【閉店】コンカフェ(マックチブオイ通り店)Cong Ca Phe(Mac Thi Buoi)

ドンコイエリアの雑踏を眺めて憧れのカフェタイムを

プチパリと呼ばれるドンコイエリアの一翼を担うマックチブオイ通り。南北を通るハイバーチュン通りとの交差点に面している緑の外観のカフェが「コンカフェ」です。リートゥーチョン通りとドンコイ通りの角にある建物の2階にあるコンカフェとは同系列店。ハノイ発の古き良き時代を投影した人気のカフェがベトナム人に人気ですが、こちらのマックチブオイ通り店は比較的モダンな内装。とはいってもハノイのコンセプトは変わっていなく、日本人ならばなんとなく懐かしい、ノスタルジックなカフェです。モダンながらもオールドチックなフロア内には、いつだって多くのベトナム人や外国人でにぎわっていて、ベトナムらしさを感じることができます。北ベトナム軍の制服を着こなしたチャーミングな笑顔のスタッフに趣あるテーブル椅子には昔のハノイを映したクジャクのクッションが敷かれています。また、コーヒー豆やノートブック、帽子などフロア内のインテリアはすべて販売品。手に取って品定めすることもできます。日が落ちる夕暮れ以降は路上カフェもおすすめです。簡易の椅子に腰かけて、低い姿勢で見るドンコイエリアの雑踏は普段とは違った雰囲気を感じます。ベトナム旅行らしい時間を過ごせるステキなカフェです。

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更新日:2021年1月18日

コンカフェ(マックチブオイ通り店)

Cong Ca Phe(Mac Thi Buoi)

コーヒーに旅情緒を映す。観光の合間に

コーヒーに旅情緒を映す。観光の合間に

ハノイ発のコンカフェは、ホーチミンに進出して以来、瞬く間に現地の若者の集まるオアシスへと注目されました。こちらのマックチブオイ通り店は、ドンコイエリアに位置しているので、外国人旅行者も多く訪れます。ドンコイエリアのとある街角のカフェでコーヒーを飲みながら、窓辺に頬杖をついて外を行き交う人々の雑踏を眺める。そんな情緒溢れる時間をコンカフェで過ごされてみてはいかがでしょうか。

マックチブオイ通りの街角

コーヒーに旅情緒を映す。観光の合間に

こちらの店舗はマックチブオイ通りとハイバーチュン通りの角に建っています。緑色の外観と赤い両開きの扉が特徴。入口傍には脚の低いテーブル椅子があるので、気温が下がったころにはこちらもおすすめです。

穏やかな時間が流れる店内

コーヒーに旅情緒を映す。観光の合間に

店内はウッド調で壁に描かれた大きなバラはハノイを象徴する花。ちょうどいい高さのテーブル椅子は長居できるよう配慮されたもの。

正面にレジ、左右に客席が広がっていて、随所に古い時代のハノイを思わせるインテリアが施されています。ただし、こちらはオーナーの意向で徐々にモダンなスタイルに変えていくとのこと。時代とともに移り変わるカフェ。その様子を内装に移すのも、またコンカフェらしい試みです。

コーヒーに旅情緒を映す。観光の合間に

スタッフの制服はコンカフェすべての店舗で統一されているベトナム軍のユニフォーム。フランスの傀儡とまで言われた南ベトナムを開放へと導いた屈強な彼らの制服も、いまではオールドファッションの一つに。

ハノイに想いを寄せて

コーヒーに旅情緒を映す。観光の合間に

コンカフェに居ると、なんだか東南アジアじゃないみたい。そんな声も聞こえてきます。東南アジアといえば、常夏、南国、ヤシの木などをイメージするかと思いますが、コンカフェはハノイを再現。ハノイは南国の気候とは離れ、若干の四季を伴います。

商業の町と呼ばれるホーチミンに対して、ハノイは「政治と芸術の都」と呼ばれているのは、ハノイの古き歴史情緒が町の随所に投影されているから。その雰囲気をコンカフェに再現。フランスや中国に統治され続けた激動の時代を乗り越えてきたハノイに、少しでいいから想いを寄せてみてください。

コーヒーに旅情緒を映す。観光の合間に

ハノイ市街地の様子。かなり古い写真のようですが、いつ頃に撮られたものでしょうかね。シクロや自転車に乗ったハノイ人が町を行き交う様子。まだまだ今ほど人は多くなく、人々の生活は苦しくも心は豊かだった時代。子供たちの無邪気な笑顔がベトナムらしくて素敵です。

特徴あるスタッフのユニフォーム

コーヒーに旅情緒を映す。観光の合間に

スタッフは通常ベトナム軍の制服を着ていますが、旧正月期間は御覧のように伝統のアオザイに衣替えします。

カラフルなアオザイは冠婚葬祭や正月に着ます。すべての店舗のスタッフが同様の制服を着用しているので、こちらにも注目していってください。

コンカフェ、オリジナルみやげも

コーヒーに旅情緒を映す。観光の合間に

店内にはコンカフェのオリジナル土産も販売しています。おすすめはプロパガンダ風のイラストのノートブックとコーヒーもしくは茶葉。ベトコンの帽子などユニークな品も置いてあります。「これって売り物なのかな?」と思ったインテリア雑貨はたいてい買うことができます。スタッフに尋ねてみるといいでしょう。

おいしいコーヒーとティー

コーヒーに旅情緒を映す。観光の合間に

コンカフェは現地人にとってはコーヒーのおいしいお店として知られています。旅行者の中には「ほかのお店のコーヒーはおいしくないけど、コンカフェのコーヒーだけは飲める」という人もいるほど。コーヒーが苦手な方でもおいしく飲めます。

コーヒーに旅情緒を映す。観光の合間に

ローカル風情を味わうなら「チュオンサー通り店」

コーヒーに旅情緒を映す。観光の合間に

1区から北上に少し離れると、フーニョン(Phu Nhuan)区に入ります。コンカフェのあるチュオンサー(Truong Sa)通りは、サイゴン川の支流が蛇行して流れ込む情緒豊かなエリア。外国人は在住者が多く、比較的ローカルエリアなので、現地のベトナム人の暮らしの様子をうかがうことができます。

コーヒーに旅情緒を映す。観光の合間に

店内は吹き抜け2階建て。大きな窓ガラスが外壁を囲んでいるため、日中は斜光がまぶしく温かい空間が広がっています。

2階からは1階の様子を見降ろせますし、コンクリートの打ちっぱなしの壁は独特の静かなムードを作っています。

コーヒーに旅情緒を映す。観光の合間に

窓際に並ぶテーブル席から見た様子。道路を挟んだ向こう側が川となっています。川べりには釣りに興じるおじさんたちや、バイクを止めて寄り添うカップルの様子をうかがうことができます。

コーヒーに旅情緒を映す。観光の合間に

チュオンサー通り店は夜遅くまで多くの現地人でにぎわいます。この通り沿い自体多くのレストランやカフェが並んでいるほか、若者が夜に集うファンシックロン通りも近いので、ここで小休止する現地人でいつも混雑。

夜も雰囲気があっていいものです。古き良き作りの中にもモダンさを取り入れていた内装はオーナー独自のこだわりがあり、他店ではちょっと感じられない趣があります。

名称:チュオンサー通り店(Truong Sa)

住所:336 Truong Sa St. Word 2. Dist.Phu Nhuan

電話番号:0911 811 146

空港近くにオープンしたコンカフェの新店。周辺に滞在している人は一度足を運ぶ価値があります!

名称:新店タンビン区店

住所:10 Hong Ha St. Word2.Dist.Tan Binh

店舗へのアクセス

  • コンカフェ(マックチブオイ通り店) 市民劇場からスタート!

    市民劇場からスタート!

  • コンカフェ(マックチブオイ通り店) 雑貨店が並ぶドンコイ通りを歩きます。

    雑貨店が並ぶドンコイ通りを歩きます。

  • コンカフェ(マックチブオイ通り店) マックチブオイ通りの交差点を左に曲がってください。

    マックチブオイ通りの交差点を左に曲がってください。

  • コンカフェ(マックチブオイ通り店) マックチブオイ通りもドンコイ同様おしゃれなショップが並んでいます。

    マックチブオイ通りもドンコイ同様おしゃれなショップが並んでいます。

  • コンカフェ(マックチブオイ通り店) 先まで行くと、ハイバーチュン通りとの交差点の角っこにコンカフェがあります。

    先まで行くと、ハイバーチュン通りとの交差点の角っこにコンカフェがあります。

ショップ紹介

店舗名コンカフェ(マックチブオイ通り店) (コンカフェマックチブオイ)
英語名Cong Ca Phe(Mac Thi Buoi)
カテゴリレストラン / カフェ・ティーハウス
エリアドンコイ通り・グエンフエ通り
住所2 Mac Thi Buoi St. Dist.1. Ho Chi Minh
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電話番号0911 811 163
Web
営業時間7~23時
休日無休
予算50,000 VND(310円)
座席数50
予約
喫煙喫煙可
カード

ホーチミン1区ドンコイ通り・グエンフエ通りコンカフェドンコイマックチブオイ

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