ホーチミンを観光している途中で、突然雨が降ってきたらどうしますか?
短時間の雨なら、近くの屋根のある場所で少し待つだけでも大丈夫です。でも、雨が長く続くと、ただその場で雨がやむのを待つだけでは、せっかくの旅行の予定がくずれてしまうこともあります。
そんなときは、その日の予定を全部あきらめるのではなく、もっとシンプルに考えてみましょう。雨が降ったら、1〜2時間くらい座って休めたり、観光やショッピングを楽しめたりする場所を見つけて、雨がやんだらまた観光を続ける。
ホーチミン中心部には、カフェ、本屋、博物館、ショッピングモールなど、雨宿りに使える場所が意外とたくさんあります。それぞれ違った過ごし方ができるので、そのときの場所や雨の強さに合わせて選ぶのがおすすめです。この記事では、かなり実用的な基準で7つのスポットを選びました。「旅行中に突然雨が降ってきたとき、雨宿りをしながら少し楽しめる場所かどうか?」という点を基準にしています。
※注意: 以下の★は、雨宿りと観光・休憩を一緒に楽しめるかどうかを基準にした評価です。場所そのものの人気やクオリティを評価したものではありません。
1. Café Carré Nguyễn Huệ(カフェ・カレ・グエンフエ)― 雨が降ったら、カフェでひと休み
雨宿り度:★★★★★
グエンフエ(Nguyễn Huệ)通りを歩いていて雨が降り始めたら、まずはできるだけ遠くまで移動しなくていい場所を探したいところです。
Café Carré Nguyễn Huệ(カフェ・カレ・グエンフエ)は、1区・Nguyễn Huệ 116番地にあり、グエンフエ歩行者天国のすぐ近くにあります。営業時間は毎日8:00〜23:00なので、日中のさまざまな時間帯に雨が降ってきても利用しやすいのがポイントです。
ここはカフェだけでなく、ケーキやフード、バーもあるので、ドリンク1杯だけ飲んですぐ出るのではなく、少し長めに休憩することもできます。旅行中なら、たくさん歩いたあとの休憩にもぴったりです。ベトナムコーヒーを飲んだり、塩コーヒーを試したり、軽食を食べながら雨がやむのを待つのもいいでしょう。この場所のいいところは、雨宿りをわざわざ特別な予定にしなくてもいいこと。雨が降ってきたらお店に入り、座って休憩しながら、このあとの予定を確認したり、外を眺めたりするだけでもOKです。
なぜ5つ星?
- 中心部にあり、グエンフエ周辺を観光するときに便利
- ゆっくり座って休める
- ドリンクだけでなくフードもある
- 朝から夜まで営業している
- 一人旅でも友達との旅行でも利用しやすい
こんなときにおすすめ: グエンフエ周辺にいて、雨が降り始めたらすぐ座って休める場所を探しているとき。
住所: 1区・Nguyễn Huệ 116番地
営業時間: 毎日 8:00〜23:00
公式サイト: Café Carré 公式サイト
2. FAHASA Nguyễn Huệ(ファハサ・グエンフエ)― 中心部で立ち寄りやすい選択肢
雨宿り度:★★★★★
雨が降ったからといって、毎回カフェに入りたいとは限りませんよね。
歩きながら店内を見たり、ちょっとした買い物をしたりしながら雨を待ちたいなら、FAHASA Nguyễn Huệ(ファハサ・グエンフエ)が便利です。
本屋はNguyễn Huệ 40番地、グエンフエ歩行者天国のすぐ近くにあります。FAHASAはホーチミンでも長く親しまれている大きな書店のひとつで、本だけでなく文房具、玩具、ギフトなども取り扱っています。日本から来た旅行者なら、必ずしも本を買う必要はありません。写真集、ベトナムに関する本、文房具やちょっとしたお土産を探してみるのも面白いと思います。雨が30分ほどでやみそうなら、店内を一周してから次の観光地へ向かうのもいいでしょう。雨が長引いても、店内をゆっくり見て回ったり、買い物をしたりしながら時間を過ごせます。
もう一つのポイント
FAHASA Nguyễn Huệ(ファハサ・グエンフエ)は、周辺に観光スポットがたくさんあるエリアにあります。そのため、中心部を歩いて観光している途中で雨が降ってきても、わざわざ別の場所まで車で移動する必要はありません。いったん予定を中断して、雨が弱くなってからまた観光を続ける。そんな使い方ができます。
こんなときにおすすめ: グエンフエ周辺にいて、雨宿りはしたいけれど、座ってじっと待つのはちょっと退屈だというとき。
住所: 1区・Nguyễn Huệ 40番地
営業時間: 毎日 8:00〜22:00
公式サイト: FAHASA 公式サイト
3. ホーチミン市美術博物館(Bảo tàng Mỹ thuật TP.HCM)― 雨の日こそアートを楽しもう
雨宿り度:★★★★☆
雨で予定を変更することになったなら、その時間を観光の一部にしてしまうのもいいかもしれません。
ホーチミン市美術博物館(バオタン・ミートゥアット・ホーチミン)は、1区・Phó Đức Chính 97A番地にあります。営業時間は毎日8:00〜17:00。入場料は大人30,000ドン(約180円)、学生は15,000ドン(約90円)です。
館内にはさまざまな美術作品が展示されているほか、昔ながらの雰囲気を残した建物自体も魅力のひとつ。写真を撮るのが好きな人にも人気があります。
旅行中、天気があまりよくない日に訪れる場所としてもおすすめです。カフェで雨がやむのを待つ代わりに、1〜2時間ほどかけて作品を見ながら、ベトナムの美術について知ることができます。もともと屋外の観光スポットへ行く予定だった場合は、順番を入れ替えてみるのもおすすめです。まずは美術博物館へ行き、雨がやんでから屋外の観光スポットへ向かう。こうすれば、雨の日でも予定を無駄にせずに済みます。
なぜ5つ星ではない?
雨宿りにはかなり向いていますが、車を降りてから館内に入るまでの移動は必要です。雨がかなり強いときは、この短い距離でも濡れてしまう可能性があるので、傘やレインコートを用意しておくと安心です。
こんなときにおすすめ: 雨を待つだけではなく、その時間を観光に使いたいとき。
住所: 1区・Phó Đức Chính 97A番地
営業時間: 毎日 8:00〜17:00
公式サイト: ホーチミン市美術博物館 公式サイト
4. Nhà sách Hải An(ニャーサック・ハイアン)― 本を見るだけじゃない、ゆっくり過ごせる本屋
雨宿り度:★★★★★
FAHASA Nguyễn Huệ(ファハサ・グエンフエ)が歩行者天国周辺で便利なのに対して、Nhà sách Hải An(ニャーサック・ハイアン)は、Nguyễn Thị Minh Khai(グエン・ティ・ミン・カイ)通りやサイゴン動植物園周辺にいるときにおすすめです。
本屋は1区・Nguyễn Thị Minh Khai 2B番地にあります。
一般的な本屋とは少し違い、本だけでなく文房具やインテリア雑貨、読書スペース、クリエイティブな活動ができるスペースなどもあります。ホーチミン市の公式観光情報によると、2階には漫画や文房具、3階にはアート関連の商品、4階には展示スペースがあります。
特に、4階にあるHải An Gallery(ハイアン・ギャラリー)では、さまざまな展示が行われています。そのため、ここは雨宿りをしながら何か見て回りたい旅行者にかなり向いていると思います。本を見たり、お土産や文房具を探したり、さらに長く休みたいときはカフェや展示スペースを見て回ったりすることもできます。
サイゴン動植物園へ行く予定なら?
これも覚えておきたいポイントです。
Nhà sách Hải An(ニャーサック・ハイアン)はサイゴン動植物園の近くにあるので、動植物園へ行く予定だった日に突然雨が降ってきたら、先にハイアンへ行くように予定を入れ替えるのもおすすめです。
雨が弱くなってから、屋外の観光を再開しましょう。
こんなときにおすすめ: グエンフエ周辺より少し静かな場所で、本を見たり買い物をしたり、アートを楽しみながら雨宿りしたいとき。
住所: 1区・Nguyễn Thị Minh Khai 2B番地
営業時間: 毎日 8:00〜22:00
公式サイト: Nhà sách Hải An 公式サイト
5. The Cafe Apartment(ザ・カフェ・アパートメント)― たくさんのカフェが入った建物で雨宿り
雨宿り度:★★★★☆
グエンフエ歩行者天国にいるなら、42 Nguyễn Huệにある、たくさんの看板と緑いっぱいのベランダが並んだ古い建物を見たことがあるかもしれません。
それがThe Cafe Apartment(ザ・カフェ・アパートメント)です。古い建物を利用して、たくさんのカフェやショップが入った複合スポットになっています。ここのおもしろいところは、最初からお店を一つに決めておく必要がないこと。建物の中に入って、それぞれの階を見ながら、自分に合ったお店を探すことができます。グエンフエ通りを見下ろせるベランダのあるカフェもあれば、静かに休めるお店もあります。
雨が1〜2時間ほど続くなら、ここで時間を過ごすのもおすすめです。コーヒーを飲みながら高いところから街を眺め、雨がやむのを待つことができます。
ただし、一つ注意したいこと
The Cafe Apartment(ザ・カフェ・アパートメント)は、雨がものすごく強いときには、あまりおすすめできません。
グエンフエ通りから建物まで移動する必要があり、そのあと階段やエレベーターを使って別の階へ移動することもあります。また、お店によって営業時間が違うため、すべての店舗が同じ時間に営業しているとは限りません。そのため、評価は5つ星ではなく4つ星にしています。
こんなときにおすすめ: グエンフエ周辺にいて、雨がそれほど強くないときや、ホーチミンらしいスポットを少し見てみたいとき。
住所: 42 Nguyễn Huệ, 1区
6. Saigon Centre(サイゴンセンター)― 雨の日はショッピング&食事!
雨宿り度:★★★★★
雨が20〜30分でやむとは限りません。1時間以上降り続く日もあります。そんなときは、一つの建物の中でいろいろなことができる場所を選ぶのがおすすめです。その一つが、Saigon Centre – Takashimaya(サイゴンセンター・タカシマヤ)。1区・Lê Lợi 65番地にあります。
公式情報によると、Saigon Centre(サイゴンセンター)には、ファッション、コスメ、電子機器からレストラン、カフェ、さまざまなサービスまで、多くの店舗があります。
飲食店は10:00〜22:00。その他の店舗は、月曜日から木曜日までは9:30〜21:30、金曜日から日曜日までは22:00まで営業しています。
ここは、一度入れば、いろいろなことができるのが魅力です。
雨が降ってきても、買い物をしたり、食事をしたり、カフェで休憩したりしながら、雨がやむのを待つことができます。気になるお店を見て回っているうちに、時間も意外と早く過ぎていきます。
友達や家族と一緒なら、1〜2時間いても「雨宿りしている」という感じになりにくいでしょう。
ちょっとしたポイント
グエンフエ周辺にいる場合、Saigon Centre(サイゴンセンター)もそれほど遠くありません。ただし、雨がかなり強いときは、道路が冠水している場所や、車が多い道を無理に歩かないようにしましょう。
GrabでSaigon Centreまで直接移動するほうが安心です。
こんなときにおすすめ: 雨が長く続いていて、雨宿りしながら食事やショッピングも楽しみたいとき。
住所: 1区・Lê Lợi 65番地
公式サイト: Saigon Centre 公式サイト
7. 戦争証跡博物館(Bảo tàng Chứng tích Chiến tranh)― 雨宿りしながらベトナムの歴史を知る
雨宿り度:★★★★★
旅行に歴史的な要素も取り入れたいなら、戦争証跡博物館(バオタン・チュンティック・チェンチャン)も選択肢の一つです。
博物館は3区・Võ Văn Tần 28番地にあり、営業時間は毎日7:30〜17:30。現在、9つの常設テーマの展示があり、その他にもさまざまな展示や活動が行われています。
展示内容が多いため、1時間半〜2時間、場合によってはそれ以上かけて見て回ることができます。そのため、雨が長く続いているときには、ただ雨がやむのを待つのではなく、その時間をベトナムの歴史を知る時間に変えることができます。
日本から来た旅行者にとっても、有名な写真スポットだけではなく、ベトナムの歴史についてもう少し知りたいときに候補に入れてみてもいい場所だと思います。ただし、一つ知っておいてほしいことがあります。館内では戦争に直接関係する展示があり、かなりショッキングな写真や資料もあります。そのため、誰にでも気軽におすすめできる場所というわけではありません。
訪れる前に、自分がそうした展示を見ても大丈夫かどうか考えておくといいでしょう。
こんなときにおすすめ: 雨の時間を利用して、ベトナムの歴史や文化について知りたいとき。
住所: 3区・Võ Văn Tần 28番地
営業時間: 毎日 7:30〜17:30
公式サイト: 戦争証跡博物館 公式サイト
雨が降ったら、どこを選べばいい?
実は、すべての人に合う「正解の場所」があるわけではありません。
大切なのは、今どこにいるのか、そしてどのくらいの時間雨宿りしたいのかです。
| 状況 | おすすめスポット |
|---|---|
| グエンフエ周辺で、すぐ座れる場所が必要 | Café Carré Nguyễn Huệ(カフェ・カレ・グエンフエ) |
| 歩きながら本を見たり、お土産を買いたい | FAHASA Nguyễn Huệ(ファハサ・グエンフエ) |
| 雨の時間も観光に使いたい | ホーチミン市美術博物館 |
| サイゴン動植物園・Nguyễn Thị Minh Khai周辺にいる | Nhà sách Hải An(ニャーサック・ハイアン) |
| グエンフエ周辺で、いろいろなカフェを見てみたい | The Cafe Apartment(ザ・カフェ・アパートメント) |
| 雨が長く続いていて、食事+ショッピングをしたい | Saigon Centre – Takashimaya(サイゴンセンター・タカシマヤ) |
| ベトナムの歴史について知りたい | 戦争証跡博物館 |
雨の日にホーチミンを観光するときに覚えておきたいこと
1. Google Mapsの距離だけで判断しない
晴れている日に500m歩くくらいなら、それほど大変ではありません。でも、雨が強く降っているときの500mは意外と大きな距離です。最初から最後までびしょ濡れになってしまったら、数百メートル先にある観光スポットへ行く意味もあまりありません。だから雨の日は、少し遠くても「もっと良さそうな場所」を探すより、今いる場所から一番近いところを優先するのがおすすめです。
2. 15〜30分くらいの雨なら、予定を全部変えなくてもOK
短い雨だからといって、次の観光地をあきらめる必要はありません。近くにカフェや本屋があるなら、そこで少し休憩してみましょう。雨が弱くなったら、また観光を続ければ大丈夫です。
3. 1〜2時間以上降り続くなら、予定の順番を変えてみる
例えば、もともとの予定が
サイゴン動植物園 → グエンフエ → ベンタイン市場
だったとします。でも、突然雨が降ってきたら、Nhà sách Hải An(ニャーサック・ハイアン) → Saigon Centre(サイゴンセンター) → グエンフエのように変更してみるのも一つの方法です。そして、雨がやんでから屋外の観光スポットへ戻ります。こうすれば、旅行の予定が大きくくずれてしまうのを防ぎやすくなります。
4. 出発前に営業時間をチェックする
これは、博物館や一部のお店を利用するときに特に大切です。
例えば、ホーチミン市美術博物館は8:00〜17:00なのに対して、Saigon Centre(サイゴンセンター)は夜まで営業しています。
そのため、夕方になって突然雨が降ってきた場合は、博物館よりもショッピングモールやカフェのほうが利用しやすいこともあります。
この記事を書いた人
アイン - ホーチミン観光情報ガイド編集部
はじめまして、アンです。私はホーチミン市で生まれ育ちました。現在、ホーチミン市オープン大学の4年生です。ホーチミン市には魅力的な場所やおいしいグルメ、温かい人々など、たくさんの素晴らしい魅力があります。私はその魅力をもっと多くの人に知ってもらいたいと思い、情報を発信しています。
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