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ホーチミン旅行と聞いて、多くの人が思い浮かべるのは
ブイビエン通り、フォーやバインミー、有名カフェやスパといった定番スポットかもしれません。
それらはもちろん楽しく、ホーチミンを知る入口としてとても大切です。
ただ、もし少しだけ勇気と余裕があるなら、
その一歩奥にあるホーチミンにも触れてみてほしいと思います。
観光名所ではないけれど、
体験してみると妙に記憶に残ること。
帰国してから「あれが一番ホーチミンっぽかったな」と思い出すこと。
今回は、そんな
「ちょっと奥にある7つの体験」を紹介します。
1.バイクが往来する道路を渡ってみる
ホーチミンに来て最初に戸惑うことのひとつが、
バイクが途切れなく走る大きな道路です。
横断歩道に立っても、
日本のようにピタッと車が止まることはほとんどありません。
「これ、本当に渡っていいの?」
と足がすくむ人も多いと思います。
最初は危ないなと思いながら渡るのですが、
意外とすぐに慣れてしまうのがホーチミンの横断です。
ベトナムでの横断には、独自のルールがあります。
基本的な考え方は、
車やバイクが避けるので、歩行者は避けないというもの。
・速度を変えずに、一定のリズムでゆっくり歩く
・近づいてくるバイクの運転手と目を合わせる
・自分の前を通ってほしいか、後ろを通ってほしいかを
手のひらで軽く示す
これを意識すると、不思議と流れの中に入れるようになります。
最初はドキドキしますが、
渡りきったときには
「ホーチミンに来たな」という実感が湧くはずです。
2.バイクの後ろに乗って街を疾走する
日本では、そもそもバイクに乗る機会が少ない人も多いと思います。
ましてや、数え切れないほどのバイクに囲まれて走る経験は、
ほとんどないはずです。
ホーチミンでは、Grabバイクなどを使えば、
大量のバイクの流れの一部として街を走ることができます。
個人的には、そこまで怖さは感じませんでした。
それよりも、
街の中に溶け込んで移動している感覚がとても印象的です。
歩いているときには見えない景色、
車では感じにくい街の匂いや空気。
それらを一気に体感できるのが、バイク移動です。
日本でバイクに乗っている人でさえ、
このスケール感はなかなか経験できません。
3.夜の飲み屋屋台で、地元のおっちゃんと乾杯する
ホーチミンの夜になると、
路上には小さな飲み屋屋台が並びます。
そこでは、隣の席との距離がとても近く、
仕切りも何もありません。
知らない人同士が、同じテーブルを囲むことも普通です。
酔っ払ったおっちゃんと目が合ったり、
料理の食べ方を身振り手振りで教えてくれたりしているうちに、
自然と会話のようなものが始まります。
言葉は通じなくても、
場の空気で成立するコミュニケーションがあります。
気づけばビールを持って、乾杯。
そんな夜は、観光名所よりも強く記憶に残ったりします。
4.隠れ家カフェを探してヘム探検する
ヘムと呼ばれる細い路地に入ると、
バイク2台分ほどの幅しかなく、
最初は「ここ、入っていいのかな?」と感じるかもしれません。
家の前でくつろいでいる人、
パジャマ姿で歩く人を見ると、
人の生活圏に踏み込んでしまったような感覚にもなります。
でも実際には、そこも立派な「道」。
そして最近では、
ヘムの奥に突然、洗練されたカフェが現れることも珍しくありません。
生活感とおしゃれさが混ざり合うこの感じは、
ホーチミンならではです。
探して、迷って、見つけた一軒は、
なぜか特別な場所になります。
5.奇妙な公園、スイティエン公園で謎体験
スイティエン公園はテーマパークですが、
正直に言うと、何のテーマなのかよく分かりません。
仏教モチーフ、神話、動物、謎の像。
それらがごちゃ混ぜになって、
独特の混沌とした世界観を作り出しています。
とにかく大きくて、
とにかく不思議。
そして、なぜか楽しい。
「これは日本には絶対にないな」と思える場所で、
理解しようとするより、
ただその空気を楽しむのが正解です。
6.バーソン橋を渡ってホーチミン最新の夜遊びへ
バーソン橋を渡った先は2区。
数年前までは、ジャングルのような雑木林が広がっていました。
それがわずか数年で、
高層マンションが立ち並び、
市民が集うアミューズメントエリアへと変化しました。
屋台村のような飲食エリア、
観覧車や遊具、
週末には大音量のライブステージ。
橋を渡るだけで、
ホーチミンの急激な変化とエネルギーを体感できます。
7.隠れたベトナムNo.1人気メニュー「バインカン・クア」
旅行者にはまだあまり知られていない
バインカン・クア(Bánh canh cua)。
でも実は、
日本人インターンが口をそろえて
「一番おいしい」と言うベトナム料理です。
うどんのような太めの麺は食べごたえがあり、
とろっとろのスープがよく絡みます。
そこに蟹肉がたっぷり。
フォーやバインミーよりも、
生活者寄りのベトナム料理かもしれませんが、
知れば確実に好きになる一杯です。
まとめ:その一歩奥に、ホーチミンの面白さがある
どれも、ガイドブックの定番ではありません。
でも、こうした体験の中にこそ、
ホーチミンの日常と魅力があります。
少しだけ勇気を出して、
少しだけ奥に進む。
そうすると、この街は
ぐっと立体的に、面白く見えてきます。
ぜひ、自分なりの
「ホーチミンの一歩奥」を見つけてみてください。
