うなど、やはり積極的に運動する必要がありそうです。

 ベトナムで階段を自ら使う人は少なく、みんなエレベーターを使っている中で、階段を上っているBさん、すばらしいですね✨

健康面での悩みや気をつけていることはありますか

 まず、お二人に共通して砂糖には気をつけられていました。普通の牛乳やヨーグルトにも砂糖が含まれているものが売られているので、無糖の物を選ばれていました。日本では加糖された牛乳を見ることがほとんどありませんが、ベトナムでは加糖・微糖・無糖の3種類が売られているため、慣れるまで注意が必要ですね。

 次にうま味調味料についてです。1970年代、日本で問題となり、それから日本では顆粒だしやコンソメがよく使われるようになりましたが、ベトナムでは現在もうま味調味料はよく使われています。体に悪影響はないとされていますが、気にする方は注意する必要があるかもしれません。(参考:https://bunshun.jp/articles/-/70737?page=2

 Bさんは揚げ油が古そうなお店では食べないようにしていて、買い物の際はできるだけオーガニックの物を選ぶようにしていると教えてくれました。また、果物はカットされていないものを選んでいるそうです。

ベトナムでバランスの良い食事はできますか

 日本には「ま・ご・わ・や・さ・し・い」(まめ、ごま、わかめなど海藻類、やさい、さかな、しいたけなどきのこ類、いも)という和食の合言葉があり、これを満たすとバランスが良いと言われています。ベトナムでこれらは手に入れることができるのか聞いてみました。

 Aさんは高野豆腐(ま)や、ひじき(わ)、などが手に入らないため、帰国したときにたくさん買って帰っていました。Bさんも海藻があまり売っていないため、見つけたときに買っていると教えてくれました。海ぶどうはよく売られていますが、安全かどうかわからないというのが正直な意見でした。

 海藻以外のま、ご、や、さ、し、いは手に入るため、Aさんのように乾燥の海藻を持って行くのも一つの手かもしれません。また、レンコンやゴボウなどはスーパーで見かけることが少ないという話もしました。

日本となにが違う?ベトナム・ホーチミンのリアルな生活

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日本の子どもたちのような食生活の問題をベトナムで感じることはありますか

 現代の日本の子どもたちは偏食や朝食の欠食など食生活の問題がありますが、ベトナムに住んでいて同じことはいえるのでしょうか。

 Aさんは子どもの偏食が気になるようで、食べきってほしくてつい子どもの好きな物だけを作ってしまうと言っていました。一方で、Bさんの息子さんの幼稚園は給食があって偏食しないと教えてくれました。

偏食対策として、子どもと一緒に買い物や料理をしたり、野菜を作ったり、芋掘りにいったりと、食への興味を持たせる方法がありますが、ベトナムの教育でそのような行事があまりないことも原因といえるかもしれません。Bさんは帰国したときに積極的に果物狩りに行くなどされていて、偏食対策を意識せず取っていたかもしれませんが、プラスの結果へ繋がっていて感激しました。

ベトナムでも日本と同様もしくはそれ以上の偏食対策が必要なのかもしれません。

 反対に、朝食の欠食に関してはAさんBさん共にないようでした。また、先ほど述べたように、外食も少なく、家で食べることが多いのはすてきですね。

周りのベトナム人の方はどうか聞いてみたところ、何を食べるかなどの食の内容に執着しているようには見えないものの、「食事をとる」という行動自体は大事にしているように感じると伺いました。食事を家族そろって食べるのが基本で、一緒に住む家族は3世代やいとこまでいるなど家族の範囲が広いというのは印象的でした。核家族化が進み、共働きも増える日本では子どもの孤食も問題となっていますが、ベトナムでその心配はないように感じます。

最後に

いかがだったでしょうか?特に食や運動におけるベトナムでの生活を想像できたでしょうか。

長期、短期問わず移住をお考えの方々の参考になればうれしいです!

自分なりに生活を充実させて、素敵なベトナムライフを🍃

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