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ベトナムで写真を撮ってはいけない場所・人は?撮影禁止の表示と声かけの基本

ベトナムで写真を撮ってはいけない場所・人は?撮影禁止の表示と声かけの基本

by ホーチミン観光情報ガイド
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ホーチミン観光情報ガイド
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ベトナムでは、軍事関連施設や撮影禁止の表示がある場所にカメラを向けないことが基本です。警察施設や警備・取締りの現場、空港の保安検査・出入国審査の周辺も、旅行者は撮影を控えましょう。寺院は場所ごとに確認し、人を主役に撮るときは先に声をかけてください。

大切なのは「法律で制限される場所」「施設が撮影条件を決める場所」「相手への配慮が必要な場面」を分けて考えることです。スマートフォンでも動画でも、確認を省いてよいわけではありません。この記事では、ホーチミン観光で迷いやすい場面ごとに判断の仕方を整理します。

制作:ホーチミン観光情報ガイド編集部
情報確認日:。公的な旅行情報と法令・政府解説に基づくガイドです。

撮る前に確認したい、場所別の目安

場所・対象旅行者の行動判断のポイント
軍事関連施設・警備区域撮影しない。制限区域に近づかない門、警備設備、周辺の制限も確認
警察施設・職務中の軍人や警察官観光写真の対象にせず、撮影を控える制服の人すべてを一律に撮影禁止とする説明とは区別
空港の検査・審査周辺カメラをしまい、係員の指示に従うロビーと業務・警備区域は別
寺院・宗教施設入口と堂内の表示を確認する境内、堂内、祭壇、儀式で条件が異なる
市場・屋台・人物人や店内を主役にするなら先に尋ねる購入や入店だけでは撮影の同意にならない
子ども保護者と本人の意向を確認する撮影と公開を分け、学校や居場所も写さない配慮を

ベトナムで写真を撮ってはいけない場所・人は?撮影禁止の表示と声かけの基本

ベトナムで見かける撮影禁止の表示。

軍・警察・官公庁は、建物の種類と警備状況を見る

日本の外務省は、ベトナムの写真撮影について、軍事関連施設を除き特に制限はなく、制限のある場所には撮影禁止の掲示があると案内しています。観光地で普通に写真が撮れるからといって、軍の施設も同じ扱いにはできません。

門や塀の外からでも、警備員、出入口、設備などを狙って撮らないでください。遠くから望遠で撮る、車内から短く動画を回すといった方法も、制限を避ける理由にはなりません。

警察施設や取締りの現場も、旅行者向けの撮影対象としては避けるのが無難です。ただし「ベトナムでは警察官を写す行為が例外なく違法」「官公庁の外観はすべて撮影禁止」と一括りにはしません。一般公開されている歴史的建築と、現役の警備区域では条件が違います。表示と管理者の案内を優先しましょう。

参照:外務省・ベトナム安全対策基礎データ「滞在時の留意事項」。

空港では、保安検査と出入国審査の前にカメラをしまう

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空港全体を一律に撮影禁止と考える必要はありません。一方で、保安検査の装置、係員の作業、出入国審査のカウンターなどは、旅行者が撮影を控えるべき場所です。これは本記事の安全上の助言で、空港内の全区域に同じ禁止規定があると断定するものではありません。

「到着した記念に」と動画を回したまま検査列へ進まないようにしましょう。同行者を撮る場合も、背景の検査設備やほかの旅行者の旅券・画面が入っていないか確認してください。案内表示が分からなければ、撮る前に係員へ尋ねます。

制限区域へ入る許可と、そこで撮影する許可も別です。搭乗手続きで通れる場所だから、自由に記録できるとは限りません。

寺院は、境内で撮れても堂内まで撮れるとは限らない

寺院や会館では、入口だけでなく、建物に入る直前の表示も見てください。「撮影禁止」と「フラッシュ禁止」は違う条件です。カメラに斜線のある表示を、フラッシュを切れば撮れるという意味に読み替えないようにします。

撮影可能でも、礼拝する人の顔を近くから写したり、祭壇の前で長くポーズを取ったりするのは避けましょう。僧侶や参拝者に移動を求め、撮影を優先することもしないでください。三脚や大きな照明、衣装を使う撮影は、通常の見学と別に確認します。

ベトナム国家観光局の旅行マナー案内も、人を撮る前に尋ね、プライバシーを尊重するよう呼びかけています。寺院の外観が撮影できても、参拝者の同意まで得られたわけではありません。

参照:Vietnam Tourism「Vietnamese etiquette for travellers」。

市場・屋台では、商品と人への許可を分ける

料理を買ったから、店主の顔や厨房も自由に撮れるとは限りません。自分の皿を撮る場合と、調理の手元や店内を撮る場合では、相手が気にすることも変わります。「この料理」「手元だけ」「顔も含めて」など、撮りたい範囲を示して尋ねましょう。

混雑中は、返事を急がせず、接客が落ち着くのを待ちます。通路や受け渡し口をふさがず、売り場の奥や住宅部分に入らないこと。笑顔で目が合っただけでは、撮影を了承したとは判断できません。

ウェブサイトやSNSに載せる予定があれば、その用途も伝えてください。「写真はよいが公開は困る」という意思も尊重します。商品だけを写す構図に変える場合も、撮影自体を断られたなら撮らないでください。

ベトナムで写真を撮ってはいけない場所・人は?撮影禁止の表示と声かけの基本

ホーチミン市内で撮影した、写真撮影を控えるよう求める掲示。撮影:ホーチミン観光情報ガイド編集部。

人を撮ることと、その写真を使うことは別

ベトナム民法2015年第32条は、個人の画像に関する権利を定め、画像の使用には原則として本人の同意が必要としています。商業目的での使用については、別の合意がある場合を除き、報酬に関する規定もあります。

同条には、公共の利益や一定の公共活動の画像など、同意を必要としない場合も定められています。ただし、道や市場が公共の場所だから、そこにいる人の顔を自由に広告やSNSへ使える、と広げて解釈しないようにしましょう。

旅行者には、特定の人を主役にするなら撮影前に声をかけ、公開するなら用途も確認する方法をおすすめします。これは、撮影行為と画像使用の法的な扱いを同じものとする説明ではありません。

参照:ベトナム民法2015年・第32条。

子どもは、保護者がよくても本人が嫌がれば撮らない

子どもを撮るときは、保護者に確認し、本人にも分かる形で意思を確かめてください。顔を背ける、隠れるなどの様子があれば、撮影をやめます。笑顔を引き出すために、物やお金で撮影を促すことも避けましょう。

公開する写真では、顔だけでなく、名札、制服、学校名、自宅の番地などにも目を向けてください。撮影への同意を、その子の居場所や個人情報を公開する同意と受け取らないことが大切です。

撮影禁止のベトナム語と、短い確認フレーズ

表示意味
Cấm chụp ảnh写真撮影禁止
Cấm quay phim動画撮影禁止
Không dùng đèn flashフラッシュを使わないでください
Khu vực cấm立入などが制限される禁止区域。近づかず案内を確認

Tôi có thể chụp ảnh ở đây không?
トイ・コー・テー・チュップ・アイン・オー・ダイ・コン?
ここで写真を撮ってもいいですか?

Cho tôi chụp ảnh bạn được không?
チョー・トイ・チュップ・アイン・バン・ドゥオック・コン?
あなたの写真を撮ってもいいですか?

Tôi có thể đăng ảnh này lên Instagram không?
この写真をInstagramに掲載してもいいですか?

カタカナは発音の目安です。読みにくければ文字を見せてください。店や施設の撮影許可は管理者に、人物の撮影は本人に確認します。

ドローンは、小型でも自由に飛ばせると考えない

ドローンは、地上でスマートフォンを使う撮影とは別に確認が必要です。ベトナム政府の政令288/2025/NĐ-CPに関する解説では、機体の登録、運用、操縦者などの条件が案内され、外国人の操縦についても追加条件が示されています。

小型・軽量だから、低く飛ばすだけだからと、手続きの確認を省かないでください。持ち込み、機体登録、操縦資格、飛行場所の制限、飛行許可の要否は別々の確認事項です。ホテルや土地の管理者の了承だけで、公的な条件を満たすとは限りません。

米国務省も、軍事施設、国境、政府施設の近くでのドローン飛行に重大なリスクがあると警告しています。旅行前に関係当局へ確認できない場合は、現地で試しに飛ばす計画を立てないようにしましょう。

参照:ベトナム政府・無人航空機の登録・運用条件/米国務省・ベトナム渡航情報。実際の利用時には改正を含む最新案内を確認してください。

断られたら、説明を続ける前にカメラを下ろす

手で制止されたり、撮らないように言われたりしたら、まず撮影を止めます。「あと1枚」「遠くからなら」と続けず、通行の妨げにならない位置へ下がりましょう。相手とのやり取りを、そのまま撮影やライブ配信に切り替えることもしないでください。

すでに撮った画像について指摘された場合は、何を求められているか確認します。言葉が通じず、当局との対応が必要になった場合は、通訳や日本の在外公館へ相談してください。指摘された画像は、問題が整理されるまで公開しないようにしましょう。

本記事では、違反場所や行為に応じた現行の罰則を個別に確定できていないため、一律の罰金額は掲載しません。「少額の罰金で済む」「削除すれば必ず解決する」と考えず、撮る前の確認を優先してください。

制作・情報の確認方法

本記事は、外務省のベトナム安全対策情報、ベトナム国家観光局のマナー案内、民法の公表条文、政府のドローン制度解説などを参照して制作しました。法的な規定、施設の利用条件、旅行者向けの助言を区別しています。個別の撮影案件への法的判断や、現地での許可取得を代行するものではありません。

制作担当はホーチミン観光情報ガイド編集部です。制作メンバー、運営会社を公開しています。現地の規制表示と係員・管理者の案内を確認し、不明な場合は撮影を見送ってください。

参考情報

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本記事は、ホーチミンの観光・旅行情報を日本語で発信するホーチミン観光情報ガイド編集部が執筆・編集しています。店舗情報や観光情報を外部サイトからそのまま転載するのではなく、公開情報を確認したうえで、必要に応じて現地取材・実食を行い、旅行者が実際に利用するときに役立つ情報として整理しています。

編集部では、記事の内容に応じて、現地での取材・実体験、店舗への確認、公式情報、公的機関の情報、複数の外部情報源を照合しています。価格や営業時間など変更されやすい情報については、確認日を明記し、過去の口コミや外部サイトの掲載情報を現在の情報と混同しないようにしています。

また、記事内で「編集部が実際に訪問した」「実食した」と記載している情報は、編集部員が現地で確認した内容に基づいています。実食記事では、訪問日、注文内容、会計、店舗の様子など、可能な範囲で具体的な情報を記録し、読者が掲載情報の確認時点を判断できるようにしています。

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