【閉店】チャオ・エムChao Em Viet Bistro
ベトナムアカデミー賞受賞女優がオープンした自然にこだわった正統派ベトナム料理
ベトナムとアメリカで人気女優として活躍しているイザベラさんが経営している、旅行者に人気のベトナム料理レストラン。かつてはフォースア(Pho Xua)という高級ベトナム料理店をホーチミンにて経営。クリントン元大統領夫妻も訪れた格式高いレストランで、なおかつ客層の7割は日本人だったという大変人気の店でした。今回再びオープンした店は、ベンタイン市場から徒歩3分程度の距離にあるので、昼時は多くの外国人旅行客で賑わっています。このお店の特徴は、『鮮度の高いオーガニック食材』と『誰もがいつも笑顔』というコンセプト。食材は市場やスーパーではなく、農園から直接仕入れ、産地にもこだわりが強く、また野菜はほぼオーガニックのため、健康にも気を遣っています。店内は素朴で家庭的、そしてベトナムの自然と受容がテーマ。かつて人々は自然と寄り添うように生活をし共存していました。そんな誰もが昔をふと思い出すような、不思議な空間を再現。料理は北部・中部・南部とベトナム古今東西の料理を扱い、さらにひと手間もふた手間も加えたもの。純粋に「おいしいベトナム料理を食べたい」という旅行者の願いを叶えてくれます。一品当たりの予算は9万5000~14万ドン。旅の疲れも吹っ飛ぶような、そんな空間と料理をお楽しみください。
更新日:2019年10月3日
「本当においしいベトナム料理」がここにあります。
大地の恵みをたっぷりと享受した自然食材をふんだんに使用するのがベトナム料理の特徴。ヘルシー料理として一時日本人女性を虜にしましたし、現在では東南アジアを代表するエスニック料理として、多くの日本人に支持されています。
もしベトナムに来たのであれば、本場の味を楽しみたいと思うのは当然のこと。しかし、「思っていたのと少し違うかも……」、「ちょっと青臭くて食べづらい……」といったお声も聞こえてきます。
もし残念に首をひねっている方がいれば、こちらの「チャオエム(Chao em)」にお越しください。期待を決して裏切らない「本当においしいベトナム料理」を提供してくれます。
ベンタイン市場から徒歩3分
チャオエムの場所はベンタイン市場から徒歩3分程度の好立地。ベンタイン市場の裏に回り、北に向かって縦に伸びているThu Khoa Huan通りを真っ直ぐ進んだ左手にあります。
突き当りがT字路となっているので、そこまで行くと行き過ぎてしまっていますので、見落とさないようにしましょう。
オーナーはアカデミー賞受賞女優!
向かって右がオーナーのイザベラさん。左は取材班
チャオエムのオーナーはベトナムアカデミー賞で受賞経験もある有名女優。ベトナム戦争終戦直前にアメリカに移住し、数多くのドラマや映画に出演。現在はベトナムに帰国し、チャオエムをオープン。
かつてはフォースア(Pho Xua)という高級ベトナム料理店をホーチミンの中心で営んでいました。こちらは客の7割が日本人という人気ぶりで、またクリントン元大統領夫妻など、VIPも来店した格式高いレストランでした(現在は閉店)。
新たにオープンしたチャオエムは、至ってカジュアルに努め、敷居が低く誰もが気軽に入ることができる風通しがいい空間が特徴。
高級料理店フォースアの味を堪能
もし上述した高級店フォースアの味を堪能したければ、別途注文することができます。クリントン夫妻が食べた料理の味を確かめてみてはいかがでしょうか。※6名以上でご注文の場合に限り可能です。
食器や装飾はすべて伝統工芸&細工
店内に施されている装飾、料理に使われる食器はすべてベトナムの歴史が育んだ伝統細工。食器類はバッチャン焼きで統一されています。バッチャン焼きは北部のバッチャン村で作られたもののみを指し、ここに用意されているものは、すべてイザベラさんのこだわりが詰まったもの。
こちらは何気なく壁にかけられているノンラ―。ベトナムのイメージ写真ではノンラ―を被った農村の人たちや行商、アオザイ女性がよくクローズアップされていますね。三角帽子の菅笠は頭が蒸れないための先人の工夫。現在でも親しまれているのは、旅行者としてはちょっとした驚きと喜び。
暖色系の温もりある内装は自然との共存を表現
店内は木目を基調にした温かみのある内装。ベトナムの大自然を大胆に表現しています。「人々は昔はいまよりも、もっと自然と共存していた」と語るイザベラさん。
ホーチミンはここ十数年でとてつもないスピードで発展をしました。通りに並ぶ店はモダンな外観に変わり、目貫き通りには超近代的な高層タワーが建ち、人々は時間に追われ慌ただしく行き交う。
ベトナムのすべてを大切に
旅行者の中には「ベトナムといえばメコンの大自然」、「山岳に暮らす少数民族」、「どこまでも続く田園風景」などをイメージする人も多いでしょう。そして、それはベトナムの本質でもあり、イザベラさんもその時代を大切に抱いています。
そこで、生まれたのがチャオエム。昔ながらのほっとできる暖色系の効いた温もりが感じられるレストランで、誰もが居心地良く食事をとることができます。
子供たちの笑顔に包まれて
チャオエムとは「Chao em=こんにちは」という挨拶の意味。こんにちはと声をかけられれば、人は自然と笑みがこぼれます。
店内には子供たちのやさしい笑顔の写真がかけられています。中には山岳民族の子供たちの笑顔も。どんなに発展しても、忙しくなっても忘れてはならないものがあり、その一つが笑顔です。
ベトナム料理の本当の味わいを追求
ベトナム料理とひとえに言っても、料理の種類は本当に多岐にわたります。にベトナムは日本と同様地域によって味付けから調理法まで異なる、その土地で生まれ育った郷土料理が実に豊富だからです。
チャオエムでは元来の味を追求しつつ、さらに一流シェフによりひと手間と工夫を加えた上質なベトナム料理を提供しています。メニューにはベトナムの古今東西の食べ物を並べ、初めてベトナムに訪れる旅行者から現地のベトナム人まで支持される料理を揃えています。
産地にこだわった有機野菜を使用
「We make every dishes with passions! (一品一品情熱を込めて)」をスローガンとして、味わいだけではなく盛り付けまで大切にするのは、日本の和食とも共通している点。
さらに、オーナーのイザベラさんは食材にも重点をおき、それぞれ異なる産地から必要分だけ都度仕入れているこだわり具合。常に新鮮で旬な食材のみを使用し、野菜はすべてオーガニックを使用しているので、農薬や化学肥料に頼りません。ベトナムの肥沃な大地が生んだ産物が最も健康で美味と言います。
チャオエム一押し料理
フォー(Pho)
やっぱり外せない王道中の王道。素朴な風味だからこそ香りが立ち、妥協を許さない食材の風味が活かされます。たっぷりと添えられた牛肉はミディアムレア。これでお腹を壊した人はいませんからご安心を。
もっちり生春巻き(Banh uot cuon bo nuong)
蒸したてのライスペーパーはふっくらもっちりとしたお餅のような食感。それに野菜やエビ、豚肉を包んで巻いた生春巻きはディップクオンと呼ばれ、ベトナム人の朝食に食べる定番料理でもあります。
バインセオ(Banh xeo)
南部の名物バインセオ。ベトナム風お好み焼きとしてガイドブックでは紹介されていますが、実際は似て異なるもの。米粉とココナッツミルクで生地を作り、ターメリック(ウコン)で色と風味付けしたもの。具はさまざま。
土鍋のチキンライス(Com ga tho dat)
一押しのメニューのチキンライスはベトナムではコムガーと呼ばれ、古くから下町料理として親しまれています。全国どこでも食べることができ、人気のコムガー屋は昼時はいつも行列を作ります。チャオエムではコムガーを土鍋に盛った郷土風で提供。日本人の舌にも合う絶対おいしい一品です。
カニの風味を閉じ込めた肉詰め(Home made club shell)
カニの旨味を肉詰めに閉じ込めてグリルした一品。そこらへんの食堂やレストランではなかなか食べられない、食材にこだわりを持った店だけが提供できる料理です。
クッキングクラスもオープン!
チャオエムではクッキングクラスも随時開講。事前に問い合わせておけば、イザベラさんが直々にベトナム料理を教えてくれることも。ベトナムにて本場のベトナム料理を作ってみては。レシピを持ち帰れば、家庭で気軽にベトナム料理を楽しむことができます。
店舗メニュー
店舗へのアクセス
ベンタイン市場からスタート!
市場脇を歩いて裏に回ってください。
トゥーコアフアン(Thu Khoa Huan)通りを北上してください。
夜に特に賑わうストリートフードマーケットもあります。
リートゥーチョン(Ly Tu Trong)通りの交差点にさしかかります。
渡ってさらに真っ直ぐ。
有名なA&EMホテルを左手に少し歩いてください。
やがて道沿い左手に見えてきます。
ショップ紹介
店舗名 | チャオ・エム (チャオエム) |
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英語名 | Chao Em Viet Bistro |
カテゴリ | レストラン / ベトナム料理、ベトナム家庭料理 |
エリア | ベンタイン市場周辺 |
住所 | 43 Thu Khoa Huan St. Dist.1. Ho Chi Minh |
マップ | マップを開く |
電話番号 | +84 93 846 3719 |
Web ホームページ | |
営業時間 | 7時~22時30分 |
休日 | 無休 |
予算 | 150,000 VND(960円) |
座席数 | 100 |
予約 | |
喫煙 | 禁煙 |
カード |