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ベトナムフルーツ百科【ドリアン・マンゴスチン編】|香りと皮の向こう側

ベトナムフルーツ百科【ドリアン・マンゴスチン編】|香りと皮の向こう側

by アイン - ホーチミン観光情報ガイド編集部
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ドリアンは匂いが強すぎる?マンゴスチンは…どうやって食べる?

ベトナムのフルーツと聞くと、マンゴーやドラゴンフルーツ、ココナッツを思い浮かべる人が多いかもしれません。どれも比較的なじみがあり、日本でも見かけることのあるフルーツです。しかし、初めてベトナムを訪れる人が興味を持ちながらも、少し身構えてしまうフルーツを2つ選ぶなら、私はドリアンとマンゴスチンだと思います。一方は強烈な匂い、もう一方は厚くて硬い紫色の皮が特徴です。


どちらもベトナムではとても人気があります。旬になると、ホーチミン市の市場や路上のフルーツ売り場には、大きなドリアンや濃い紫色のマンゴスチンが並びます。ただし、どちらも見ただけでおいしいものを簡単に選べるフルーツではありません。そこで今回は、味だけでなく、選び方や買うときの注意点、初めて食べるならどちらがおすすめかについて紹介します。


目次

  1. ドリアン――「香り」が味より先にやってくるフルーツ
  2. 初めてドリアンを食べて驚いたこと
  3. ドリアンの種類と選び方
  4. 市場で買うときの注意点
  5. マンゴスチン――紫色の皮の中には何がある?
  6. おいしいマンゴスチンの選び方と食べ方
  7. ドリアンとマンゴスチン、どちらを選ぶ?
  8. 香りと皮の向こうにある、ベトナムらしい体験


1. ドリアン――「香り」が味より先にやってくるフルーツ

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ドリアンの基本情報

  • ベトナム語:Sầu riêng
  • 特徴:強い香りと濃厚でクリーミーな果肉
  • 代表的な品種:Ri6、Monthongなど
  • 食べ方:果肉を取り出してそのまま食べるほか、チェーやアイスクリームなどにも使われる

「外国人が一番強い反応をするフルーツは?」と聞けば、多くのベトナム人がドリアンと答えるかもしれません。実際、果物そのものが見える前に、その存在に気づくこともあります。

慣れている人には甘く濃厚でクリーミーな香りですが、初めて嗅ぐ人の反応はさまざまです。玉ねぎやニンニク、香りの強いチーズを思い浮かべる人もいれば、「これはまだ食べる準備ができていない……」と思う人もいるでしょう。

それでも、ベトナムでは旬になると丸ごと1個買い、家族や友人と楽しむ人がたくさんいます。ドリアンはそのまま食べるだけでなく、チェーやアイスクリーム、ケーキなど、さまざまなスイーツにも使われています。私にとってドリアンは、最初に嗅いだ匂いだけで判断しにくいフルーツです。匂いが苦手だからといって、味まで苦手とは限りません。

2. 初めてドリアンを食べて驚いたこと

実際にベトナムでドリアンを食べたとき、私が最初に感じたのは、匂いよりもその濃厚さでした。見た目から想像していたよりもやわらかく、スプーンですくうとクリームのようになめらかな質感で、フルーツというよりデザートに近い印象でした。シャキシャキした食感やみずみずしさはなく、口の中でとろけるような濃厚さがあります。イメージするなら、フルーツとクリーム系のデザートの中間にあるような味わいかもしれません。実際に食べてみると、最初に感じた強い香りとは対照的に、果肉そのものはとてもやわらかく、口の中に残る甘さが印象的でした。

ベトナムフルーツ百科【ドリアン・マンゴスチン編】|香りと皮の向こう側

甘さや濃厚さは実によって異なり、甘みが強いものもあれば、後味にほんのり苦みを感じるものもあります。そのため、一度食べて好みに合わなかったからといって、すぐに「ドリアンは苦手」と決める必要はないと思います。何度か食べるうちに、その味に慣れていく人もいるからです。

匂いが心配なら、最初から丸ごと1個買うのではなく、果肉を1〜2房だけ試してみるのがおすすめです。気に入れば次はもう少し買えばいいですし、苦手だったとしても、それもまたベトナム旅行らしい体験の一つになるでしょう。

3. ドリアンの種類と選び方

ベトナムでは、Ri6、Monthong(モントーン)、Dona(ドナ)など、さまざまな名前のドリアンを見かけます。しかし、旅行者がすべての品種を覚える必要はありません。自分で見た目だけを頼りに選ぶより、店員さんに、

「これはどんな味ですか?」

「今日すぐ食べられますか?」

「初めてならどれがおすすめですか?」

と聞くほうが簡単です。フルーツ専門店なら、初めて食べる人に合ったものをおすすめしてくれることもあります。

ただし、値段が高いからといって、必ずしも自分にとって一番おいしいとは限りません。価格は品種や品質、季節、販売場所によって変わります。選び方に自信がなければ、無理に自分で判断せず、「今すぐ食べられるものがほしいです」と伝えるのが一番安心です。

4. 市場で買うときの注意点

ベトナムフルーツ百科【ドリアン・マンゴスチン編】|香りと皮の向こう側

これは、ベトナムで初めてフルーツを買う人に特に知っておいてほしいポイントです。ドリアンは、多くの場合1個ではなくkg単位で販売されています。2026年8月にホーチミン市内で確認した価格では、例えば1kg70,000ドン(約425円)でも、選んだドリアンが3kgなら、支払う金額は約210,000ドン(約1,280円)になります。

そのため、購入前に次のことを確認すると安心です。

  • 1kgあたりいくらですか?
  • このドリアンは何kgくらいですか?
  • 合計でいくらですか?
  • 丸ごとの重さですか?果肉だけの値段ですか?

なお、ドリアンの価格は品種、品質、旬の時期、販売場所によって変動するため、ここで紹介している価格は購入時の目安として確認してください。

また、自分で丸ごと割ることにこだわらないなら、果肉だけで販売しているか聞いてみるのもおすすめです。量がわかりやすく、大きなドリアンをホテルまで持ち帰る必要もありません。

5. マンゴスチン――紫色の皮の中には何がある?

マンゴスチンの基本情報

  • ベトナム語:Măng cụt
  • 特徴:厚い紫色の皮と、甘酸っぱくジューシーな白い果肉
  • 食べ方:皮を割って中の果肉を取り出して食べる
  • マンゴスチンは地域によって旬の時期が異なりますが、ホーチミンでは5〜7月頃を中心に、長い場合は8月頃まで楽しめます

ドリアンが匂いで人をためらわせるなら、マンゴスチンは「どうやって食べるの?」と思わせるフルーツかもしれません。ベトナム語ではMăng cụt(マン・クット)と呼ばれています。

外側は濃い紫色の厚い皮に覆われていますが、ほどよく熟していれば、基本的に包丁は必要ありません。両手で持って中央を軽く押すと皮が割れ、中から白い果肉が現れます。その形はニンニクの一片や、小さく房に分かれたみかんのようにも見えますが、味はまったく違います。


マンゴスチンは上品な甘さの中にほんのり酸味があり、とてもジューシーです。初めて南国フルーツに挑戦するなら、個人的にはドリアンより食べやすいと思います。そのため、一度食べると2個、3個と続けて食べたくなる人もいるかもしれません。

ベトナムフルーツ百科【ドリアン・マンゴスチン編】|香りと皮の向こう側

6. おいしいマンゴスチンの選び方と食べ方

マンゴスチンを選ぶときは、皮が硬すぎず、軽く押すと少し弾力を感じるものが目安です。ただし、柔らかすぎるものや、大きく割れているもの、汁が出ているものは避けたほうがいいでしょう。大きい実だからといって、必ずしもおいしいとは限りません。


食べるときは、両手で持って中央部分を軽く押し、皮にひびが入ったら半分に開くだけです。あとは白い果肉を一房ずつ取り出して食べます。ただし、皮は濃い紫色なので、強く握りすぎると汁が手や服につくことがあります。お皿の上で食べるか、ティッシュを用意しておくと安心です。


ベトナムフルーツ百科【ドリアン・マンゴスチン編】|香りと皮の向こう側

少量だけ買う場合は、店員さんに開けてもらうのも一つの方法です。マンゴスチンの旬は地域によって異なりますが、一般的には5〜7月頃で、長い場合は8月頃まで楽しめます。

7. ドリアンとマンゴスチン、どちらを選ぶ?

私ならこう答えます。

挑戦してみたいなら、ドリアン。

まずは食べやすいものから始めたいなら、マンゴスチン。

ドリアンは、好きになる人もいれば、どうしても苦手な人もいるフルーツです。でも、食べて何の印象も残らないことは、あまりないかもしれません。一方、マンゴスチンは甘さと酸味のバランスがよく、ジューシーで、多くの人にとって挑戦しやすいフルーツです。

友人と旅行しているなら、両方を少しずつ試してみるのもおすすめです。まずドリアンを一房食べ、そのあとマンゴスチンを食べてみる。それぞれの反応を見比べるだけでも、旅の途中の楽しい思い出になるかもしれません。

8. 香りと皮の向こうにある、ベトナムらしい体験

写真を見たり、説明を読んだりするだけでは、なぜドリアンがこれほど多くの人に愛されているのか、本当の意味ではなかなか理解できません。また、初めて自分の手でマンゴスチンの皮を開き、中から白い果肉が出てきたときの楽しさも、実際に体験してみなければわかりません。

ベトナムのフルーツには、単なる「味」だけではない魅力があります。旬があり、選び方があり、店員さんとの小さな会話もあります。だからこそ、ベトナムを訪れたら、市場や地元のフルーツ店で、これまで食べたことのないフルーツを1〜2種類選んでみてください。

ドリアンの匂いが苦手かもしれません。マンゴスチンの皮で手が紫色になるかもしれません。でも、それも旅の思い出の一つです。

これまで食べたことのないものを、ぜひ一つ試してみてください。

少し迷ってしまうような香りや、どうやって食べるのかわからない皮の向こうに、旅が終わったあともふと思い出したくなる味が見つかるかもしれません。

まとめ

ドリアンとマンゴスチンは、ベトナムを訪れたらぜひ一度試してほしい代表的なフルーツです。新しい味に挑戦したいならドリアン、食べやすさを重視するならマンゴスチンがおすすめです。

大切なのは、最初から選び方を完璧に知っている必要はないということ。店員さんに聞き、kgあたりの価格を確認し、食べきれる量だけ買ってみてください。そしてできれば、旬の時期に味わってみることをおすすめします。

「ベトナムフルーツ百科」シリーズの次回も、ホーチミンで出会える見た目も味も興味深いベトナムのフルーツを紹介していきます。

なお、果物の旬や品種、販売価格については地域や時期によって異なるため、本記事では現地で確認した情報と公式情報を分けて紹介しています。

参考情報・情報源

マンゴスチンとドリアンの基本情報については、ベトナム国家観光局(Vietnam National Authority of Tourism)の公開情報を参考にしています。

また、ドリアンの品種に関する情報については、南部果樹研究所(SOFRI)の研究資料も参考にしています。

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この記事を書いた人

アイン - ホーチミン観光情報ガイド編集部 avatar

アイン - ホーチミン観光情報ガイド編集部

はじめまして、アンです。私はホーチミン市で生まれ育ちました。現在、ホーチミン市オープン大学の4年生です。ホーチミン市には魅力的な場所やおいしいグルメ、温かい人々など、たくさんの素晴らしい魅力があります。私はその魅力をもっと多くの人に知ってもらいたいと思い、情報を発信しています。

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