ベトナムの旅行はビザが必要?でもビザってなに?
2023年5月16日更新
ベトナムでは15日以内の滞在であれば、観光目的の入国者に限り、ビザが免除されています。しかし、それ以上に滞在する場合は、ビザを取得しないといけません。
ビギナー旅行者はビザについて戸惑いがちですね。"ビザ"って聞いた事はあるけど、よく分からないという方もいると思います。
そもそも『ビザ』ってなに?
まず、パスポートは日本国民だという事を証明する『身分証明書』になります。外国に滞在中、不測の事態が生じたとき、自分の身元を証明するものが必要となりますが、日本の免許証も健康保険証もマイナンバーもベトナムでは意味を成しません。パスポートは現地でも使える唯一の身分証明書というわけです。
それに対しビザは『入国許可証』になります。ビザを発行するにあたり犯罪歴がないか、国に損益を与える恐れがないかなど事前に調べられ、問題無ければ発行されます。発行されたビザををパスポートに貼り付けておき、入国の際に提示すると、スムーズに入国が出来るようになります。日本人の場合、短期での滞在に限り、ビザなしで入国出来る国が67カ国あります。ベトナムのその内の一か国ですが、どの国も滞在日数などの条件が設けられています。入国する前に渡航先のビザの状況をチェックし、必要に応じてビザを取得しないといけません。
ビザの取得方法
長期滞在の場合はほとんどの国でビザが必要となってきます。取得方法は渡航予定先の大使館に出向くか、郵送でのやり取り、または渡航先の空港で直接アライバルビザを発行してビザを貰います。取得するのに早ければ3日、遅ければ2~3週間掛かるので時間に余裕を持って申請して下さい。
東南アジアのビザ
東南アジアは陸で繋がっていたり、近いので往き来しやすいのも魅力の1つですが、国によってビザの状況も変わって来るので訪問する前に ビザが必要かどうか確認して下さい。
条件つきでビザなしで入国可能
ベトナム 15日以内の観光の場合はビザ免除。
タイ 30日以内の観光に限りビザ免除。
シンガポール 14日間以内の観光に限りビザ免除。
フィリピン 30日以内の観光に限りビザ免除。
マレーシア 90日以内の観光に限りビザ免除。
ラオス 15日以内の観光に限りビザ免除。
長期、短期に関わらず観光ビザ取得必要
カンボジア 30日間以内の観光に限り観光ビザ要。(アライバルビザ可能)
インドネシア 30日間以内の観光に限り観光ビザ要。(アライバルビザ可能)
ミャンマー 最長28日以内の観光に限り観光ビザ要。(アライバルビザ可能) タイとの国境の町のみの観光ならビザは不要です。
ビザを取得してベトナムを満喫
ビザ取得の際には、取得するビザの種類、期間にもよりますが、パスポートの有効期限が6カ月以上必要なので、渡航先が決まったらビザと一緒にパスポートの有効期限も合わせて確認して下さい。
ビザを取得するには所定の手続きが必要ですが、ビザがあれば1つの国でじっくりと過ごしたり、色々な国を巡って過ごすことも可能なので、いつもの旅に変化やまた違った発見をもたらしてくれることでしょう。
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