旅の帰りの飛行機では、もう次の行き先を考えていました。
マイル修行は、飛ぶタイミングと航空券価格との兼ね合い。次はいつ飛べるかな?どこなら安くいけるかな?と考えながら、次の行き先を決めるんです。
こうして、毎月のように海外へ行くようになりました。
その中でも何度も訪れたのがホーチミンです。
2泊3日の短い旅でも、ローカルフードを食べ、カフェで過ごし、ホテルでゆっくりする。観光地を詰め込むのではなく、マイペースに過ごすのが毎回の楽しみでした。
何度も通ううちに、現地で知り合った人とのつながりも生まれました。
今回は、そんな私(avex)のホーチミンでの旅を振り返ります。
旅行者プロフィール
avexさん
- 旅行期間:2泊3日
- 旅行タイプ:ひとり旅・友人との旅行
- 旅行スタイル:ベトナム料理、カフェ巡り、ホテルでゆっくり
- 旅の予算:5〜6万円
マイル修行|気づけば、ほぼ毎月海外へ
マイル修行を知ったのは、ある旅行系YouTuberの動画でした。
「こんなのあるんだ」と思って、そこから実際にやってみることにしたんです。
1年間の搭乗実績を積んでステータスを取るのですが、やるならしっかり取りたい。そうすると、自然と飛行機に乗る回数も増えていきます。
マイルを使って航空券を取ることもありましたし、ANAのポイントをホテルと航空券のパッケージに使うこともありました。
いつも荷物はリュックひとつ。仕事終わりにそのまま空港へ直行して、カナダまで飛んだこともあります。カンボジアから帰国したその足で、出勤したこともあります(笑)。
カナダのほかにも、アメリカ、東南アジア各国へ。
いろいろな場所へ飛ぶ中で、何度も足を運ぶようになったのがホーチミンでした。
初めてのホーチミン。そこからはじまった現地とのつながり
初めてホーチミンを訪れたのは2017年。空港から市内までバスで向かいました。
でも、ベトナムのバスって、降りたいところで合図をしないと止まってくれないんですよね。当時はそんなことも知らなくて、タイミングを逃し、そのまま目的地を通り過ぎてしまったんです。
そんなちょっとした失敗から始まったホーチミン旅行でした。
最初に訪れたのは、ドンコイ通りやサイゴン中央郵便局、統一会堂など。街を歩きながらローカルのお店に入ったり、カフェで休憩したりしていました。
サイゴン中央郵便局では、ポストカードの売り子さんに声をかけられて断ったら、日本語で「けち」と言われたこともあります(笑)。
何度かホーチミンを訪れるようになって、現地で知り合った人とのつながりもできました。
現地の案内をお願いできる人を探していたとき、ある旅行サービスでその方を見つけたことがきっかけです。ホーチミンについて検索すると上のほうに出てきたので、「この人にお願いしてみよう」と。
実際に会ってみると、いろいろ話すうちに自然と距離が縮まっていきました。
その後、ホーチミンに行くたびに会うようになって、バイクに一緒に乗ったり、クチトンネルへ行ったり。カンボジアとの国境まで、現地のバスに乗って次の旅行の「下見」に行ったこともあります。
観光地を自分だけで巡るのとはまた違って、現地の人と一緒だからこそできる体験が増えていきました。
何度訪れても面白い、ホーチミンの観光スポット
ホーチミンでは、サイゴン中央郵便局やドンコイ通り、統一会堂など、定番の観光スポットにも足を運びました。
その中でも印象に残っているのが、ランドマーク81です。
高層ビルそのものも目を引きますが、私が印象に残っているのは、その下の公園。高いビルの足元にたくさんの家族が集まっているんです。
建物を見るだけではなく、そこにいる人たちの様子を見ると、ホーチミンの街の雰囲気がまた違って見えました。
クチトンネルも印象に残っています。
ホーチミン市内とは違った場所で、ベトナム戦争の歴史を実際の場所で感じられる。現地の人と一緒に行ったことで、その場所について話しながら回れたのもよかったですね。
ただ、私の場合は、毎回観光地をたくさん回るわけではありません。
朝はホテルのジムに行って、そのあと昼寝したり、スコールが降ったら雨がやんで涼しくなってから出かけたり。
何度もホーチミンに行っているからこそ、その日の気分に合わせて街を楽しめるようになりました。
「また食べたい」がある、ホーチミンのローカルグルメ
ホーチミンで食べた中でも、特に気に入っているのがクアン94のソフトシェルクラブです。
小さめのカニを丸ごと揚げた料理で、殻が柔らかいので、そのまま食べられます。
これは現地で知り合った方に教えてもらったのがきっかけでした。
日本で食べると結構高いのですが、ホーチミンでは比較的リーズナブル。カニを丸ごと食べるのは最初少し驚きますが、食べてみるとおいしい。
ホーチミンに行くたびに、また食べたくなる料理です。
もう一つ印象に残っているのが、カエルです。
最初に見たときは、正直ちょっと見た目が……(笑)。
でも、実際に食べてみると、味は意外と普通。鶏肉に近い感じで、思っていたよりクセもありませんでした。
見た目で少し抵抗があっても、食べてみると「普通においしいじゃん」となる。
こういう、日本ではなかなか食べる機会のないものを実際に試してみるのも、海外旅行の楽しさだと思います。
フォーやバインミーもおいしいですし、私はパクチーも好きなので、ベトナム料理は結構好きです。
ホーチミンでは、ガイドブックに載っている有名な料理だけではなく、現地で教えてもらったものを「とりあえず食べてみる」。それも私にとっては旅の楽しみの一つでした。
何度もホーチミンを訪れて、見えるようになったこと
ホーチミンで感じるのは、街の活気です。
若い人も多く、子どもたちが夜遅くまで外で遊んでいる。これからどんどん成長していく途中のような、街全体のエネルギーを感じました。
もちろん、日本と比べるとトイレが汚れていたり、夜の道が暗かったり、気になるところもあります。
でも、海外に何度も行くようになって、そうした違いを単純に「良い・悪い」で見ることが少なくなりました。
人に対してもそうです。
以前は、日本で働く外国人を見て「またか」と思ってしまうことがありました。
それが、自分が海外に行ってみると、言葉の壁がある中で生活することの大変さを想像するようになったんです。
「もし自分が海外のコンビニで働くことになったら、できるだろうか」
そう考えたら、見え方が変わりました。
日本で働いている外国人の方たちも、言葉や文化の違いがある中で頑張っている。海外へ行ったことで、そんなことを考えるようになりました。
これまでは1区周辺で過ごすことが多かったので、次に来るときはメトロにも乗って、まだ行ったことのない場所まで足を伸ばしてみたいですね。
何度も訪れているからこそ、次は今までとは違うホーチミンを見てみたい。
「迷わず、気になったものはすべて体験してみて」
海外旅行って、行く前は準備が面倒だったり、いろいろ考えてしまったりすると思います。
でも、来ちゃえば楽しいんです。
私自身、もっと早く、大学生の頃から海外に行っておけばよかったと思っています。
年齢を重ねると、体力的にも気持ちの面でも、なかなか動きづらくなってくる。
だからこそ、気になったものがあるなら、迷わずやってみてほしい。
「迷わず気になったものはすべて体験してみて。後悔しないで。」
編集後記
お恥ずかしながら、私は今回のインタビューで初めて、「マイル修業」という言葉を知りました。ほぼ毎月海外へ飛び、仕事終わりにそのままカナダへ向かったり、カンボジアから帰国してそのまま出勤したり。マイルをきっかけに、ここまで旅が広がっていくことに驚きを隠せません。
そして、ホーチミンでカエルまで食べてしまうavexさん。気になったものを実際にやってみる行動力が、人との出会いや新しい体験にもつながっているんだなと感じました。
今回のお話を聞いて、旅は「どこへ行くか」だけではなく、そこで何をするかで、もっと濃くなるものだと学びました。私も「やってみたいをそのままにせず、まずは動く」という意識をもって行動しようと思います!
…カエルに挑戦する日は、まだまだ先になりそうですが。(笑)
avexさん、素敵なお話を、ありがとうございました!

