年中暑い常夏のホーチミンですが、特に夜になるとローカルの飲食店では鍋を囲む人が目に付きます。こんなに暑いのに、屋外でアツアツの鍋をつつく多くのベトナム人たち。鍋といえば以前わたしの記事で紹介をした火鍋も人気なのですが、今回はベトナム南部の名物料理である「花鍋」をご紹介したいと思います。
ベトナム料理専門店のDong Restrant
今回紹介するお店はホーチミン市の中心部からほど近く、3区に位置している Dong Restrant (ドン・レストラン) です。
座席はテラス席と店内の席に分かれており、夜はライトに照らされて明るい雰囲気になっていました。
ベトナム料理専門のレストランなので、前菜からご飯ものまでベトナム料理が豊富に揃っています。
ベトナム料理の代表である揚げ春巻きは、えびの尻尾がついておりインスタ映えフード。中にはバナナが入っており、バナナの甘さとエビの旨味が絶妙にマッチして非常に美味しかったです!
そして、もう一つのおすすめ料理こちらです。キノコの炒めのチンゲン菜が添え。
中華料理といってもおかしくないような味付けは、日本人の舌に合うこと間違いなし!娘は別で注文した白米にこのおかずを乗せて、中華丼のようにしてペロッと完食していました。
花を食べる!?美食「花鍋」
そして、今回お目当のメインがこちら!花鍋 Lau Hoa (ラウ・ホア)です。
まず運ばれてくるのが、コンロとお鍋。
元々のスープには、人参やニンニクなどが入っていました。
そして、次に海鮮とお肉が運ばれてきましたよ。
海鮮は、エビ、イカ、貝、白身魚。肉は豚肉で、エノキが巻かれています。
そして、大目玉の花!こちらです。
ブロッコリーやエノキといった普通の野菜も少し盛られているのですが、それ以外は花!かぼちゃやズッキーニや豆科の花など、野菜を栽培する過程で間引きされるもので、花といってもほぼ野菜に近いものです。
ビタミンが豊富で、非常にヘルシー!美容や体の熱を下げたりにも、抜群の食べ物なのです!
ちょっと苦いな?と感じるものもありましたが、ゴーヤのような苦さなので問題なく食べ進めることができますよ。
鍋は、全て店員さんがサービスで調理してくれます。細めの中華麺のようなものをさっと茹で、お皿にとり、その上に具材を盛り付けてくれました。
お花はシャキッとしていて食感もよく、肉や魚もたっぷりでお値段なんと410,000ドン(約2,050円)。
今回は大人3人で食べましたが、十分な量でした。
栄養たっぷりで体に優しい鍋で、ベトナム・ホーチミンの暑さを吹き飛ばしましょう。
お店の情報
お店の名前:Dong Restaurant (ドン・レストラン)
住所:37 Le Quy Don St., P7, Dist.3
電話番号:028 3932 0588
営業時間:6:00~23:00