【週末特集】国立公園ナムカッティエンの大自然を満喫・バードウォッチングやサイクリングを楽しもう。

2023年5月16日更新

カッティエン国立公園(Cát Tiên National Park)は、ベトナム南部、ホーチミン市からダラット方面へ150km走ったところにある国立公園です。面積は約720 km2で、ベトナムに残された低地の熱帯林で最大の面積の1つを保護しています。2001年にはユネスコ「人と生物圏計画(MAB)」に世界で411番目の国際生態保護区に指定され、2005年には国立公園にある「ワニの湿地」が、水鳥の生息地として国際的に重要な湿地としてラムサール条約に登録されました。国立公園で珍しい野鳥が見られる場所として、バードウォッチングやサイクリングなど自然を満喫できる場所です。また国際生態保護区に指定されており、保護ボランティアや学生なども見受けられます。

【週末特集】国立公園ナムカッティエンの大自然を満喫・バードウォッチングやサイクリングを楽しもう。【週末特集】国立公園ナムカッティエンの大自然を満喫・バードウォッチングやサイクリングを楽しもう。

公園内はとても広いため、体力に自信のない方には、自転車のレンタルをおすすめします。大自然を楽しみながらサイクリングを楽しみましょう。ところどころに川や大木があり冷たい水に足をつけたり、森の中を歩いていると大自然のパワーを感じられリフレッシュにおすすめの場所です。

カッティエン国立公園の準備

カッティエン公園の中にレンタル自転車があるのでそこで自転車を借りましょう。バードウォッチング目的なら双眼鏡やカメラ・フィールドスコープに三脚などを持って行きましょう。

敷地内の入り口以外にはトイレはありません。万が一のために下痢止めを持っていきましょう。そのほか虫除け・日焼け止め・雨具(かっぱ)・日焼けや虫除けにもなる長袖のパーカーがあると便利です。また川に足をつけられる場所もあるのでタオルも持っていきましょう。

カッティエン国立公園の楽しみ方

バードウォッチング

Hydrornis elliotii.jpg
By <a href="//commons.wikimedia.org/w/index.php?title=User:Piyushgtg&amp;action=edit&amp;redlink=1" class="new" title="User:Piyushgtg (page does not exist)">Piyushgtg</a> - <span class="int-own-work" lang="en">Own work</span>, CC BY-SA 4.0, Link

Use this code to embed the file

Bar Bellied Pitta in Cat tien National Park , Vietnam by Piyush chauhan

Piyushgtg - Own work

CC BY-SA 4.0

File:Hydrornis elliotii.jpg

Created: 13 May 2013

About this interface | Discussion | Help

【週末特集】国立公園ナムカッティエンの大自然を満喫・バードウォッチングやサイクリングを楽しもう。

歩道から川べりに行けるポイントが随所にあるので、巨岩に座ったり川に足をつけてひと休みしながらのんびり散策しましょう。

その他、トレッキングツアーやナイトツアーなどもあります。ホームステイやホテルで現地ツアーを探すか、トリップアドバイザーにもいくつかツアーがあるので参考にしてみてください。

ツアーに参加しなくても、ウォーキングやサイクリングで十分楽しめました。

カッティエン国立公園に生息していると言われる動植物

カッティエン自然国立公園に生息しているという動物を紹介します(Wikipediaから引用)。絶滅の危機にある動物などが保護されていると言われています。

カッティエン国立公園で見れる動植物1:黄金の頬のテナガザル(Golden-cheeked gibbon)

黄金の頬のテナガザルはベトナムやラオスなど東南アジアに生息すると言われています。森林伐採や狩りなどで絶滅の危機に瀕しています。

Golden-cheeked gibbon female CTNP.jpg
By <a href="//commons.wikimedia.org/wiki/User:Roy_Bateman" title="User:Roy Bateman">Roy Bateman</a> - <span class="int-own-work" lang="en">Own work</span>, CC BY-SA 4.0, Link

カッティエン国立公園で見れる動植物2:アジアンパームシベット(Asian Palm Civet)

アジアンパームシベットは、南アジアおよび東南アジアに生息するジャコウネコです。 2008年以降、レッドリストに掲載されています。

Asian Palm Civet Over A Tree.jpg
By <a href="//commons.wikimedia.org/wiki/User:Praveenp" title="User:Praveenp">Praveenp</a> - <span class="int-own-work" lang="en">Own work</span>, CC BY-SA 3.0, Link

カッティエン国立公園で見れる動植物3:ミドリシマヤイロチョウ(Bar-bellied Pitta)

腹が丸いピッタはピッタ科の鳥の一種です。カンボジア、ラオス、タイ、ベトナムで見られます。

Hydrornis elliotii.jpg
By <a href="//commons.wikimedia.org/w/index.php?title=User:Piyushgtg&amp;action=edit&amp;redlink=1" class="new" title="User:Piyushgtg (page does not exist)">Piyushgtg</a> - <span class="int-own-work" lang="en">Own work</span>, CC BY-SA 4.0, Link

カッティエン国立公園で見れる動植物4:ランタンバグ(Pyrops coelestinus)

ベトナムやカンボジアでみられる珍しい昆虫です。頭部と頭部の突起は灰色がかった黒で、多数の白い斑点があります。

Pyrops coelestinus.jpg
By <a href="//commons.wikimedia.org/wiki/User:Roy_Bateman" title="User:Roy Bateman">Roy Bateman</a> - <span class="int-own-work" lang="en">Own work</span>, CC BY-SA 4.0, Link

カッティエン国立公園への行き方

【週末特集】国立公園ナムカッティエンの大自然を満喫・バードウォッチングやサイクリングを楽しもう。

カッティエン国立公園は、ホーチミン市からダラット方面へ車で約3時間です。

ミエンドンバスターミナルからカッティエン行きのバスが出ていますが、コロナウイルスの影響やミエンドンターミナルの移転もあり運休する事も考えられます。プライベートカーでの移動をおすすめしています。

カッティエン国立公園の宿泊先

カッティエン国立公園の中に宿泊施設がありますが大自然の中を泊まるのには勇気がいる方も多いと思います。カッティエン国立公園周辺のホテルをおすすめします。

【週末特集】国立公園ナムカッティエンの大自然を満喫・バードウォッチングやサイクリングを楽しもう。【週末特集】国立公園ナムカッティエンの大自然を満喫・バードウォッチングやサイクリングを楽しもう。

cat tien bridge homestayというホームステイホテルを探して宿泊しました。そこではボートを貸し出してくれてカッティエン公園まで連れて行ってくれたりと面白い体験ができました。しかし、宿は掘立小屋でシャワーも浴びれないようなところで5000円くらいしました。このエリアのホームステイどこも同じと思って宿泊したほうがよさそうです。オーチャード ホーム リゾート ナム コット ティエン (タンフー)は、レビューが良かったので試してみるといいかもしれません。

ホーチミン観光情報ガイドが最近書いた記事

おすすめの記事