滞在中これが一番おいしかったです!
ブンダウ・ホームメイド グエンバンチャン店Bun Dau Homemade (Nguyen Van Trang)
ホーチミンでハノイの伝統料理「ブンダウ」を食べる。水上人形劇も鑑賞可!
旅行者が行き交うレライ通り。ベンタイン市場から10分も歩かない距離に建っている大きな建物のお店が「ブンダウ・ホームメイド」。グエンバンチャン通りとの交差点に面しているので、見落とすことはないでしょう。ハノイの伝統衣装を纏ったベトナム人スタッフが漏れなく笑顔でもてなしてくれます。ここではハノイの名物料理である「ブンダウ」と呼ばれる料理を食べることができます。一口サイズに固めたブンをマントムと呼ばれるタレにつける食べ物。一緒に食べる惣菜は豚肉や緑豆の餡を揚げたさつま揚げ、揚げ豆腐に香草など。ヘルシー料理かつ濃厚で独特の香りを放つマントムのタレがブンに絡み合って非常に美味。マントムが苦手な方はヌクマムでも対応できます。その他揚げ春巻きやエビのかき揚げなど、ハノイの定番料理が充実しています。一人予算はドリンクがついて500円くらいでお腹いっぱいになるのも魅力。また、北部発祥の伝統エンタメ、水上人形劇は毎週金曜夜20時~20時30分まで開演中です。>>お席のご予約はこちら
【他店舗住所】
1: 1 Nguyen Van Trang St. Dist.1
2: 45A Hoa Lan St. P7, Dist.Phu Nhuan
3: 6 Hong Ha St. Dist. P2, Tan Binh.
4: 303 Ngo Gia Tu St. P3, Dist.10
5: 104 Hoang Dieu St. P8, Dist.4
更新日:2024年6月13日
水上人形劇も鑑賞できる。ハノイ名物ブンダウのお店
ブンダウ・ホームメイドは「ブンダウ(Bun Dau)」と呼ばれるハノイの名物料理が食べられる人気レストラン。ハノイに行けばブンダウは屋台でもたくさん見かけますが、ここホーチミンでは滅多にありません。ベトナムは日本のように地域によって食文化が異なり、郷土料理が発展しているのが特徴の一つ。ホーチミンにいながらハノイの名物料理を食べられる貴重なレストランとなります。
観光の要所に建つ
場所はホーチミンの1区中心地。レライ(Le Lai)通りは観光のメインストリートの一つです。1日中外国人が行き交う通りで、傍にはファイブスターのニューワールドホテルやバックパッカー街ファングーラオなどもあります。ベンタイン市場からは徒歩10分程度。市民劇場からはタクシーで5分から10分。徒歩で20~30分程度で行くことができます。
ハノイの古き良き時代を内装に再現
同レストランは3階建てで、1階と2階が客席。3階は無料で鑑賞できる水上人形劇のフロアとなります。
内装は御覧のように漆塗りされた木造テーブル席が等間隔に配置。こちらは北部の伝統建築を模したものであり、古き良きハノイ時代を投影しています。かつて1000年もの長い間、北部ハノイは中国の支配下に置かれていました。そこで入ってきた中国文化の一つ。この建築様式はハノイだけではなくフエやホイアンでも見られます。一方南部ではあまりこの建物は見られないところを鑑みると、中国の影響はここまでは届かなかったとも見ることができます。
こちらは2階フロアの様子。大きなガラス窓が特徴。外の風景を見ることができ、日中は心地よい自然光が差し込みます。
どうやらベトナム人の有名人も多数来店している様子。ホーチミン市内に複数店舗展開するチェーン店で、どこのお店も毎日現地人で賑わっています。ただし、こちらの店舗は最も大きな面積を誇り、また外国人が一番行きやすい立地となります。
ベトナムに浸かるおすすめの席
同レストランは雰囲気が抜群。皺ひとつないテーブルクロスの上にキャンドルが灯るような高級レストランではありませんが、時代の流れに逆らうように佇む古きベトナムにとっぷりと浸かることができます。
屋内席でベトナムを感じる
1階2階とも屋内席と屋外席を選ぶことができます。屋内席はガラス張りの2階の方が雰囲気があっておすすめです。昼は人があまり多くないので、1階席しか利用できない場合があります。
2階には古きベトナムが壁に描かれたウォールアートを見ることができます。この時代、まだまだハノイもホーチミンも素朴な頃でした。絵を見ると西洋風の建物や、"Cafe paris"という文字が。おそらくフランス統治時代の様子でしょう。三輪人力車のシクロの前身である人力車が走り、素朴な町の雰囲気を感じることができます。
屋外席から見下ろす風景に和む
一方屋外のテラス席からは、道端の路上カフェでたむろする現地人や観光客の様子を見下ろすことができます。ホーチミンならばどこでも見られる様子で、この様子はフランスの保護下に入った19世紀ころから、現在に至るまで変わらない風景。最もベトナムらしいワンシーンと言えるかもしれません。
北部ハノイ名物を堪能!
こちらのレストランはメインはブンダウですが、その他北部名物もメニューにあります。
こちらがそのブンダウ(Bun dau)。イメージ通りに料理が運ばれてきます。揚げ豆腐やキュウリ、クワイと呼ばれる柔らかい豚肉に緑豆を練ったさつま揚げのような揚げ物、そして米粉麺のブンを固めたものが盛られています。これをマントムという小エビを発酵させたツケダレにつけて頬張ります。
慣れないうちはマントム特有の香りが苦手な方もいますが、慣れると非常に美味。少なくとも日本料理にはないテイスト。
こちらが緑豆を練ったさつま揚げ。これもハノイ名物です。緑豆を使った名物料理の中ではバインコム(Banh Com)と呼ばれる餅菓子がお土産に人気ですが、原料は同じです。ブンダウのお店でなければさつま揚げ風に調理したものは食べられないので、ここで絶対押さえておくべき一品と言えるでしょう。
こちらはご存知揚げ春巻き。北部ハノイと南部ホーチミンで食べられる揚げ春巻きは見た目も中身も若干異なります。北部ハノイで食べる揚げ春巻きは中身が非常に充実。キクラゲや豚肉などがぎっしり詰まっているのが特徴です。ヌクマムにつけて食べてください。
緑豆のさつま揚げはブンダウにもついてくるので、オーソドックスな注文方法としては、ブンダウと揚げ春巻きの2品となります。
水上人形劇を鑑賞
ご存知かもしれませんが、ナイトスポットでいまでは名物ともなっている水上人形劇は、北部が発祥です。かつて農村で生まれた大衆娯楽は、1000年の年月を経て、ベトナムが世界に誇る観光資源へと発展しました。
同レストランでは、この水上人形劇を毎夜鑑賞することができます。特に週末は無料で見ることができます。ステージ規模はどうしても小ぢんまりとしているので、本格的な劇場で鑑賞したい方は、別途ツアーに参加するのがおすすめです。
一度は食べたい北部料理
ハノイを含む北部の料理は、素材を活かした調理法が盛んと言われていて、何かとライバル関係にある南部ホーチミン人も北部料理のおいしさは認めているほど。
ホーチミンで北部料理を食べるのであれば、外国人は専門店に行くほかありませんので、そんなときはこちら「ブンダウ・ホームメイド」を選んでみてください。
店舗メニュー
店舗へのアクセス
ベンタイン市場からスタート!
市場を背にして右側を歩いてください
ほどなくしてホテルニューワールドを正面に三叉路がありますので、斜め左方面へと進んでください
この通りはレライ通りです。左手に芝生の広がる公園。右手はホテルニューワールドを確認して歩きましょう
幅広い交差点に当たります。これをそのまま直進してください。通りはレライ通りのままです。
レライ通りを少し真っ直ぐ。
右手にグエンバンチャン通りに曲がる道があります。
レライ通りとグエンバンチャン通りの角に面している大きなお店が目的地です。
ショップ紹介
店舗名 | ブンダウ・ホームメイド グエンバンチャン店 (ブンダウホームメイド グエンバンチャン) |
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英語名 | Bun Dau Homemade (Nguyen Van Trang) |
カテゴリ | レストラン / ベトナム料理、ベトナム家庭料理 |
エリア | ベンタイン市場周辺 |
住所 | 1 Nguyen Van Trang St. Dist.1. Ho Chi Minh |
マップ | マップを開く |
電話番号 | 093 988 8284 |
Web ホームページ | お店のページ https://dauhomemade.vn/ |
営業時間 | 10~23時 |
休日 | 無休 |
予算 | 68,000 VND(435円) |
座席数 | 100 |
予約 | 093 988 8284 (英語) |
喫煙 | 禁煙 |
カード |