ベトナム料理で不動の大人気メニュー、フォー。ホーチミンと首都ハノイで味わいが異なりますが、発祥は北部のハノイとされています。今回は、フォーの美味しいハノイでも「此処こそがナンバー1!」との声も多い、創業45年の名店「Pho Thin」をご紹介します。2019年3月に東京の池袋に2号店がオープンしたので併せてご覧ください!
「Pho Thin」の場所
Pho Thinはハノイ大聖堂からタクシーで5分程の場所にあります。店内はいつも混雑しています。
メニュー&オーダー
メニューは「Pho Bo Tai(フォー・ボー・タイ)65,000VND(約325円)」一択。「半生牛肉のフォー」という意味です。計算しやすいように、「bang gia=価格表」が貼ってあります。
オプションでTrung(生卵)、Quai(揚げパン)が追加出来ます。オーダーとお会計はベトナムでは珍しく、お店に入る前に済ませます。1日に2,500人ひっきりなしにお客さんが来るので、そうでもしなければ回らないのでしょう。
実食!ベトナムいちのフォーのお味は?
1-2分で運ばれてきたのがこちら。香草やもやしを自分で入れるスタイルのホーチミンのフォーとは違い、ネギとアサツキがどっさり乗っています。牛や豚の骨、野菜、スパイス、にんにくでしっかり取った出汁が効いていながら、サッパリやさしい味わい。お肉はメニュー上では生肉ですが、しっかり火が通っていて、柔らかく食べやすい。もちろんライムや唐辛子でアレンジしても良いですし、揚げパンは是非追加してスープに浸し、最後までとにかく美味しいスープを堪能することをお勧めします!
「Pho Thin」店舗情報
お店の名前:Pho Thin(フォー・ティン)住所:13 Lo Duc,Ngo Thi Nham,Hai Ba Trung,Ha Noi
営業時間:5:30-21:30
Pho Thin Tokyo(フォー・ティン・トーキョー)
お店の場所
池袋東口、サンシャイン通りを入り少し進むと右側にケンタッキーがあります。その角を右に曲がると「つけ麺屋やすべえ」があり、その隣に位置します。開店後まもなく行ってみるとそこだけ行列!殆どがベトナム人です。
「異国の地で、母国の人気店が来れば私も通うだろうな‥」と思いながら待つこと40分。
メニュー&オーダー
オーダーは日本らしく券売機。物価の違いは勿論あれど、ハノイで食べた身としては「890円、高い!」と思ってしまいました。
実食!日本で作るベトナムいちのフォーのお味は?
7分ほど待ち運ばれてきたこちら。見た目は完全に同じです。気になるスープの味は・・完全に本店の味が再現されています!それもそのはず、オープンにあたり創業者のティンさんが来日し、しっかり監修されたそう。卓上には本場と同じく、チリソース、ライム、ニンニク酢、ヌクマムが用意されていました。
「本帰国したら私も絶対並んでしまうわ‥」と思いながら完食しました。揚げパンが無かったのが少し残念ですね。
店舗情報
お店の名前:フォーティントーキョー住所:東京都豊島区東池袋1-12-14 B1F
営業時間:11:00-21:00