【閉店】ワンタン・マスターWantan Master

中国・広東料理といえば、真っ先に思いつくのが「ワンタン」といった人も多いのではないでしょうか。地域によって調理法は異なるようですが、広東では正方形の生地で具を包み込んだワンタンが一般的で、日本人の皆さんが馴染みあるものでもあります。

こちらのレストランは、2015年に新たにオープンした「ワンタン・マスター」というワンタンの専門店。ワンタンはご飯と麺双方に合うので、ベトナム人にも親しみがあり、ホーチミン5区の中華街では屋台でも食べられている料理でもあります。

7区高級マンション内にて営業中

場所は1区のマックチブオイ通りから7区に移転しています。ショッピングセンターのロッテマートの斜め向かいにあるプールつきの高級マンション「サンライズシティ」の敷地内にオープンしています。

市民劇場からタクシーで約15分程度で着きます。

カジュアルな雰囲気だから、気軽に入れる

中華料理というと、古きよき時代を感じさせる静かな佇まいの内装が定番ですね。円卓のテーブルに掛け軸、高価な美術品などなど。

しかし、ワンタンマスターの内装はいたってカジュアル。学生でも気軽に入れるラフな雰囲気です。

注意深く壁を見てみると、ただの模様と思いきや、実はワンタンが模様を作っていました（笑）

店内は2階建てで、どちらも内装は同じです。

写真上は2階フロア。

清潔な白いテーブルにカラフルのイス。昼時やお腹が空いたときにふらっと立ち寄って、ワンタン料理を一皿食べて外へ出る、といった気軽さがあります。

ワンタンマスターがあるドンコイ通り界隈を行き交う人々はほとんどが外国人旅行者です。それゆえ、点在するレストランは、外観や内装を一目見れば誰もが「ここは高そう」と財布を見つめるような雰囲気の店ばかりです。

そんな中、ワンタンマスターのようなカジュアルレストランは現地のベトナム人にとっても、節約したい旅行者にとってもかなり魅力的に映ることでしょう。

中国の雰囲気はあまりなく、明るい照明が彩る店内

2階席には、大きな窓に向かったカウンター席があります。日中の明るい時間帯は射光が差し込んで心地よい暖かさを与えてくれます。

他とは一味違うワンタンを堪能

ワンタンマスターは、世界中でレストランを経営している香港人女性がオーナー。中華料理に対しても厳しくこだわりを持っているので、味はそこらへんのレストランとは一線を画します。

エビワンタン麺/スープあり

「エビワンタン麺/スープあり」は58,000 VNDというリーズナブルな料金で食べることができます。ぷりぷりのエビの食感とスープがしっかりと絡みついた麺は絶妙にマッチしていて申し分ない味です。

エビワンタン麺/スープなし

「エビワンタン麺/スープなし」も同じく58,000 VNDで提供中。日本のやきそばのような香ばしい香りが漂う麺で、こちらも大振りのエビを包んだワンタンが添えられています。

そのほか、ご飯+ワンタンもおすすめのほか、豚肉や鶏肉、ローストダックといった肉料理も旅行客に定評があります。

申し訳ない程度に添えられている食堂の肉料理とは異なり、ボリュームある大きなお肉となりますので、男性の方はこちらも試食してみてはいかがでしょうか。